猪突猛進!
「名草山 言にしありけり わが恋の 千重も一重も 慰めなくに」
巻7-1213 作者未詳
和歌山市和歌の浦から臨める「名草山」は、中腹に紀三井寺のある
有名な山で、もちろんこの万葉集にもあるように、南紀へ往還の旅人が、
名草山を通りかかった時に、恋人のことを思って詠んだ歌だろう。
その山中が猪やイノブタラッシュになっているとは、しらなんだ!?
昨日NHKをはじめとして全国ニュースで、大暴れした猪の話題がトップニュース
だった。神戸の私の母校の近くや芦屋川の周辺も出没するので、よくある
話題・・・と気にも留めなかったのが、留めました!!!
だって、万葉故地が全国ニュースの話題になったのですから…。
さんざん人を襲い、暴れまわったあげく、電車で轢死とか…。
やはり結末にはなんともあわれを誘う。
里山がなくなり降りてきたというより、今回の原因は猪・イノブタが増えすぎて
ブヒブヒ!密度が高くなり、あふれだしてきたというような状況のようだ。
名草山も有名になりました! ハイ!
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