令和の時、西宮市に万葉歌碑が生まれる!

週末の9月28日土曜日にいよいよ西宮市の私立の武庫川学院のキャンパスに万葉歌碑が建立されます。その除幕の佳き日に、万葉うたがたりコンサートでお祝いさせて頂くことになりました。

私の母校、甲南女子学園もすでに創立90周年を経ましたが、同じく阪神間で女子教育の一貫校として、名高い武庫川女子学院が今年創立80周年を迎えられました。特に大学の充実が素晴らしく、女子大ではありますが、総合大学と言っても過言ではない文系・薬学・建築などの理科系、工学系、また音楽・体育・家政など多様な女子専門教育の府で、私の母校の教育の混迷ぶりを見ていますとうらやましい限りです。犬養孝先生の風土文芸学の後継者として清原和義先生が教鞭をとっておられましたので、私たちも武庫川女子大学の方々とも長くご縁ができ、いまなお「万葉風土研究会」という清原ゼミOBの会の方々ともよいお付き合いをしています。今は影山尚之教授が万葉ゼミで学生を指導、育成なさっておられます。

「えにし」とは不思議なもので、現在の武庫川女子大学の副学長山﨑彰さんがなんと大阪大学で犬養先生に万葉集を学ばれ、私とも同世代ですので、万葉旅行もご一緒に参加していた仲間と言えます。80周年記念事業として企画されていた碑建立についても、学院の名である地元「武庫川」を意識した万葉歌を碑面に・・・と1年以上前から決定していましたが、思いがけず新たな御代が令和となり、(万葉集に脚光が浴びたことはいまや周知のことですが、)80周年の記念の碑が万葉歌碑であったことが、私をはじめ思いがけない慶びでした。

そして、その大事な機会に万葉うたがたりの機会をくださいまして、お祝いの演奏を刺せていただきますことは、ほんとうにありがたいことと思っております。もちろん除幕式に合わせて記念の歌もご披露いたします。みなさまにどのように聴いていただけますか不安ではありますが、メンバーで練習を重ねるうちに大好きな曲となりました。

西宮市にとっても石柱のような碑がありますが、犬養先生の西田公園の揮毫歌碑に次ぐ貴重な万葉歌碑です。建立された後は、武庫川学院のキャンパスも今後はあらたな万葉故地としてまた旅人が訪ねてこられることでしょう。

除幕式も講演、コンサートも自由参加だそうです。コンサート会場も400名と伺いました。どうぞみなさんご参集くださいまして、令和を祝し、西宮市の新たな万葉歌碑の誕生にお立会いくださいませんか。みなさまのご来場をお待ちしております。

前回は、記紀万葉イベントで、阪神沿線の大学会場として中西進さんら研究者のご講演、そして岡本三千代と万葉うたがたり会も出演させて頂きました。以来の機会です。

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令和元年5月1日の万葉うたがたり

浩宮徳仁皇太子が即位され、きょうから令和の天皇の世紀、新しい御代がスタートしました。日本中で祝福ムードが盛り上がり、いろんな記念行事が行われたり、5月1日は特別な日となりましたが、私にとっても忘れられない日となりました。
今日は姫路市の亀山御坊の1つ、浄福寺さんの「仏教婦人会の40周年」の総会が行われ、万葉うたがたり会が記念行事にとお招きを頂き、コンサートをさせていただきました。
今回もミラクルがありこのコンサートのオファーは1年以上も前に頂いていたこと。その後、天皇即位の日程が決定し、5月1日の前後が10連休になったこと。また、4月には『万葉集』からの典拠という新元号が発表されたました。
その5月1日は水曜日ですので、犬養万葉記念館の通常の休館日でもあり、先方にもその期間でも5月1日には記念行事をなさることを確認し、私は万葉うたがたりの予定を優先することにしました。その後「5月1日」はやはり明日香村の施設として何か発信すべきということで、私が不在であることを公認して頂いた上で、衆目監視、新聞社の取材の中で、万葉書道家の鈴木葩光さんが新元号「令和」の文字をお書きになりました。(明日記念館で確認します。)
そして私は、自らはそんなに意識していなかったのですが、令和元年の初日に長年のライフワークの万葉うたがたりステージに臨めることの幸運や、感謝を強く実感しながら1日を過ごしました。
私は手にしていなかったのですが、到着と同時に門前のこの立派なポスターを初めてみて驚きました。プロフィールと写真がほしいといわれて気軽に送ったままでしたが、こんなに素晴らしい告知をしてくださっていたなんて・・・。最後のミラクルは、昨日打診があったという神戸新聞社の取材で、再会したのが平松正子記者。長年、私のうたがたり、犬養万葉記念館の完成、万葉協会の設立、指定管理者としての紹介など私の節目節目につきあってくださった敏腕の女性記者です。「なぜここに?」「4月から姫路本局に異動しました。」ということで、この機会を知ってきてくださったようでした。本当にうれしい偶然! また、万葉うたがたりのプログラムも、4月以降に内容を変え、新元号ゆかりの梅花の宴のお話も含めて「梅の園」も歌唱いたしました。7年ぶりに私たちに出演依頼をくださった浄福寺の加古さんに心からの御礼を申し上げるとともに、今回は私たちに「仏縁」と神様のお恵みを頂いたことが本当にうれしいことでした。幸運はまだ続きます。毎年平城京でおこなわれる天平祭で、令和最初の5月3日の機会に朱雀門広場で万葉うたがたり会が出演させて頂きます。私のうたがたりも昭和から平成、そして令和へとこの5月から39年目を迎えます。仲間たちと感慨をともにしながら、舞台にあがりたいと思っております。

三井楽讃歌 ~五島サンセットユースホステルにて~

五島市(長崎県)三井楽町で毎年行われている「三井楽万葉まつり」が、今年は特別イベントとして「全国万葉フォーラム」inみいらく2018が開催されました。私は万葉うたがたりコンサートの出演依頼を頂き、出演者として演奏のための個人的な「旅」が許されていましたので、宿は何度もお世話様になっている定宿の三井楽町の五島サンセットユースホステルにお願いしました。

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何度もお世話になっておりながら、夕食前に周辺を散歩をして発見。久保勘一氏の碑と対面。参議院議員から長崎県知事に転進された政治家クボカンは、三井楽町のご出身。当時の首相が佐藤栄作氏という頃なので、明日香村の特別故地保存法に東奔西走されていた犬養先生もクボカン氏をご存じだったことと思う。この銅像のすぐ後ろに多目的ホールが建てられているが、今のサンセットユースホステルも、福江島にユースホステルの誘致をされた時に、決まりかけていた福江ではなく、出身地の三井楽に!というクボカン氏の鶴の一声があったようだ。今更に三井楽町の誇るべき政治家のことを学び、ユースホステルの歴史を偲んだ。
今ユースホステルは、松本正樹さんの娘さんご夫婦が管理、運営されているが、オーナーの松本さんこそ、かげに日向にお客様を大歓迎してくださる「三井楽愛」にあふれた方だ。限られた時間を過ごす旅人のために、時間を惜しみ自らの車で三井楽町の魅力あふれる箇所に案内してくださる、本当に頭が下がる民間大使だ。故人となられた高岡市の尾竹睦子さんと重ね合わさった。行政力だけでは町つくりや地元発信は無理だ。おらが故郷を心から愛し、誇り、その姿が私たち旅人に納得と共感を呼ぶのだ。
今回は、出演準備で私は会場に残ったが、うたがたり会の仲間たちが飛び出して行き、松本さんのおかげで有意義な散策をさせていただいた。柏崎の遣唐使の母の歌の歌碑を見て、臨場感にうたれ、うたがたりコンサートで歌う前に現地で涙が出たという未歩ちゃん。何よりの体験だったと思う。

ユースホステルでは、初日に五島牛のバーベキューを賞味したり五島うどんを味わったり、そして2日間我が家のように楽しく過ごさせていただいた。ホストペアレンツの裕貴さん、チノくん、本当にありがとうございました。松本さん、またきっと来ますね。

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フォーラムの翌日、三井楽町の浜窄小学校では、来年三井楽小学校に統合前の5人だけの小学生の最後の運動会。私たちを福江港に見送ってくださったあと、大急ぎで最後の機会を見に行かれたという。松本さん、お疲れさまでした!

CD完成しました!販売開始!


昨日、CD「恋歌 VOL9」~メッセージ~が完成。私の手元にようやく届きました。うれしさと、ほっとした気持ちです。このCDについては、2年前から取り組んでおり、録音も1年以上前から始めていました。私自身がまとまった時間がとれなかったことと、また時間がかかった分だけ私の思いや優先順位が変更し、当初の予定収録曲と少し変わりましたが、引き続き「音源化」ということで、作品を形にして残していきたいと思っております。
前回のVOL6は、サロンTSUBAICHIのオープンした2009年でした。その時も本当にうれしかったですが、はや9年です。(VOL7は平城京遷都1300年記念版、VOL8は明日香ベストセレクション)現在、犬養万葉記念館でおこなわれている「万葉の歌音楽祭」について、年を重ねるたびに定着し、レベルアップし、とてもユニークな万葉イベントとしてようやく一目置かれるようになりました。この機会も万葉うたがたりのコンサートを聴いて下さった故和田嘉寿男先生が、記念館会議で「岡本さんのような・・・」と公募の音楽祭の発案をしてくださったことがきっかけです。私が「万葉歌」を作曲することの先駆者として継続していくことは当然のことですが、私自身『万葉集』を広く身近な歌集として啓蒙していく上での「音楽」なので、今回もサブタイトルは「メッセージ」としました。みなさんに1曲でも印象に残る音曲があればいいなと思います。さあがんばって紹介していきたいと思います!!!

「恋歌」VOL9~Messageのお知らせ

8月1日を迎えました。いよいよ告知を開始することにしました!
予定よりは1年近く遅れてしまいましたが、久しぶりに万葉うたがたり活動の作品CDをリリースいたします。
途中、「高岡旅情完成版」や「明日香ピックアップバージョン版」や、時に応じた制作もいたしましたが、フルスタイルのCDは、2009年の富士山ジャケットの「万葉のこころを歌う」以来、なんと9年ぶりになります。1年近く遅れた結果、収録曲も二転三転し、録音してくれたメンバーも戸惑ったことと思いますが、今の私の「テーマ」優先としました。「メッセージ」というタイトルをつけた通り、「万葉歌を通して、訴えたかった思い」です。没後20年を迎える犬養先生のみずみずしい万葉歌の魅力。東北大震災の津波で壊滅的な打撃を受けられた多賀城を訪れ、多賀城万葉の会のかたに、来年こそはこの地でともに「桜」を見ましょうと応援歌として歌わせていただいた「櫻花」。万葉の母、尾竹睦子さんへの思い出と追悼にささげた歌。「始めに言葉ありき・・・」とヨハネの福音書にもあるように、言葉の持つ力、霊力、言霊(ことだま)への信頼により、よきことを願う、幸はふ国へと歌うのは、まさに現代を生きる私たちが日本の未来に対して心から願うことでもあります。交野市の逢合橋で私が万葉歌を書かせていただいた歌碑ができましたが、今後も地元のシンボルとして発信し続けたい万葉歌碑であり、もちろんテーマソングも作りました。などなど・・・。
制作が遅れたのは、雑用により集中した時間がとれなかったことが原因ですが、このたび収録できなかったものもあり、また、私自身が万葉うたがたりの歩みを確認したかったこともあり、作品の「音源化」は今後も引き続きすすめていく予定です。
『万葉集』って楽しい♪・・・気持ちになってくだされば幸いです。

ブログが追いつきませんので・・・。

毎月の定期講座に加えて、「文化の秋」「イベントシーズン」ということで、新たに講座の機会などを頂きます。12日(土)には、明日香村の祝戸荘で「あすか塾」の講師として、準備をしております。月1回のこの講座も何と、私が268回目ということですから、長く続けられた貴重な機会なのだとわかりました。講師の方々も考古学をはじめ、塾の名にふさわしい「明日香」をテーマに専門的なお話をなさっていますので、私の登場は躊躇するものでありますが、今は犬養万葉記念館館長として、明日香村の施設で頑張っていますので、明日香村に従事する一員ということで顔見世興行ということでしょうか。笑。「万葉うたがたり」では明日香の歌をまとめたCDも制作していますので、それらの歌などを聴いていただきながらお話ししようと思います。
この講座の特徴は「ランチ」を挟んで前後講義があること。そのランチも祝戸荘名物「古代食ランチ」ですので、受講の皆さんと親睦をしながらお食事もするなんて、初めての経験です。
そして、翌日13日は、奈良県三郷町で万葉歌碑の除幕式があり、うたがたり会も出演をさせて頂きます。鞆の浦に引き続き、「歌碑」の歌を新曲としてご披露します。機会があって「曲作りをする」ことは、継続的で自発的な創作活動ではないので本意ではありませんが、雑用に追われてなかなか落ち着いて本来のライフワークに取り組めていない私にとっては、グッドタイミングなのでしょう。
出来栄えはわかりませんが、うたがたり会で楽しく練習しました。「桜」3部作となったことに私は気に入っております。
14日は三輪恵比須の講座の日。実は明日はコープカルチャーの定期講座日で、4日続けての「万葉世界」。資料を作るのは時間もいりますが、楽しくもあり・・・。頑張りま~す!

交野万葉学級「歌碑めぐり」ウオーク

2016年9月16日の日記。
4月から始まった交野万葉学級も半年(前期)の一区切りに、地元の万葉歌碑を訪ねました。9月の半ばということで、暑さや熱中症の体調、また台風などの天候など不安要素もありましたが、おかげさまで当日は恵まれた快適な1日となりました。講座に参加されて慣れない上に、すぐに現地ウオーク・・・と未知との遭遇体験の方もあったと思われますが、みなさん和気藹々と親睦も含めて楽しい機会でした。現地については講座主催者の毛利さんが詳しくて、ウオークコースの設定や歌碑の建立の経緯やいきさつについてもご説明をしてくださり、私も実は講師でありながら、お役目を果たすより楽しく参加することが、皆さんと個々に親しくなれてうれしかったです。ウオークも地元ということで、1DAYパスでバス移動をしながらの体験は初めてのことでした。昼食も選択自由(お店)ということで、それぞれが気に入ったお店で摂るというユニークスタイル。なんだか自由で、交通費も最低限の出費・・・とみなさん「得した気分」になられたのではないでしょうか。
さて、10月21日から、後期の講座が再開しました。私の歌碑の佇むオカモのたましひのふるさととなった「交野」で、がんばって万葉の情熱を傾けたいと思っています。

一生の思い出になるかも!

行く前に記すことにしました。
明日、高岡市福岡町では「つくりもんまつり」が行われます。農作物の収穫を祝い、その野菜などでいろんな「造形」が競われるお祭りです。10年前に一度審査員として、参加させていただいたことがあります。その時の市長が現在の橘慶一郎衆議院議員さんで、小泉構造内閣の平成17年の市町村の大合併で高岡市が福岡町を統合し、より大きな自治体となられました。毎年高岡へ参上する私にもそのことのお披露目もかねて「つくりもんまつり」にご招待くださったのだと思います。そして、昨年私が万葉うたがたりの35周年を記念して高岡・伏木でもサンクスコンサートをさせていただきましたが、その時に私の長年の懸念であった「高岡旅情福岡町」バージョンの歌唱が、地元の皆さんにとっても待望の「歌」でありました。明日から、いよいよ福岡町で今年の「つくりもんまつり」が開催されますが、その開会式で歌わせていただくことになっております。
そして、近年謡状結節で「歌を忘れたカナリア」状態の私ですが、明日の助っ人に娘に同行してもらうことにし、二人で歌って参ります。なかなか一緒にいる機会も少ない親娘ですが、同じステージで愛唱歌「高岡旅情」を二人で歌えることは、きっと今回が最初で最後であろうと思います。よい思い出にしたいと出発を前にすでに感慨を抱いております。では、また帰宅後ご報告したいと思います。

ご無沙汰を致しました。ごめんなさい。

自分のホームページがもっとも後回しになってしまい、自ら敷居を高くしてしまいました。

昨年10月末をもって、サロンTSUBAICHIを閉じました。また、万葉うたがたりの活動の35年目という時期でもあったので、記念行事を行うこととも重なり、心身ともにエネルギーの必要な時期を過ごしました。楽しかった6年半の思い出と35周年記念コンサートと引き換えに「時間」と「自由」を得るつもりだったのですが、半年以上たった今もまだ従来と変わらない「忙しさ?」「あわただしさ?」「落ち着かなさ?」の毎日に、もう少し自分の生活を見つめなおしたいと思っております。

コンサートのご案内や近況報告も含めて2月初めに2年ぶりの「昼下がり通信」を出しました。ご覧くださった方もそうでない方も「私の日常」には興味や関心もないことと思いますが、私の立場からすれば、「発信すること」あ一つの命題でもあり、公私の生活や活動を通してきままにつぶやくなんちゃって日記ですが、それなりに意外な箇所に反応してくださる方があることが、うれしいことです。

現在は万葉うたがたり活動以上に、南都明日香ふれあいセンター犬養万葉記念館の館長業務が目先の責務です。西宮と大阪周辺と橿原を行き来しながら、「人生」の変化をしみじみ実感しております。

今後はもう少しこのブログで自分をみつめていけたら・・・と思います。

橿原文化会館小ホールにて35周年サンクスコンサートを行います!

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長い沈黙のあとのブログ再開は、コンサートのご案内です。それは、私の万葉うたがたりコンサートの活動が35年半となり、節目を機会に今日の活動に対するうたがたりファン、万葉ファン、万葉故地の方々、お世話になった自治体など、私を支えてくださったすべての方々に感謝を申し上げたかったことと、あらためて万葉のふるさとにエールを送りたい思いで、「サンクスコンサート」を企画・準備いたしております。まず14日には、万葉西の果て、長崎県五島列島の福江島の三井楽町でコンサートツアーの幕開けをし、上記のチラシは近隣の会場として、11月29日(日)に明日香村に近い橿原市文化会館で、万葉うたがたりコンサートを開催いたします。年齢的にも「万葉うたがたり」コンサートの今後のあり方が気になるようになってきました。そんな折の犬養先生に感謝!今日までのご支援に感謝!仲間に感謝・・・のサンクスコンサートです。