22日、記念館に河内音頭が響く!

今年も盆踊りの時期がやってきました。夏祭り=盆踊りのイメージがあります。死者の精霊を供養するための踊りで、念仏踊りが原点といいます。河内家菊水丸さんは河内音頭の伝承者ですが、河内地方で行われていた盆踊りの流派。近江の江州音頭とルーツが近いと聞きます。そして菊水丸さんの音頭は「語り」形式の唄で、その語りには出世物語、義理人情もの、歴史史実など、大変広い範囲の演目があり踊ることも魅力ですが、「語り」をしみじみ聴くことも楽しい貴重な時間です。忙しい菊水丸さんですが、河内音頭だけではなく人情にも篤く、ラジオウオークでご一緒してから以降、岡本との長いご縁を大切にしてくださり、大阪・福島の音楽サロンで「河内音頭を聴く会」を5年ほど続けてくださったのち、私が明日香村の犬養万葉記念館に館長になってからは、明日香村でも「河内音頭を聴く会」を続けてくださることになり、本当にありがたいことです。
6発24日に私も今夏の出陣式に参加しました。

ずっと菊水丸さんを応援されて、毎年ご挨拶をされていた野中弘務さんが亡くなられたので、舞台には追悼のお写真が飾られていました。
300人からのパーティには、吉本興業のお仲間や、メディアの女性パーソナリティや、河内音頭やふるさと納税で感謝されている自治体の首長さんや、議員さんなど、多種多様の方々が参集されていました。菊水丸さんの人脈というのも出会った方ひとりひとりを大事にされるところから、菊水丸さんをみんなが大好きになってしまうのですよね。自然広がるわけです。

お開きのあと、このように出席者すべての方との記念写真にも応じてくださり、そのサービス精神にも脱帽です。
どさくさに内助の功であまり人前に出られない美しい奥様とも2ショットをお願いしました。

さあ、いよいよ来週の日曜日、明日香村での公演です。豪快な三条史郎さんの太鼓、名アシストの石田雄一さんのギターにしみじみと語り、出し物を聴き、あいまの軽妙なトークも楽しいです。
みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げております。そして、私は菊水丸さんとのご縁に心から感謝です。