北島康介、やったね!

昨日の柔道の内橋正人選手に引き続き、平泳ぎの北島康介選手が
先ほどオリンピックで、金メダルを獲得した。それも世界新記録で!
私たちは、すごい、素晴らしい、おめでとう! 御苦労さま!くらい
しか言えない。
もはや、個人の競技ではなく、その重圧たるや、どれほど大きかったことか。
自信があっても、体調がよくても、やはり勝負事は相手があってのこと。
相手だって、日本人以上に努力をして臨んでいるのだ。
中国百年来の夢、「北京オリンピック」の開会式は、やはり日本にとって
古代から歴史上でも身近な大国であるだけに、イントロダクションの
中国夢幻譚は、面白かった。衣装・楽器・文明の変化や、大勢の出演者に
よって繰り広げられたが、その訓練、練習はいかに…。コンピュータ制御以上の
完璧さで、また楽しそうに演じられていたことが素晴らしかった。
翌日のマスコミ論評にあったように、外交問題、地震災害を尻目に、
国威を発揚しすぎとか、三大文明の自慢は世界史を支配しているかのようだとか、
もちろん、表裏一体の政治的問題は、必ず通り過ぎるわけにはいかないが、
「オリンピック」というスポーツを通じて世界中が集うお祭りという観点
からすれば、開催国のパフォーマンスは年々派手にはなっているが、
やはり興味深く、ワクワクしてします。
これからも、日本選手の結果が気になるところだ。
かつて、マラソンの円谷幸吉が「もうこれ以上走れない!」と自殺した。
国民の過重な期待は、選手を追い詰める。
マラソンの野口みずき選手が肉離れとか…。nhkスペシャルで、訓練
の様子を見た。きっと練習のしすぎ、もしくは周りの期待が過酷な練習を
強いたのだと思う。
本人はそれでも「出たい」だろう。
私たちは世界一の能力を持っている彼女を知っている。
オリンピックに賭けるがあまり、選手生命をちぢめて欲しくないな。
君原健二氏が、ピークを過ぎ、栄光を過去のことにしても「走ることの
楽しさ」を生涯続けておられるように、彼女にとって、国民のために
走らなくていい。地道なライフワークとして彼女のがんばりをこれからも
見続けていたいと思う。
それにしてもいくつもの「評判倒れ」の結果は、マスコミの過剰な
評価か、諸外国のハングリー精神に劣る淡白さなのか。なんとも
判断できないところだが、私は注目されていない選手の活躍のほうが
喜びが高まる。
たかがオリンピック、されどオリンピック。
将来の子供たちのためにも、「感動」や「努力」を大いに伝えて
もらいたいものだ!
ところで、甲子園球場の高岡商業は、今敗れました! 
また来年待ってま~す!


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