コンサート 宴のあと。

コンサートが終わってから、来場者のアンケートを拝見したり、人づてに当日の
感想や、エピソードや、後日談を聞いたり、私自身がコンサートテープを確認したり、
ブログと並行に、「12月4日」の記念日をしっかり胸に刻みつつあります。
会場も400名余の入場を賜わり、来れない方々の中には、祝電やお花を届けて下さり、
みなさまのお心遣いにも心から感謝いたしました。
大ホールなのですが、「大集会室」と言うネーミングに、来てびっくりされた方もあり、
「30周年」と言う規模を伝えきれていなかった面もあったようでした。
内容で消化不良な部分も残っており、終わってバンザイ!という気持ちにまだ、なれないのが、
正直なところです。個人の30周年ではあるけれど、万葉集に初めて触れる方に楽しんで
頂く為に・・・、また、プログラム曲も私の紹介したい曲にどこまでこだわれるか・・・などに
加えて、「万葉うたがたり」は、オカモのライブ感が魅力なのに、「日記」という形で
「読んだ」ことは、いかがなものか…といろんな意見を頂きました。
ただ、「普段とは違う舞台」でしたので、プロジェクトにおいては、時間の制約と、事前に
準備された内容が求められる整然とした流れを演出するためでしたので、また通常の
万葉うたがたりコンサートでは、臨場感あふれるライブ演奏をしていきます。それゆえ、
演出に苦しんだ分、今も私自身の中で、消化しきれていないのだと思います。
ただ、節目を越えた解放感はあり、次の万葉うたがたりコンサートをサロンでやる時の意欲や
構想など、新たな楽しみもできました。
仲間、人の運や、皆様のおかげで、30年も続けられたことが自分でも驚きでした。
総括はいろいろありますが、やっぱり『万葉集』のおかげで、恵まれた人生を過ごせたことに
感謝し、犬養先生、扇野さん、松田さんに今回のコンサートは、大成功だった!とご報告
することにします!
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憧れから、思い出となった大阪市中央公会堂です。


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