クリスマスin明日香!

入江泰吉さんが1992年に亡くなられてから、はや、20年です。
節目ということもあるのでしょうか、犬養万葉記念館の23年度秋期特別展として、入江泰吉
記念奈良市写真美術館の協力を得て、特別展「写真家・入江泰吉―わたしの愛した萬葉の
大和」を開催し、入江氏の撮影写真とともに万葉故地をご紹介した企画展示が行われました。
気になっていたのですが、最終日が25日ということで、駆け込みで行ってきました。
(山内さんは25日に行ったそうでした。 笑)
久しぶりの記念館は静謐なやさしい空気に満ちていて、「犬養先生ご無沙汰しています。」
と、内心謝りながら…でした(笑)。
正面のケースは、今秋、いや昨秋私が何回か行った山の辺の道にある犬養先生の「衾道」の
歌碑の原書。やはりなにかタイミングのよさや、メッセージを感じます。
入江泰吉さんの写真の素晴らしさは有名ですが、閲覧用のテーブル上の大きな「写真集」が
圧巻でした。没後20年を経ても人を感動させる宝を残されたことに敬服しました。
命がけの仕事の成果なのでしょうね。でも作品を制作されるについて、苦しさやしんどさも
きっとあったでしょうが、必ず「楽しさ・幸せ」も倍あったことだと思います。
犬養先生を見ていて、強い思いを裏付ける「情熱」は、好きだからこそ続けられる…から
生まれていたように思いますもん。
また同機するように、大阪府立大学の新たな取り組みのツールに、入江泰吉さんの
ポストカードが作られ、地域連携研究機構の業務の1つに、加えられました。
地域連携研究機構は、大阪府立大学の教育・研究を地域社会につなぎ、シンクタンク機能や
生涯教育機能、産学官連携など本学の地域貢献活動を総合的に推進することを目的とする、
社会・地域貢献で、開始されるたひとつに、万葉学者の村田右富実教授が中心になられて、
視聴覚を通して万葉との接触、心の本質との接触を楽しんで頂こうと高岡万葉歴史館・
入江泰吉写真記念館との3者でたちあげられた『万葉集』普及の事業です。
私たちも「万葉ネットワーク」の一員として認めて頂き、ポストカードの販売に協力させて
頂くことになりました。
ちょっとした「入江泰吉ブーム」がおこりそうです!(笑)。
犬養記念館でゆっくりしたあと、明日香から桜井の多武峰まで行きやすくなった…と聞いて
いたので、初めて走ってみました。
なるほどいつの間にこのような道ができていたのやら、びっくり。
また、素晴らしい景色が広がる高台の道であり、棚田や、大和平野が一望できます。
クリスマス寒波で、この日は雪の舞う本当に寒い雪曇りの1日でした。それでもこの光景です。
あらためて来てみたいと思いました。
               DSCF3722.jpg
帰りには、夢耕社でお正月用のお野菜をしっかり買ってきました。
本当に豊かな気持ちになります。マンションの玄関には…葉ボタンの寄せ植えも1500円で
購入!ちょっとお正月気分になりました。
さて、今夜はクリスマスイブ。教会のミサは、寒いのであしたにしよ~っと!
               DSCF3748.jpg


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