切ない秋の夜長・・・。

同級生の弟さんが、急に逝去されました。クモ膜下出血でした。倒れられたと聞いた翌日の他界。あっけないことでした。還暦をとうに過ぎた私でも、ありがたことに両親は健在で、「親に先立つ不孝」だけは避けなければ・・・と思いますが、この世の中「命の残高」は神様しかご存じありません。まさに神様にゆだねながら日々を大事に過ごすことのみです。ですが、子どもの時から知っている友人たちの家族や兄弟、ましてや年下の人との「別れ」は悲しすぎます。そして、入院中のお母様がおられましたので、未亡人でいらした上に息子さんの「死」をどう受け止められたのか、身近なだけにあまりにも切ないです。

私も3歳違いの弟に、年の順で人生を全うしてねと冗談のように言ってきましたが、姉弟共にして60歳を過ぎると、二人とも世間的にもう「若い」などと言えない年齢になりました。ご冥福を祈りつつ、冷えてきた今夜の秋の夜長を過ごしています。