西宮を歩く

西宮市の生涯教育の宮水学園という組織がある。
私は文学コースで過去、講師をさせていただいたことがあるが、西宮市の
歴史や文化や地理を学ぶ「ふるさとコース」があることをこのたび初めて知った。
中心となってご指導をされている空野啓佐さんとお目にかかる機会を得て、
30年近い西宮市民でもある私は、かねてから「西宮市」をもっと理解したい思いも
強かったので、きょう、歴史探訪ウオーキングセミナー「苦楽園口から西宮神社へ」
というコースに参加をさせて頂いた。
(目からウロコ)
・何度も、車で通過して「こんなところ」に!…という箇所がいっぱい。
 越水城址、旧西国街道、小清水(井戸水)、常盤の一本松地蔵、
・そうだったんだ!と納得
 夙川の変遷、名次神社の本殿、角の松原の湾入位置、マンボウ体験などなど。
西宮探索 001.jpg西宮探索 015.jpg
吾妹子に 猪名野は見せつ 名次山 角の松原 いつか示さむ
ここは、西宮市城山町、下は崖になっていて、古代の湾入箇所らしき???
前方に海が見えます。歌の詠まれた場所かも。
(西田公園案内)
西宮で唯一の万葉関連施設の植物園。犬養先生の揮毫歌碑もある。
今回、ここで「秋の七草」について、山上憶良の歌と、公園植物のお花のご説明を
するのがお約束だったので、犬養節と私のメロデイーも共にご披露した。
残念ながら、七草のゾーンは尾花くらいで、あとは枯れかけた藤袴くらいしか
なく、あまりに殺風景! でも犬養節を久しぶりに聞きました、とか、以前
犬養先生と大和三山を歩きました…と話しかけてくださる方があり、
うれしかったなあ!
(西宮神社)
近くの、傀儡子の碑を最後に見て解散。その後、空野さんと、紹介の労を取って
くださった広瀬さんと3人で、西宮神社へ。
それは、「狛犬」と「六英堂」の説明をして頂くためだったが、なんと本殿で
参拝をしている時、偶然、先月の犬養先生のご命日祭を取り仕切ってくださった
田辺神官が通りかかられ、ご挨拶できた!
橿原神宮→湊川神社→西宮神社(現)と修行!?(転勤?)されているそうだ。
いわゆる神官さんのエリートコースを歩んでおられる!と見た。(笑)
(おまけ)
10月に発売されたばっかりの「えびすせんべい」←地元活性化のための
新製品のお店に立ち寄った。そして、6月にオープンしたばかりの戎館
(戎座人形芝居館」見学も…。やっぱり西宮=えべっさん?
西宮探索 017.jpg
今日の印象では、えべっさんの前で万葉集はインパクト薄いです!
しかし、全然知らなかった西宮の古跡やゆかりに興味津津。
次は自転車でおさらいできそうです。


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