谷中でデート!

気になっていた犬養先生へのご報告をやっと果たすことができました。
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昨年の100年祭の報告と感謝。多くの方々との再会や、新たな出会い。
犬養万葉顕彰会の役職の全う。私の近況や、語りかけたことはいっぱい。
そして、愚痴や甘えや私の独断と偏見をいろいろ聞いて頂きました。
お墓を管理してくださっている坂本家さんの奥様にも、昨秋の谷中墓前祭
のお礼を申し上げ、三月に逝去された犬養悦子さんをともに偲びました。
谷中でも、また代官山の東京展示でも特に昨年は、お目にかかる機会も
多かっただけに、納骨もすまされ、お墓にも名が刻まれていることが、
信じられなくて、不思議な気がしました。
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関西なら、お盆の週で日曜日でもあり人出が多いはずですが、東京は
一月早い七月がお盆の行事なので、ほとんど人影もなく、ゆっくり過ごす
ことができました。また晴れ女の私にはめずらしい霧雨のそぼ降る墓参に
なり、寒~い一日。前日の大阪と段違い!なんだこれは!
さすがに名物の谷中のネコの姿も少なく、会いたい!
また、お墓で覚悟していた蝉しぐれもなく、上野公園の森でやっと
雨天決行の蝉の声が聞こえたくらいでした。
アブラゼミカルテット(雨天で小規模)に、ミンミンゼミソロが入ります。
東京のミンミンゼミは、だいたい5回鳴きます。犬養説は正しい!!!(笑)
(私はただいまレポートに追われて冷や汗の、坂本ゼミです! ハイ。)
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来る、9月13日には、犬養先生が亡くなられて10年が経ち、西宮神社会館で
命日祭を行います。早い。もう10年なのですね。本当にあっという間でした。
でも、神様のご配慮もすごいです。犬養先生が亡くなられた通夜の日は、
仲秋の名月で明日香村では観月会が行われていました。10年目の命日祭も
偶然ですが、仲秋の名月の時期にあたり、翌日には明日香村をはじめ、
全国で観月会が催されるのですよね。
お月さまが大好きだった先生。「万葉の月」のお話が懐かしいです。
私も先生と万葉集のおかげで、「お月さま」は生活の一部になっています。
13日の命日祭に集った方々は、きっと犬養先生らしい、印象的な感慨深い
時間を過ごされることでしょう!
私も最後のお手伝いです。(私の記念日でもありますし…)
先生、また来ますね。犬養先生のたましひは、明日香村にあると思い、
でもいつも私の心の中に居てくださっています。
上野・谷中は? やはり犬養先生の原点の地であることが、私を引き寄せる
のだと思います。さあ、明日からがんばれそうです!


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