エジソンの蓄音機
山口ひとみ先生と一緒に歌う楽しいカルチャーです。
毎月第3水曜日というのもだいぶん定着しました。
きょうは、新年早々と言うことで大きなお年玉がありました。それは、
TSUBAICHI講師の中西久幸さんの多彩な引出しの一つをご披露頂き、みんなで
楽しませて頂きました。そうです!懐かしの「蓄音器」を…。
ビクターの「犬がスピーカーに耳を傾けている」図のついた、ボックスが
これです。
懐かしい歌を歌いに来てくださっている方々ですので、特にリクエストを頂き、
上位ランクの3曲を聴かせて頂きました。、
江利チエミの「テネシーワルツ」と東海林太郎の「国境の町」と霧島昇の
「誰か故郷を思わざる」のSPレコード3曲を鑑賞させて頂いたのです。
ハンドル手回しの力で、独特の針のノイズで響く「音楽」は、共鳴箱を通して
しっかり聞こえます。
思わず「今ならエコな道具よね。」と声が出ましたが、本当にあらためて
そばで見るとよくできた機械だなあと思います。
私は小学生の時、夏休み中のラジオ体操は、垂水の八幡神社で毎日蓄音機で
していました。(ポータブルですもんね!?)
針は、今でも貴重ですが、昔は尺八の竹を使った「竹の針」も使っていたとか。
竹の針も見せて頂きました。
鉄の針より再生音が「まったりして」心地よいらしいです。(そうなんだ。)
今日はジャズ・歌謡曲でしたが、もちろん中西さんはクラシックから浪曲まで
いろいろ持っておられますので、またTSUBAICHIカルチャーで「蓄音機で聴く
懐かしの音楽」という機会を是非設けてみたいと思いました。
私のひいおじいちゃんは、モダンな人だったらしく、蓄音機で音楽を早くから親しみ
遺言では、亡くなった時にお葬式で藤山一郎の「丘を越えて」のレコードをかけて
ほしい…と言っていたそうです。身内はやはりその時には憚ってすぐにはかけられ
なかったそうですが…。(笑)母(の祖父のこと)は、SPレコードがいっぱいあって
一緒によく聞かされたわ…と言っていました。
貴重な体験のできた、山口カルチャーで、次回もひょっとして聴く機会があるかも。
昭和のよき時代を彷彿とさせ、ちょっと胸キュンの思いが蘇られたでしょうか。
中西さん、ありがとうございました。
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