山口ひとみさん20周年記念リサイタル
1年越しに準備してきた山口ひとみさんのリサイタルが無事終了しました。
ご来場の皆様方には、誠にありがとうございました。心より御礼を申し上げたいです。
おかげさまで大成功に終わったと自負しています。
この機会も万葉うたがたり会の絆の深まりから生まれたもので、つらつら椿という
会社という組織も幸いしましたが、協力者なしでは成り立たない大きな事業でしたので、
この「山口ひとみさんの記念日」という機会に仲間の力が結集できたことは素晴らしい
ことでしたし、もちろん山口さんの人徳もあってのことだったと思います。
ステージは私 制作は山寺さん、打ち上げはうたがたり会メンバーで準備…と自然にうまく
役割分担となり、リサイタルに臨みました。
山口さんはステージに専念することができるように…と思ってのことでした。
プログラムのご挨拶文に書いたように、本人よりも可能性や魅力を知る私たちが(笑)、
ステージ作りの為の仕掛け人となりました。会場、日程、音楽監督、選曲、衣装、
演出…などすべてのことにこだわり、山口さんの理解を得ながら準備をしていったつもり
ですが、半ば強引に説得したといった方が正しいかもしれません。
ただ、いつでもできるステージや、通常と変わらないことはやらない…とか、魅せ方も
いつも美しい山口さんですが、可愛らしさや若さを全面的に出した新たな雰囲気のポスター
などは山口さんに戸惑いがあったようでした。それがプロデユースなのですね!
私は大きな会場での自主的な万葉うたがたりコンサートも常に自分で演出をしてきたので、
演出をしながら演奏も…というのは度台無理な話なのだということが今回よくわかりました。
でも万葉うたがたりばかりは私のこだわりがすべてなのでこれも仕方なく…。
さて、今回山口ひとみさんのステージを支えてくださったのはピアニストの宮川真由美さんです。
山口さんを理解してくださった上で、選曲をはじめ魅力や表現力を引き出して、新たな彼女の
音楽世界を作りあげてくださいました。そして一流のミュージシャンに声をかけて頂き、
きっとこれ以上のバックバンドはこれからも望めないと思えるほどの布陣でした。
でもプログラムの中で「秋桜」は、二人の信頼関係を示すかのようにピアノと山口さんの歌
のみというシンプルなものでしたが、まさに1枚の絵になっていました。
山口さんに皆さんからのお祝いの「心」をたくさん頂きました。
お花だったり、品物だったり、メッセージだったり…。
きっと舞台上でご本人に手渡したい方がたくさんおられたことでしょうが、このたびは
山口さんには万葉うたがたり会がいつもついているのよ!という内外へのメッセージもあり、
万葉うたがたり会だけが舞台に上がらせて頂きました。みなさんごめんなさい。
そしてサプライズは、山口さんの唯一の姪である高校生のなっちゃんに花束を贈呈して
もらいました。
普段から、体の弱い彼女に、お母さん以上に心を砕いて愛情を注ぎ心配りをしている
山口さんにとってもっともうれしいのではないかと思ったからです。
初めてじっくりと鑑賞したおばちゃんの舞台になっちゃんは「憧れ」や「羨望」の気持ちで、
あらためて山口ひとみさんを誇りに思ったことでしょう。
とってもいいショットが取れていました。
ギターの筒井さんも思わず微笑んで…。
さてさて、写真はカメラマン一人しか許されないビルボードでしたが、素敵なショットが
たくさんありますので、またご紹介します。
まずは、達成感と感動の余韻に浸っていたい私ですが、そうもいきそうにありません…。