コンサート あれこれ(続々)

コンサートから、はや1週間!
私は、未だに毎日毎日「12月4日はもう終わったのだ!」と不思議な時間感覚で現実を
過ごしております。
今日のブログはコンサートの打ち上げ風景です。
時間も人も設定がむづかしく、TSUBAICHIで行いました。
これは2回目の乾杯ですが、この時でも照明・音響・舞監が撤去作業中で全員ではありません。
本当に多くの方々にお世話さまになりました。
出演者は舞台上でご紹介することができましたが、それ以上に準備期間を経て、頑張って
くださったスタッフの皆さんには、言葉で言い尽くせない感謝です。
まず舞台監督の沢渡健太郎さん。大きな舞台をハードの面から仕切るトップとして、
娘から紹介してもらいました。普段は芝居が中心の舞台のようですが、ご自身もバンド活動を
芝居にコラボさせながらのアーチストでもあったので、私の演出の希望にもいろいろ相談に
乗ってくださったり、知恵を授けて頂きました。また当日の進行で、予定がずれ時間に追われ
胃が痛いような思いもさせたみたいですが、私には寸分心配させないように、笑顔で対処して
くださいました。最後まで「私の意志」を尊重してくださり、ご理解が本当にありがたかったです。
音響はサロンで専属に信頼している、富岡照雄さん。昨日やっとテープを入手して、当日の
コンサートの流れを確認できました。古くて、使い勝手も悪い公会堂でしたが、最高の音質で
みなさんに音楽を提供できたことをうれしく思います。
もちろん、富岡さんはチーフで、お仲間のPAの業者さんや、富岡さんの生徒たちの動員も含めて
私の「作品集」コンサートのための音楽をより美しい音色に演出してくださったことを心から
感謝しています。これからもTSUBAICHIでよろしくね!
照明は、富岡さんのご紹介で、友人の池田誠一郎さんにお願いしました。プログラムで大事な
お名前の印刷ミスをしてしまい、ごめんなさいでした。笑顔のいい誠ちゃんは、私たちの歌う
「歌詞」の一つ一つを検討して、照明の工夫をしてくださいました。客席で眩しかったという
ご意見もありましたが、限られた予算で、苦労して頂き、ありがとうございました。
そして、私の老後の楽しみ?…いえ、当日を知りたいので、DVD制作に、阪本敏さんに
撮影をお願いしました。会場が広い為、2台のカメラで撮って頂きました。いつもと規模の
違う大きなコンサートでしたので、私たちはあまりこだわりはなかったのですが、制作担当者に
会場内の写真撮影は禁止で!と決まりましたので、唯一の舞台での写真はDVDで確認することに
なります。早くみたいなあ。
初めて舞台制作をお願いしました。山下陽子さんは、てきぱきと、でも謙虚です。
さりげなく、会場をしっかり統括される。かっこいい仕事ぶりでした。
制作とは、会場についての準備一般で、控え室・受付・会場すべての管理と運営でした。
今まで、300人ホールで私一人でやってこれましたが、800人ホールとなると、当然、
一人で準備は無理でした。こんなに多くの人たちが関わってくださったのです。
「乾杯!」「ありがとうございました!」
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最後に、このコンサートの本当の主役は彼女だったと思います。
山寺寿子さん! 
もちろん「オカモの30周年」ですが、それを実現させるための準備、根回し、奏者としての
練習・スタッフ、出演者との交渉・そしてTSUBAICHIの日課…とまだまだ・・・。
私がコンサートの「中身」に専念できるように…ですが、私が気づかいないこと。私が言えないこと。
私への配慮が大いにありました。
その上で、事務的、実務的な細かい手続きや連絡やチラシ、パンフレットや印刷物の準備、
何もかもが山寺さんの手を通って行きました。
そして、衣装の新調のため、自宅で縫物をし、サロンでピアノ練習です。
本当に頭が下がりました。今は残務整理で、再びの忙しさです。
本当にありがとう! 
山寺さんなしには、この日を迎えられなかったと思います。
私は子供がお母さんを呼ぶように、何かにつけて「山寺さ~ん!」です。(汗)
聡明で、かつ機微に敏く、多才で、器用な彼女と共に仕事ができることを幸せに思います。
ありがとうございました!!!!!!!!!!
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万葉集全20巻朗唱の会(TSUBAICHIバス旅行)

もう1週間が経ちました。急いで報告しなきゃ!!!
高岡万葉まつりには毎年「万葉歌手」として、ご招待を頂いていました。オープニングで
「高岡旅情」を婦人会の方々と共に合唱させて頂き、開会式ではテープカットをし、
引き続き「招待朗唱」者として、来賓扱いを受けるのですが、毎年毎年同じパターンで、
決まった箇所の同じような万葉歌しか朗唱できないので、「万葉を歌う」私としては、
果たしてこれでいいのだろうか…と、その他に個人でノミネートをして、夜中に歌ったり
早朝に出演したり…と別に出演もさせて頂いていました。
また、高岡では招待者としての束縛もあり、久しぶりに出会った方々とゆっくり過ごすことも
できなかったので、朗唱の会も21回目を迎えましたので、今回から私も参加の形を変えることに
しました。
そして、犬養先生との「僕がいなくても僕のかわりにみんなを高岡へ連れて行ってね!」との
約束通り、サロンのオカモゼミや、宝塚のコープカルチャーの生徒さんをはじめ、はじめて
万葉の高岡へ行かれる方もありましたので、私も終始同行して旅を致しました。
バス参加者にゆっくりお食事をして頂こうと、夕食会は古城公園の三の丸茶屋の浪漫亭で、
イタメシのコース料理でした。何と途中で、高橋正樹市長が、隣の体育館で行われていた故地交流会の
最中にもかかわらず、わざわざご挨拶に来て下さり、大変恐縮いたしました。
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食事の後、翌朝朗唱する古城公園を散策したり、朗唱の舞台を見学したり、個々に楽しんで
過ごして頂きました。行きのバスの中で振り分けた「万葉歌」ですので、急遽ホテルで練習
された方もあったと思います。
3日(日)の朗唱時間は8時20分~。
衣装の着替えや、写真を写したりで、出演前から大騒ぎ!これが楽しいのです。(笑)
私は、奈良で平城京1300年遷都祭で、天平采女の姿を経験させて頂いたこともあり、今回は
パフォーマンスとして、自前の衣装+ヘアースタイルで勝負!!!
(しかし、早くから時間もかかりましたし、ひっつめのムースで後が大変でした・・・)。
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オカモとともちゃんは、巻16でしたので「荒雄物語」を歌い、山寺さんは「しただみわらべ唄」
を詠いました。なかなか楽しそうでしょ!
バスのお仲間は、半分以上が「初めての経験!」と言いながら、なかなかの芸達者ぶり。
圧倒されました。思い切り案ずるよりは産むが易し!でした。 
みんなで最後に「高岡旅情」を歌えて私はとっても満足です。
しかし、予定の時間を大幅に過ぎて、思い切り舞台ジャックしてしまったようでした。
ごめんなさい。でもみんなとても楽しかったようで…よかった!
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何と、高岡市万葉歴史館の関さんが、いつもながらのお心遣いで、私たちが出演したほやほやの
録画をすぐに下さいましたので帰りのバスが盛り上がったこと!!! 大受けでした!!。
朗唱のあとは、すぐに着替えてバス旅行の続きです。いよいよ万葉の故地「伏木」から氷見へ。
続きはフォトギャラリーで報告いたします。

TSUBAICHIバス旅行(その2)

大阪を出発して、最初の見学地は現在、福井県の南越前町の「かへる」神社。
私たちが万葉旅行で歩いていたころの「地名」は今庄町でした。
バス停には、懐かしい「帰」の文字が残っていました。
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かへる見の 道行かむ日は 五幡の 坂に袖振れ われをし思へば (巻18.4055)
大伴家持が越中国司で赴任中に訪問者、田辺福麻呂をもてなした時の歌で、「帰る」と地名の
「かへる」を重ねて、山中峠を隔てて下った五幡の坂で手を振ってください…と詠みました。
その「鹿蒜神社」で、TSUBAICHI名物のオムコロ弁当で昼食タイム。
夏を思わせるような日差し、暑さで、またまた季節を錯覚しそうでした。
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神社の拝殿前で、最初の集合写真。
    
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奥の本殿は、雪深い地域なので、階段や周辺が苔むしていて建物の風化も進んでいました。
そして越前の森の緑と土の「匂い」が印象的でした。静かと言うより、深閑とし過ぎて
怖いくらいでした。
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さすが、本場のそば畑。息をのむほどの美しさ。今庄は越前そばの里ですものね。
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私たちを運んでくれたのは、4月のかたかごツアーでお世話になった「みらい観光」のバスでした。
深田運転手さんも気さくな笑顔よし!
富山県までのドライブもみんなで合唱したり、高岡万葉朗唱のレクチャーなどをしながら、
城山名ガイドの説明や巧みな話術に翻弄されながら、一路砺波平野の集落の特徴である
散居村を見学に。平野に碁石をちりばめたように点在する・・・と表現される散居集落は
生活の知恵で風雪や夏の暑さを防ぐ屋敷林があり、ミュージアムで民俗道具や資料などを
見学した後、夢の平(スキー場)近くの散居村展望台へ昇り、平野を一望した。おー!
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夢の平は広大なコスモス畑で有名な秋の行楽地ですが、まだあまり咲いてなくて残念。
でも秋の風情をもっとも強く感じる「花」ですね。
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このあと高岡へ到着。瑞龍寺の見学に入館可能時間の4時を過ぎてしまい、諦めかけていたのですが、
そこで合流した高岡市最強観光ボランテイアの尾竹さんのおかげで、裏口入門???
利長くんとも出会ったのでした!(つづく)

TSUBAICHIバス旅行(その1)

10月2日(土)、朝8時に大阪駅前を出発し、名神から北陸道へ。
途中、今庄の「かえる」神社に寄り、境内でお弁当。砺波の散居村ミュージアムを見学のあと、
夢の平(スキー場)の高みまでドライブし、散居村を一望できる展望台に到着。
ここはコスモスの森のような有名な場所ですが、まだ満開には時間がかかりそうでした。
やはり百聞は一見に如かず、散居村の光景を一望。広大な田んぼにちらばった住居の様子が
よくわかりました。
そのせいで、高岡入りは夕方になりましたが、尾竹さんに案内をお願いしていたので、時間は
過ぎようとしていたにもかかわらず、瑞龍寺に入れていただきました。八丁道では、「利長くん」が
迎えてくれました。
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と言うスタートの旅。まず個人的な楽しいショットをご紹介。
今回の高岡万葉まつりの朗唱には…とパフォーマンスを準備していました。
それは、平城遷都1300年祭の時に私が装わせて頂いた、奈良時代の采女の姿の体験から
水上舞台で特にヘアースタイルをご紹介したいと思いました。正倉院のボランテイアガイドの
経験から関心を持たれて、今では古代衣装の研究家として、遷都祭のイベント・オペラ・その他
すべての衣装部門について考証したり、製作したり、協力をしておられる山口千代子先生に
お願いをして、カツラを作って頂きました。
そして、私と山寺さんが、平城の京のイラツメとして古城公園にたたずみました。
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ともちゃん家持くんの横で、いかがでしょうか。
朗唱もバス旅行のお仲間は、なかなかのもの。しっかり舞台ジャックしちゃいました。
全員写真はHPのトピックスに載せています。
おまけは、朗唱が終わって開放感。古城公園のお濠でバスを待っている時、思わずスキップ
して楽しんでしまった私!
 
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と言うわけで、後半のバス旅行に!
思いがけなく、2日目の昼食の会場のお隣のお寺に、こんなにかわいい石像が…。
藤子不二雄さんの名作の主人公たちがいるやん! 
すぐに反応する私たちは、一緒に記念写真です。
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肝心の旅行の中身については、次回にアップします。
ともかく楽しかった様子を自慢したくて!!!!!
しかし、ふと自分の年齢を自覚して我に返ることが怖いです!(汗)

平城万葉フォーラム・万葉うたがたりコンサート

5月22日(土)に久しぶりに奈良での万葉フォーラムが開催されました。
翌日から今も終日の雨ですが、当日は快晴のもと、奈良女子大学を会場に
全国から万葉ファンや、万葉故地の関係者や、新聞などで知られた一般参加者など
500名近くが集合して始まりました。
坂本信幸先生の基調講演「平城京と万葉集」があり、引き続き「全国万葉大使」
のシンポジウムとして、万葉の各地からの報告や、問題提起、協力呼びかけなど
映像を交えながらそれぞれ活発な発表のあと、私たちの万葉うたがたりコンサート
を30分させて頂きました。
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サンバDeツバキのテーマソングで幕を開け、平城京の小野老のシンボル歌、
「あをによし 奈良の都は 咲く花の 薫ふがごとく 今盛りなり」の歌を
はじめとして、遣唐使を送る歌「海のシルクロード」と平城京での恋愛模様を
思わせる「WE ARE ALL ALONE」、そして私自身のこだわりは、奈良の京にありて
よけいに「ふるさと飛鳥」が懐かしく思われる心持なので、是非「明日香を追慕する歌
を歌いたい」と強く思いましたので唐突だったかもしれませんが、「明日香風」を
演奏しました。しかし、アンコール(のつもり)曲の「大和しうるはし」を歌う機会が
なく、残念でした。
今回「平城遷都1300年記念」ということで、奈良が舞台でしたが、会場が奈良女子大学
というのもよかったと思います。
昨年で創立100年を迎えたキャンパスに集って頂き、昼食も学食を経験して頂けましたし、
駅からも近くて何よりの場所でした。当日は残念ながら、鹿が校庭の草を食む光景を
ご覧頂けなかったことは残念でした。
私たちのコンサートの関係もあって、音響や会場の設営はTSUBAICHIの富岡さんを
中心に頑張ってくださったので、助かりました。サロンも役に立ってます!!!。
今回の私のへこみは、「無口」いや「六口」のオカモを自負していますのに、
適当な表現・語彙が見つからず、つまってしまったこと。そう言えばこの頃「人名」を
覚えるのが得意だったのに、出会ってもなかなか思い出せないようになってきました。
やばい! これって絶対老化だ。脳トレーニングをしなきゃ!と切実に思った瞬間でも
ありました。いやだなあ…。
追伸
 平成の歌垣に出演したせいで!?、私と山口さんがもっとも入念にメイクを
していたみたい!(オカモの必勝アイテム、つけまつげ情報が有名になっていて
何人かの方にメイクをチェックされました。
万葉うたがたりは「ナチュラルメイク」ですとも…(笑)。
今回は「草笛光子さんに似てますね」なんて言われました。
それこそ、草笛光子も伝説の女優に近くなり?若い人は知らないかも(汗)。
まあ美人に似ているということにしましょう!!!
次のコンサートは、6月12日、西宮です。                

TSUBAICHI1周年コンサート報告!

サロンができてから、万葉うたがたり会のアーチストのミニコンサートを
ご披露してきましたが、1周年を記念して、運営している岡本・山寺私たちが
サロンの宝であるピアノの演奏会をしたいと、今回の出演の運びになりました。
気持ちの上で、「がんばるぞ!」という覚悟はしっかりできていましたが、
いよいよ練習を始めた頃から時期が寒くて指が動きにくかったことや(汗)、
連弾やデュエットのプログラムを準備したものの「二人で一緒に練習する」
時間の捻出がむづかしく、思いのほか当日まで精神的に重圧の日々を過ごしました。
うれしいことにお申し込みのほかに当日直接来てくださった方も多く、
50名近い満席状態で、余計に緊張もあり、また弾き甲斐もあり…。
1部の「ピアノ・エレクトーン」演奏と、2部では、平城京遷都1300年記念の
行事にちなんで、「万葉うたがたりコンサート」を行いました。
最後にシャンパンでご来場の皆様とご一緒に「1周年」を祝い乾杯!!!
みなさまありがとうございました。
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「つばき」にこだわり続けた1年でしたが、ご来場のみなさまにも「つばき」
のグッズのおみやげを…。(HPに引き出物の?資生堂パーラーの「つばきパイ」写真)
あくまでも「遊び心」と「私たちのこだわり」です。(笑)
この1年、サロンを支えてくれた山寺さん。このたびはピアニストとして
素晴らしい実力もみなさんに発揮してくれましたが、本当に多才な、また器用な
優れた人です。アンコールで、桜の季節に寄せて、胸に去来する大切な人々への
思いを込めてメッセージとともに「桜」をソロ演奏してくれました。
共感しながら感無量で聞かれた方も多かったことと思います。
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昨年は、サロンの準備で「さくら」の光景を逃していました。
体調も悪く、入院・手術を目前に心の余裕もありませんでした。
今年は「桜」を、TSUBAICHIバス旅行でも満喫し、満開の佳き日に「1周年」
を迎えられました。本当に感慨深い思いです。
2年目がスタートしました。ますます皆さまから愛される、身近なサロンを
目指して平成の海石榴市、がんばります!

きょうから三月!

昨日のTSUBAICHIサロンの「ハワイアンコンサート」は出演者が、同級生の
アーチストであることもあり、お客様も含めてアットホームで楽しいひとときを
過ごせました。
私たち友人同士は、なぜか「見かけ」も「感覚」も中高生時代から変わらぬ
凍結した世界にいるので、お互いの「変化」に疎いのですが、山寺さんや
TSUBAICHIのスタッフから「オカモと同級生」はどんな風に見えているのか
なかなか興味深い問題です!?
「昭和27年まれ」の女性は、芸能人などの活躍も多くて、運気の強い「年まわり」
だそうですが、私たちの学年は、甲南女子校時代からずばぬけて活発で明るく、
学年カラーとして認めて頂いていました。それぞれの時を経て、小池百合子さんを
はじめ、キャリアウーマンも育ちましたし、専業主婦の仲間の中にも、趣味や能力を
生かして活躍している友人も多く、女学生の頃はめだたぬ「つぼみ」だった能力が、
見事に花開いた仲間が多いことは本当に誇りに思います。
また、家庭婦人として妻・母・嫁を静かにまた立派にこなしている友人たちは、
「やさしさ」「根気強さ」「情の深さ」など…教えられることも少なくありません。
「縁」あってともに学んだ甲南女子校の中学・高校時代の仲間たちには、自然に
育まれた強い絆があって、いつでも心を許せると言うのは私だけではない…です。
年末にも同級生が亡くなり、私も含めて健康不安を抱える年代になってきました。
凍結された「青春時代」の私たち…。
このサロンで、みんなの才能や人生を披露してもらいたいと願っています。
まずはハワイアンコンサートの阪本廣子さん、ありがとうね!

TSUBAICHIスペシャルライブコンサート!

万葉うたがたり会でおなじみの歌姫、山口ひとみさん。
彼女は、毎年個人でクリスマスデイナーショーを開かれているが、今年は
インフルエンザ騒ぎで世間が自粛ムードになってしまい、はやばや
中止と聞いていたので、よし!それならば、オカモサロンで今年最後の
華やかなステージを飾って頂こうとお願いして、実現したこの日。
プログラムは山口さんにまかせ、得意のジャンルのタンゴやラテンを
中心に、選んでもらい、伴奏者は、万葉うたがたりのバイオリニスト
村田道代さんと、同じタンゴバンドのピアニスト上田裕司さん、そして
パーカッションは西野欣哉さんと言う贅沢なアーチストが勢揃いした。
音楽は山口さんにまかせて、主催の私たちは、山寺さんと会場作りに
ステージの位置、飾りつけ、飲食の準備は思案しながらも張り切って
行った。27日当日、開場の30分以上前から、来場が始まり・・・。
2部構成のあっという間の2時間だったが、涙が出るほど素晴らしい
ステージだった。丁寧で、しかし迫力ある歌に会場が惹きこまれた。
まさに本物の音楽に触れているという実感。
山口さんの「歌」に対する姿勢・執着を感じた。
そして私はまた違った世界にもいた。客観的に「サロン」で行われて
いる「コンサート」を目の前にして、足を運んでくださった方々の顔、
サロンに響く音楽、1年前に準備を始めた頃の淡い夢が、そこに現実と
して広がっていることの喜びと感慨に包まれていた。そして出演の
山口さん、村田さんをはじめ、スタッフの山寺さん、お手伝いに徹して
くれた園田さん、砂原さん・・・うたがたりの仲間たちがそれぞれに
支えてくれていることが、本当にうれしかった瞬間でもあった。
お客様のお洋服取り違えハプニングもあったが、無事終了した。
新年のTSUBAICHIは、やはり万葉うたがたり会で幕開けをしたいと
1月11日(月・祝)に園田知子DAYとして、万葉うたがたりコンサート
を予定している。
来年も音楽サロンとして、レベルアップしていきます。乞うご期待!

TSUBAICHI忘年会

19日は、奈良女子大学の貴重な集中講義の日だったが欠席し、前から予定していた
TSUBAICHIカルチャーがあり、中西久幸講師の今年最後の貴重なお話を拝聴した。
新年も近いことでテーマもかるたとりで身近な「百人一首」。その中の万葉歌人
大伴家持歌の
「かささぎの 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける」
について、前半よりも後半の部分について、その後の作歌においても影響が
見られていることに驚いた。霜・白き・夜・夜更けに加えて「かささぎ」の
色合いまでモノトーンの世界に美を見出すことの考察と、この歌を選歌した藤原定家の
すごさをあらためて納得した。
大伴家持歌と言いながら、万葉集ではないこの歌をないがしろにしていた私に
とってまさに目からウロコだった。
引き続き午後6時~、今年TSUBAICHIのサロンで輝きを放って下さった方々をお招きして
無事年末を迎えられた喜びと、感謝の気持ちを添えて、ささやかな忘年会を催した。
私と山寺さんとの手料理で、まさに我が家のお食事会にようこそ…とわがサロンの
趣旨でもあり…。みなさま本当にありがとうございました。乾杯!!!
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TSUBAICHI「IT]事業部の???乾さんが作ってくださったパワーポイントで、講師、
出演者の皆さんをご紹介しながら、バラエテイに富んだ、とびっきりの行事の数々に
感慨も一入だった! 皆さんにそれぞれご挨拶を頂き、ますます万葉の輪は大きく…。
それぞれにおみやげや、差し入れやご配慮を頂き、ありがたかったです。
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私たちのお料理もちょっとご紹介…。おでんのお鍋もあり…。シュークリームの
クリスマスケーキも…!
ここでちょっと主張!
この準備はぜ~んぶオールマイテイの山寺さんがして、オカモは結構なこと!と
言われてしまいましたが、一応私と献立は半分づつ準備したのですぞ!
私は所帯感!?がないのか、家では何もしない(できない)ように思われていることに
異議あり!です。
まあ、優秀な部下を持ったと思い、私はいつまでもアイドル然と見られているのだ!と
良きように理解すべきでしょうか。(汗)はい。
興に乗ったところで、私の伴奏で万葉ジャズの芝山さんが「明日香春秋」を歌い、
伊奈さんが、志貴皇子の万葉歌で太極拳アレンジの万葉体操をご披露くださり、
また、全員で「みんなで歌おう懐かしの歌!」体験をして頂いたり…と楽しい
ひとときを過ごすことができました。
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またそれぞれに来年に心を馳せながら、散会しました。
「今夜は最高!」

サロンに聖歌が響く…。

クリスマスを前に、またまた神様に感謝です。
私のサロンは「我が応接間」の気持ちでスタートさせ、「万葉うたがたり」発信基地
であり、うたがたりの仲間たちの音楽活動の場であり…。
また、私のお親しい方々に集っていただく場所として、楽しい試みを重ねながら
過ごして参りました。本当にあっという間の12月を迎えております。
そしてきょう、サロンでは、大阪教区のカトリック教会の聖歌隊でそれぞれに
奉仕されている方々の月1回のお勉強会というか、練習会がありました。
いつもは、池田教会でなさっておられるのですが、会場のご都合が悪かったようで、
わがTSUBAICHIを会場に、12月の例会が開かれたのです。
私も仁川教会のオルガニストの一員ですので、聖歌隊のメンバーでもあり、
この典礼聖歌奉仕会には、もう20年以上参加しておりました。
でも教会のミサもそうなのですが、土日がふさがることが多く、月1回の自分の
お役目を果たすのが精一杯で、この練習会にもずーーっとご無沙汰しておりました。
そうそう、毎月、練習会のはじめに行うボイストレーニング講師は、わが歌姫の
大岡美佐さんで、信者の私は不参加ですが、美佐ちゃんは毎月きちんと指導にあたって
下さり…?! と奇妙な立ち位置におります。
きょう、サロンで練習会の機会があったことは、普段不真面目な私も参加できた
わけで、もちろん美佐ちゃんのボイストレーニングも受けました。
今日の聖歌はクリスマスが近いので、讃美歌と待降節の歌を歌いました。
やはり、教会で「歌うことは3倍祈ること…」と神頼み派の私としては、
神父様にも祝別して頂いたこのサロンでこのような機会もあればいいな…と
漠然と思っていましたが、クリスマスを前に実現したのです!!!!!
サロンに「聖歌」が響く…。
感動でした。私には万葉の歌がありますが、聖歌は単なる「歌」ではなく「祈り」
ですので、サロンで神様に「祈り」を「歌う」ことは、万葉歌を「歌う」ことと
共通の思いを感じています。
サロンに「聖歌」が響く…。神様のご計画に感謝でいっぱいです。
写真展(企画展)もできた! 聖歌を歌うチャンスもあった!
あと私が切に望んでいるのは「ピアノ」のコンサートです。
私と二人三脚で過ごしてきた大事な「ピアノ」を思い切り生かしてやりたい。
ただ、今の私の演奏力ではコンサートは無理です(汗)ので、どなたか
ピアノコンサートを開催してくださる方はないでしょうかね。
ただいま、山口ひとみさんの「みんなで歌おう、なつかしの歌」で
下手ながらピアノ伴奏させて頂くのは、とっても楽しい私です。
♪「遠く地の果てまで すべてのもが 神の救いを見た!♪