教会のオルガン奉仕で・・・。

教会から、オルガン奏楽の依頼が前日に入り、急遽だったが時間は作れたので
昨日、仁川カトリック教会の葬儀ミサのオルガンご奉仕をしてきた。
葬儀ミサで弾くのは久しぶりで、ドキドキのところに、お見送りするご婦人が
コーラスをなさっておられたので、グループの方々がミサ中に合唱をされるという
オプションもあって、私に打診があったようだ。

練習をするので早めに来てほしいということで、1時間くらい前に行ったが、既に
練習が始まっていた。みなさんは聖心女子学院の同窓生のコーラスグループだった。
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を故人に捧げられたが、さすがカトリック校出身の
方々で、ミサの聖歌もしっかり歌って下さり、信者の方も多かったように思う。

故人はまだ60代で、演奏中、涙しながら歌われているお仲間の姿を見ながら、私たちも
こうして友人を見送ることがいつか訪れることの現実と、見送るより見送られた方が
幸せなのだろうか…などと、いろいろ考えさせられてしまった。
女学生の頃からの絆はまた親、兄弟とは違い、共有した「私たちの人生そのもの」である。
みなさん、なつかしい「あの頃」を思い出しながらお見送りをされたに違いない。
あの頃、人生に終わりがあるなんて想像もできなかった私たち…。
老いた両親を始め、友人、自分のことに置き換え、深く考えさせられたひとときだった。
ともかく、毎日を大事に生きること…。では、今日も元気で!!!