切ない秋の夜長・・・。

同級生の弟さんが、急に逝去されました。クモ膜下出血でした。倒れられたと聞いた翌日の他界。あっけないことでした。還暦をとうに過ぎた私でも、ありがたことに両親は健在で、「親に先立つ不孝」だけは避けなければ・・・と思いますが、この世の中「命の残高」は神様しかご存じありません。まさに神様にゆだねながら日々を大事に過ごすことのみです。ですが、子どもの時から知っている友人たちの家族や兄弟、ましてや年下の人との「別れ」は悲しすぎます。そして、入院中のお母様がおられましたので、未亡人でいらした上に息子さんの「死」をどう受け止められたのか、身近なだけにあまりにも切ないです。

私も3歳違いの弟に、年の順で人生を全うしてねと冗談のように言ってきましたが、姉弟共にして60歳を過ぎると、二人とも世間的にもう「若い」などと言えない年齢になりました。ご冥福を祈りつつ、冷えてきた今夜の秋の夜長を過ごしています。

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久しぶりに更新しました!

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フェイスブックは手軽なので、日記代わりにアリバイ記事を載せていますが(笑)、肝心のホームページがおざなりになっているとずっとご注意を受けており、久しぶりに、写真、スケジュールいろいろ手直しをしました。作業しながら、余計に面倒くさくなってきた次第です。汗。
大阪・福島のTSUBAICHIサロンで、10月末の閉館前に最後のバースデーパーティをしてもらってから早1年です。1年後のサロンは、カフェレストランとなって新たなオーナーさんが開業してくださっています。長らくかかった隣のマンション工事も、2年がかりでようやく完成しました。入居はまだのようです。そして、道を挟んだすぐ隣の一画には、病院とタワーマンションの計画が進んでおり、1年のことで大阪の北ヤードがますます変化しつつあることに驚きです。もはやサロンでの思い出も過去になりつつあり、名残惜しいようでもあり、夢の出来事のようでもありました。サロンの幕を閉じる前のセレモニーとして、最後に甲南女子校での同級生が、10月15日、16日に十五夜、十六夜文化祭を開催してくれて、久しぶりにみんなが集まり、趣味や特技の披露の大同窓会となりました。私ごときに友情の深さに心から感謝しました。当日は来れなかったけれど、いまや時の人となった小池百合子さんも仲間の一人です。
もうすぐまた一つ年を重ねますが、元気で穏やかに過ごしたい・・・としみじみ思います。私も自重しているつもりですが、まだ走り続けているところもあり、年齢を自覚して過ごしたいと思うこの頃です。

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岩本君がやってきた! ビバ! トゥジュール・サクソホンアンサンブル。

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音楽サロンTSUBAICHIで出会った優れたアーチストは、私の自慢でもあり、誇りでもあります。私のスタンスは万葉でも、何でもいつも同じ。「喜びや幸せはみんなで共有したい」ということです。

犬養万葉記念館でようやく実現した奈良県主催のムジークフェストという音楽祭に、私自身が大好きになったサウンドのサックスアンサンブルコンサートを開催することができました。大阪でのファンやお客様を呼ぶことより、まず記念館で演奏してほしいということで、地元対象のムジークフェストの機会に、岩本君の参加しているトゥジュール・サクソフォンアンサンブルの出演をお願いしました。

定員40名に何と78名のお客様の入場。心から感謝申し上げます。立ち見でも・・・と記念館の廊下に並ばれた方々の列を見て、普段と違った光景に一瞬信じられない思いでした。

うれしかったのは、岩本君のご配慮で、プログラムの中に「万葉・5楽章」があったこと。この曲は知る人ぞ知る、櫛田朕之扶氏作曲のサクスフォーン4重奏のための曲を演奏してくださったことでした。

志貴皇子ー大伴家持ー大伴旅人ー柿本人麻呂ー駿河采女の万葉歌をモチーフに作曲されていました。岩本君が私の出番を作ってくださり、曲の前に私が簡単な説明と朗唱をさせて頂き、みなさんに聴いていただきましたので、犬養万葉記念館ならではの演目となり、本当に感激と感謝でした。また、のちの記念館で特筆すべき出来事となりました。犬養先生も天上で喜んでくださったことと思います・・・。

定員の倍近いお客様も、当初はご不満もあったようですが、コンサート終了後はみなさん本当に「来てよかった。聴いてよかった。」と喜んで頂き、ほっと致しました。また次回に期待して、トゥジュールの方々の益々のご活躍と音楽での交流を楽しみにしています。岩本君、辻本先生、森下さん、山添さんありがとうございました。
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十字架

2015年の初金曜日

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クリスマスも御ミサに与れず、張り切って出かけた私の新年のミサは、初金曜日。
前夜の雪が残っていて、隣のマリア幼稚園の園庭も真っ白・・・。

晴れやかな空を見上げると、冷たい空気もかえって背筋が伸びて、心地よく感じられます。

毎月の初金曜日は、「信仰のミサ」だが、私には神様と対話する貴重な個人の祈りの時でもあり、昨年も心身ともにくじけそうな時に心の安定を得られた機会でもありましたので、お正月の1月2日にタイミング良く与ることができたことに感謝しています。

DSC08787水浦神父様には、何かとご配慮頂き、オルガン当番の時しか教会に行かない私を見守って頂いています。
信仰告白の「私は思い、言葉、行い、怠りによってたびたび罪を犯しました」ということが、私にはすべてなのですが、実際、毎日自らを振り返ることばかり・・・。
年を重ねていながら情けなくもあり、人生を全うするまで、葛藤や悲喜こもごもが続いて行くのだなあという実感でもあります。
明日から日常が戻りますが、年末・年始少し自分を取り戻せた時間にホッとしています。
仁川教会の庭の一角にフランシスコの像が移設していました。クララ会の修道院にあったものです。

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マリア像、フランシスコ像にお祈りをして、私の「初詣・教会編」となりました。

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泉鏡花「お忍び」と中川芳三さんを思う。

10月17日から20日までの4日間、京都の五條会館での娘の劇団「遊劇体」の芝居に、いろんな方々がご遠方からも観劇くださいまして、誠にありがとうございました。
娘もいつのまにか中堅どころとなり、いろんな「役柄」を経験させて頂き、本当にありがたいことです。
私は熱心な娘のファンではありますが、当日まで、役柄や、物語の内容を明確に把握していないので、大変スリリングな期待感いっぱいで出かけます。
今回は芸妓さんの役でしたが、年齢的にも「風格」というのか、貫録と女らしさが加わり、見ている方も安定感がありました。

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遊劇体の「泉鏡花シリーズ」も2002年から上演が始まり、もう12年も経つのかという感慨がありますが、第1回の「紅玉」の時に、犬養先生の教え子で、「松竹」の重役でおられた中川芳三さんが、ふらりと見に来られていました。
中川さんは歌舞伎が好きで、大阪大学の経済学部から、松竹に入社されましたが、そのエピソードは犬養先生が生前よく語られていました。「先生、僕は歌舞伎が好きなので、どうしても松竹に入社したいのですが、どうしたらいいですか」と真剣に悩みを相談する中川青年に、犬養先生が「そんなに松竹に行きたいなら、毎日会社の門の前を掃除して、会社の人々に熱意を伝えなさい。」と話をされたそうです。その後中川君は松竹に採用された・・・と、どこまでが真実の内容かわかりませんが、中川さんはその後松竹で演出家として大活躍をされ、多くの歌舞伎役者を育ててこられました。また奈河彰輔さんと言うペンネームで、戯曲の作家としても活動されました。
「紅玉」の芝居でお目にかかった時に、私の娘が出演していたことに驚かれましたが、その時「僕は若手の芝居を観るのが好きで、時々見に行きます。」とおっしゃっていました。
その中川さんが、10月に逝去され、ちょうど遊劇体の芝居の直後でした。あれから12年・・・。時間の流れが、娘の成長をも実感させてくれたように思います。
中川さんとは、昨年の犬養先生の15年命日祭でお目にかかったのが最後となりました。犬養先生が亡くなられたあとも行事には毎回欠かさずご出席くださっていたことで、中川さんが犬養先生を慕われ、青年時代の「松竹入社」について犬養先生に生涯感謝をしておられたのだと思います。今頃はきっと天国で、犬養先生との再会を果たしておられることでしょう。

さて、遊劇体の戯曲公演も全12作中で、「深沙大王」「愛火」「稽古扇」「公孫樹下」「鳥笛」「日本橋」の本公演を残すのみだそうです。
私も最後まで付き合いたいものです。

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泉鏡花「お忍び」いよいよ上演!

お忍び

明日17日から20日まで、娘の所属する劇団、遊劇体の公演が始まります。
主宰のキタモトマサヤさんがこだわりを持って、13年前から泉鏡花戯曲全作品の上演を試みておられますが、今回で9作品目です。
このたびの「お忍び」は、鏡花の最晩年の作品で、最後の戯曲と言われています。
いまだ演劇界で上演された記録のない、画期的な初演です。
会場が、京都の五條会館と言う、大正時代に建てられた歌舞練場で、空間と作品との融合が鏡花の世界をより一層引き立たせてくれます。
今回も娘はどんな役で出演するのか、楽しみです。台風が先週でよかったね。
一人でも多くのお客様に見て頂きたい「芸術作品」です。京都までご遠方ですが、鴨川の風情や、旧歓楽街の名残を残す希少な場所。
行楽シーズンでおあり、ふるってお出かけいただきたいと思っております。

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丸本池鶴さん

まる3 TSUBAICHIを開店してから出会った「お客様」ですが、キャリアと言い、センスといい、そしてお近くにお住いでこんなに素敵な方ともお親しくなれてうれしいことです。丸本さんは、入江泰吉写真展に来て下さり、2回目の入江展ではまるでお名刺代わりに、アレンジフラワーをプレゼントしてくださいました。その時にご本人のライフワークを知りました。このたびの展覧会のご案内は、「花と共に45年」という個展ですが、これが最終回の発表会ということでした。ご案内を頂き、1日だけの「展覧会」でしたので、ぜひにと出かけました。ロイヤルホテルの会場の1室は、展示だけではなく丸本さんのお弟子さんや来客でたいへんにぎわっていました。その中でお目にかかれて光栄でした。 「器」にもこだわりを持っておられますが、私がもっとも好きだったピンクの濃淡の風合いのアレンジメントのためのクリスタルの器だけを今回は購入しただけ…とおっしゃいました。あとは長年の身近な器を使用されたそうです。 お花も器や、見せ方でこんなにも表情が違うものなのですね。感心しました。

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額に入ったブリザーブドフラワーは、立体感のある絵画でした。

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落ち着いた大小の和皿も品が良くて落ち着いていい感じです。

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この花の存在感、月下美人だそうです。それも食用とか???

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お花の色合いと器を支える演出がユニークでした。

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わずかなご挨拶の時「本当はTSUBAICHIでやろうかと迷ったの。またサロンのご案内もくださいね」と言ってくださいました。お世辞でもありがたい言葉です。 展覧会に伺ってみて、あらためて今日までフラワーデザインの第1人者として精進してこられた輝かしい経歴に敬服いたしました。今後ともよいお付き合いを続けていきたいものです。 贅沢な時間をありがとうございました。

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大和三山を行く!

宝塚売布のコープカルチャーで、年2回の「万葉の旅」を実施している。
制約があってバス旅行ができないため、おおよその目安は「大阪9時頃集合、
歩く距離は6キロくらい、現地で4時頃には解散してほしい」とコープからのミッション
で計画を立ててみる。
第1回目はもちろん明日香村をご案内したが、その後は山の辺の道を近鉄朝倉駅から
4回に分けて、近鉄平城駅まで北上した。また大宇陀のかぎろひの里を訪れたこともあり、
その時の旅の思い出を詠んでくださった安原さんの短歌が「柿本人麻呂賞」を獲得され、
私たちにとってもよい思い出となったことはうれしいことだった。

そして今春は、受講者の希望で「大和三山」に行きたい…と三山を登る?ことに
なった。耳成山139m、香具山148m、畝傍山199mというどれも200mに満たない小さな山で
あるが、コープミッションを満たすことができるか、悩みながらではあったが、割愛も
可能なので、当日、ともかくコースの行けるところまで行こうとスタートした。
前日まで天気予報の状況が悪く、「雨」の予報もあったが、おかげさまで何とか降らず
おまけに、曇り空であったため、太陽の照り返しに遭うこともなく歩けたので、結論から
言うと、大和三山もすべて登り、全コース14キロを歩いた。と言うより、私と違い歩き
慣れておられないカルチャーの方々が、よくぞこの距離を歩いてくださったことの感心と
持久力にしみじみ感謝した。

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巻1の2、舒明天皇が国見をされた香具山の万葉歌碑の前で記念撮影。「天の香具山」です。

さて、大宇陀で詠まれた短歌が入賞された安原さんが、先日「先生にだけお見せします。」と
大和三山を歩いた時の歌を私に下さった。
「世界遺産 登録目指すと 老い人は 耳成山口神社清むる」
「咲垂るる 楝の花の 下に立つ 万葉人の 心となりて」
「紅白の 庭石菖を 愛で行けば 藤原京址 揚げ雲雀鳴く」
「いづこよりか 春蝉の 声しみ通る 橿原神宮 神苑深く」
「万葉人の 心を帯びて 汗しつつ 畝傍山頂 目指して行けり」
「畝傍山に のぼり来たれば 晴れやかに 金剛葛城二上連山」
歌の場面の思い出が、よみがえってくる。本当に素敵な歌日記である。
そして、安原さんが一緒に下さった同人誌に「万葉集を学びつつ」というエッセイを
載せておられた。コープカルチャーの講座の様子や講師の私のご紹介を過分にして
下さっており恐縮したが、学んでいく上で生まれる「さまざまな疑問」について触れて
おられ、「万葉人」の感性に賛嘆しつつ、万葉集へのさらなる探究を楽しみにしておられる。
拙い講師で申し訳なく思うとともに、今後もみなさんの万葉集への期待にそうことが
できるよう、私もしっかり勉強しなくては、とかえって励まされた気分でもある。
2009年秋から始まった宝塚コープカルチャーも、もうすぐ満5年を迎える。
今後もアットホームな「万葉家族」でありたいものだ。

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5月31日(日)午後2時より… 「ちんどんやがやってくる!」

imgtop1745月31日(日)午後2時より…
「ちんどんやがやってくる!」

いよいよ私が楽しみにしているちんどん屋さんの
お仕事ぶり?宣伝マンの歴史?ユニークな音楽演奏
など、いろんな角度から楽しませて頂こうと
思っています。
TSUBAICHIは音楽サロンですが、大体は洋楽が
多く、今年はサロンで「日本の音楽」も体験したい
と思い、日本の伝統芸に親しむシリーズという
ことで、音楽を伴った日本の文化・芸能にも触れて
みようという試みを企画中です。
その記念すべき第1弾、「ちんどんやがやってくる」
みなさんどうぞふるってご来場ください。
お子様も大歓迎です!

まずは、おめでとうございました!

統一地方選挙後期では、西宮市市会議員に私たちの応援していた市民派の女性候補
よつや薫さんが、2選目を果たされた。
組織のない、手作りの選挙ではあるが、聡明で、謙虚なお人柄で、まっすぐな目線で
取り組まれる問題は、よりよい市民の生活のためだけではなく、もっと先を見据えた
国家に繋がる問題が山積みされている。オール与党化の議会改革も必要だ。
何よりも議会と言う男性社会に対して、女性の進出は私たちの願いでもある。
どうぞ、目に見える形で、がんばってくださいね!