石見万葉の旅へ

邑南町の岩屋から、山中を通り、まず斎藤茂吉の鴨山記念館へ。
記念館.jpg
P1080791.jpg
入り口歌碑.jpg
芝桜の美しさで見逃しそうになったのは、「おきな草」
斎藤茂吉が好きで、山形から取り寄せて植栽されたそうだ。見いつけた!
P1080797.jpg
こじんまりとした館だったが、うれしいことに犬養先生の揮毫色紙も展示してあった。
しきし.jpg
今日だけなぜか売られていた貴重なる「鴨山だんご」。ゲット!
P1080849.jpg
いよいよ、すぐ近い湯抱温泉地へ出発。
かつての邑智郡粕淵の山を明治の歌人、斎藤茂吉が柿本人麻呂の終焉の地「鴨山」と
断定したところだ。
学生時代も4軒しかない旅館に分宿し、4軒すべてで大阪大学万葉旅行の会の貸し切り状態に
なる、独特の万葉故地だった。
日の出旅館.jpg
懐かしい日の出旅館があった! 中村屋もある。しかしあまりの静けさに人の気配も
感じられない。いつからか時の止まったままの「湯抱温泉」がそこにあった。
かも山.jpg
みんなで鴨山公園へ。奥に見えるのが「鴨山」です。現地の津目山。
静の岩屋.jpg
洞窟.JPG
洞窟歌碑.jpg
万葉故地として多くの人が認めている「志都の石室」は、海岸線(交通路)にある伝説地で
石見大田市静間の海岸にも立ち寄った。
立ち入り禁止の洞窟にちょっとお邪魔して、江戸時代の石碑を確認。
古代の神様がおられた場所は、こんな暗い狭いところだったのかしらん?(笑)
一路、宿泊地温泉津温泉へ。「ゆのつ温泉」と読む。