2月の初めは初金から…。

冒険ではありましたが、「オルガンが弾けるかどうか!」逡巡しながら、仁川教会へ
行ってきました。
年初からの体調不振は本意ではなく、2月には気分一新がんばろう!と思っていましたら、
2月初日の1日が、カトリック教会の信心の初金ミサの日でもあり、これって私は神様に
見守られているのか、試されているのか。
ともかくミサに与ることを思い、オルガンが最後まで弾けるかどうか、とっても不安では
ありましたが、とりあえず奉仕は果たせました。
水浦神父様のお説教が、ちょうどキリシタン迫害の26聖人殉教の日(2月5日)が近いことも
あり、2月1日のきょう、佐賀県唐津あたりを通過している殉教者の中でも、最年少12歳の
ルドビコ茨木のお話をしてくださいました。
そうそう、2月5日は26聖人殉教の記念日の、その大阪カテドラル教会で、弟夫婦が結婚式を
あげた我が家の記念日でもありました。
いたいけな少年が殉教という、この世の命より永遠の命を選択した信仰の強さに驚かされ、
感銘を受けますが、そのお話を聞きながら、私は昨日結果報告の出た、大津市の中学生の
いじめ自殺事件をふと思いました。
少年が「死」に追い込まれていく経過を知り、途中でどうして救ってやることが
できなかったのかと、親、大人世代として本当に責任を感じました。
また残念ではありますが、ルドビコ少年のように、彼は現世ではなく永遠の命を求めたのだ
という思いにもかられました。
今はきっと天国の神様のもとで安らぎを得てくれていることでしょう。
「痛い」「つらい」「くやしい」毎日いろんなマイナスの気持ちが交差する中で、
大震災の中生かされたことや、今までが、心も体も順調に過ごすことができる日々だった
ことを思えば、こんなことくらいで弱音なんかはいている場合じゃないことを反省。
やっぱりミサに与ってよかったと思いました。
聖歌隊席の私のオルガンの横で見守ってくださっているコルベ神父様のお像です。
きょうのところは、「まあまあ、合格!」と言ってくださるかな…。
しかし、「痛い…」!!!!!
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