最高の気分転換の旅でした。

引き続き、懐かしの鴨山は日中にもかかわらず静寂に満ちていました。
当時4軒しかなかった旅館。湯抱温泉の日の出旅館、中村旅館は健在でした。
全部を貸切り分宿、そして中心を流れる川のたもとで、夕食後全員で歌コンパをしたり、
花火をしたり、なつかしい思い出がよみがえります。
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斉藤茂吉が執念を燃やして探し求めた柿本人麻呂の終焉の地、「鴨山」。
鴨山の 磐根し枕ける われをかも 知らにと妹が 待ちつつあらむ
                       巻2-223 人麻呂
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時が止まったような感慨がありました。犬養先生、久しぶりに来ましたよ!
立ち去り難い青春の日々が、そこに残っていたように思います。
近くには、斉藤茂吉記念館ができており、茂吉の思いを顕彰した施設も建てられていたことに
感慨を覚えました。
万葉研究者の方々もここへ初めて来たとおっしゃる方が多かったです。よかった!
翌日は、益田市へ足を伸ばし、「人麻呂信仰」の伝説の残る名所をめぐりました。そして、
長門市仙崎の金子みすず記念館にも立ち寄り、「時の人」?、金子みすずの26歳の生涯を
知ったり、作品を鑑賞しましたが、記念館をはじめとして、周辺の街並みがレトロな味わいで、
なかなかいい感じでした。仙崎はかまぼこの名所でもありました!
そして、私が今回行きたかった場所「角島」へ。予報で「雨」だったので、半ばあきらめ
かけていたのですが、晴れ女の面目躍如!「念ずれば花開く!」
石見の海と同じく最高の景色に、神に感謝!
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逆光ですが…。
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本当に恵まれた、充実した内容のある旅を体験することができました。
「つのじま」名物のわかめアイス。花井先生にご馳走になりました。ありがとうございます。
実は、直前に、長門の昼食会場でも食後に名物「みかんアイス」を食べたばかりで…(笑)
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最後に、旅行中の夕食会の坂本先生のご挨拶の1場面。
重鎮の先生方が並んでおられます…。
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