考古学と万葉の世界を楽しむ。

まず、私のこだわりの椿の花をご紹介した後は、遺跡をご紹介。
研修のスタートは、かつての巨勢寺跡に立ち、まず説明を受けました。
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そして、この地域で見られる石舞台古墳とよく似た構造の「水泥古墳」を見学。
西岡さんとおっしゃる個人の家屋敷の敷地内にあり、普段は一般人は見学できない場所。
考古学の好きな会員は、持参の懐中電灯で照らしながら見ておられました。
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初日の基調講演で、和田萃先生が「おそらく本当の大津皇子の墓」説を唱えられた
二上山ふもとの鳥谷口古墳。一度来て見たかったので、感慨がありました。
小高い墳丘の中から発掘された石棺。
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どなたかが、花を供え、お線香まで…。何か生々しい感じでした。(笑)
考古学者の説と、二上山上ロマン説の「万葉文学」の世界とのせめぎ合いがありました。
どちらにしても遠ざけられて葬られた「二上山」のあたり。
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そして最後は、葛城の一言主神社へ参拝。桜井満先生の万葉歌碑があります。
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考古学の木下正史先生、岡崎晋明先生、そして万葉は坂本信幸先生、大島信生先生、影山尚之先生
と、超贅沢な講師陣に交じって、先生方のお気遣いにより、私は皆さんで「ふるさと」の
合唱の音頭をとらせて頂きました。
「飛鳥を愛する会」会員募集中です。入会は1000円ですので、明日香村の歴史や文化を
学び、守り、支えていく組織として、多くの明日香村ファンが集いますよう心から祈っています。
そして、私も次回も参加できますよう、願っています。