コンサート いろいろ (遊劇体)

「私と娘」の共演が実現しました!!!
私と娘の親子関係をご存知の方々もたくさんおられますが、親子と言うよりは、まるで姉妹の
ような関係で過ごしてきましたので、世間の家庭の母子とは違っていたかもしれません。
娘は、舞台に立ち多くの人の前で「万葉」や「音楽」を披露する母親をごく当たり前のように
見て、育ってきたようですが、娘は娘で、音楽の環境よりも中学校から演劇部に入り、以来
「芝居」一筋でぶれることなく、我が道を歩いて行きました。そして入団した遊劇体も10年
選手になり、もう中堅女優となりました。私たちは、自分たちの個性や、形は違っても
「人に何かを伝える」表現者の道は同じと、お互いに尊重し合いながら過ごしてきましたが、
今回「岡本の30年」であるので、個人的な希望も叶えさせてもらってもいいのではないかと
娘との共演を希望し、実現したことは、先日ブログに書いたとおりです。
同志社大学在学の時からの京都暮らしで、親離れのできない私と違い、早々に一人で
生活をしていますので、顔を合わせるのも年に数えるほどでした。コンサートの朗読劇
のためにTSUBAICHIが練習場となり、11月になってから週に2度ほど団員が集まりましたので、
久しぶりに娘と顔を合わせる機会ともなり、コンサートが終わった今、遊劇体の練習が
なくなったことが、ちょっぴりさびしくなりました。
朗読劇の「万葉人生」の犬養先生に、ご存命の間は「つかさちゃん」と呼んで頂き、よく
かわいがって頂きました。6枚目のCDの富士山のジャケットに書かれた万葉歌は、つかさの
誕生の時に犬養先生が「つかさちゃんへ」…はカットしましたが、書いてくださった貴重な
書です。
ですから、劇団で唯一犬養先生を知っている者としての「思い」は強かったようでした。
舞台上で犬養節も披露し、恩師を娘がかわって顕彰し、追悼してくれたような気持です。
遊劇体の朗読劇は、犬養先生が大好きな明日香村村長には特に印象的だったようです。
数日前、明日香村の公社から、当日のテープを聞かせてほしいと連絡がありましたもん!
いろんな方をコンサートにお誘いしましたが、「わたしとつかさ」を知る方に、もっとも
見て頂きたかったので、私の両親をはじめ、それぞれの個性で親子が同じ舞台を務めた感慨を
共感して頂けたのではないかと自己満足しています。
コンサートをきっかけで、遊劇体のお仲間の方々とも親しくなれましたし、お世話になっている
主宰で、演出家のキタモトマサヤさんといろんなお話ができたことも有意義でした。
娘の世界は、私には計り知れない世界ですが、本人が夢と楽しさと甲斐を感じながら
頑張れる間は、応援していきたいと思います。自称、最大のサポーターですが、要するに
過保護な親ばかの母ですが、私もライフワークを持つ先輩として娘の目標にもなってくれます
ように精進あるのみ???です。
203.jpg


0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA