人生の一大事

昨日、3/30に生後6か月を過ぎた「はな&ひな」は、もらわれてきた時の
「約束に従い」避妊手術を受けました。
もはや、両親にとって第二の子供となっているこの子(猫)たちですので、
「たかが手術、されど手術」で、かわいそう…と予定も延び延びになっていました。
母など前夜は眠れなかったとか…。こらこら。
1泊入院ののち、今朝動物病院に迎えにいき、ねこたちは術後「えりまきとかげ」の
ような傷の防護マントを着せられて、おびえながら帰宅しました。
メス2匹で、7階のマンションから出ることはないのですから、必ずや
手術をしなければならないということは現実に必要ないかもしれないのですが、
飼い主としての約束上、手術をしたことを西宮市に届け出しなくてはなりません。
だまってもらってきていたら、こんな目には、あわせなかったのにね。
はな、ひな、ごめんね。
手術前夜の2匹
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はじめより 約束されし 定めとは いとけなき児の 生き様哀れ
しかし、送り迎えするのは、常に私の役目です!!!

TSUBAICHIサロンのこと(その3)

時系列が前後しますが、24日のこと。
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サロンが完成し、新しい建物を神様に祝福して頂くために、神父様に祝別式を
して頂きました。
私たち家族の属する仁川カトリック教会の永尾稔神父様にお願いし、家族のみの
参列でしたが、サロンの物置やお手洗いに至るまで、すべての箇所に聖水を注ぎ
お祈りをしてくださり、サロンに、いよいよ神様の息吹きが吹き込まれました。
TSUBAICHIに人が出入りするたびに、神様もともにおられる…なんて
うれしいことですね。
お祈りの後、私のオルガンで家族で聖歌「ガリラヤの風薫る丘」を歌いました。
両親・娘・義妹…と私のサロンに神様の見守りを心から願ってくれたことでしょう。
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司式をしてくださった永尾神父様は、五島列島・福江島の出身で、私が三井楽に
行った時、偶然里帰り中の神父様と、渚100選の「高浜海岸」でお会いしたことが
思い出されます。
また、大王崎灯台のふもとにご実家があるので、私が2度ご両親をお訪ねしたことも
神父様にとっては思いがけないことだったと思います。
そんなで、私も個人的に共通の話題の持てる神父様でしたが、4月1日からは、20数年
奉仕されていた仁川教会から、東京の赤羽教会へ転勤されることになり、危機一髪
今回の祝別をして頂けました。ありがとうございました。
新しい場所で幼稚園の園長職にもつかれます。今後のご活躍をお祈り申し上げます。
神父様! 私はサロンで「万葉の五島列島・福江島」を発信していくつもりです。
あんなに素晴らしい海、緑の島山、真っ青な空、自然の豊かさに満ちた三井楽の
遣唐使の寄港地としての遺跡、山上憶良の荒尾を言い伝う万葉歌などの故地ロマンに
何度でも心を馳せたいと思います。
また五島列島の企画のときには、ご案内申し上げますね。

リベンジ! 青春切符万葉旅行。

7か月ぶりに、備前うたがたり会の方々と万葉散策をした。
盛夏の8月の末に、行くはずだった「難波宮址」。
共に訪れたかった、大阪市歴史博物館が休館だったため急遽行き先を変更し、
「奈良」へ。その時に次回の今日の日の予定を決めた。
花冷えの寒い1日だったが、9時大阪駅(備前発6時過ぎとか!)集合で、
大阪市立博物館ー難波宮址ー昼食ーNHK大阪見学ー大阪城ーオカモサロンの
コース。総勢15名の旅。
NHKでは、キャスター体験や、スタジオ見学などもし、楽しいオマケつき。
大阪城では、ちらほら…の桜の開花に春を身近に感じた。
JR森ノ宮から環状線で福島へ直行。これはバッチリのコースだった。
備前の親しいお仲間に「TSUBAICHI」の初めてのお客様として来て
頂いたのは光栄だった。
みなさんも緊張気味だったが、すぐに和気藹藹とお茶を入れたり、私のピアノに
合わせて合唱したり、雑談をしながら盛り上がった。
うれしいですねえ。このような場面を夢見ていた私。万葉を学び、万葉歌を歌い、
万葉故地を歩き、オカモサロンで語り合い絆を深める…ことが私の幸せ。
みなさん本当によく来てくださいました。またお立ち寄りくださいね。
次の備前から青春切符の旅、楽しみにしています。いつになるかしら。
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貴重な満開桜の前で記念写真!

二分の一才になりました。

お久しぶりです。私たち?また成長しています?
ママは、サロンの準備で忙しく、私たちの病院行きも延び延びになり
ちょっとラッキー!?
おばあちゃんは、ママの楽器や家具がサロンへ引っ越したので、私たちの
ための「スペース」をあらためて確保してくれました。
でもまだ寒いから、お布団に潜り込むか、床暖房が最高なんだけど♪。
ついでに障子の張り替えもしちゃったのですが、確か今回は破れにくい紙に
した!と言ってたので、突進したら穴あいちゃいました。ヤバイ!
「1週間も経ってないのに…。」とさすがにおじいちゃんもキレてます。
でもまだまだ探検のできる場所がたくさんあって、退屈しないんだなあ。
これが!
ママのクローゼット、押入れ、箪笥の上、お風呂、好奇心でいっぱい。
でもベランダも魅力的! だって、隣のおうちから、赤ちゃんの声が
聞こえてくるんだもん。楽しい!!!

阪神なんば線の威力!!!

青春グラフテイのコンサート「ポートジュビリー」に行ってきました。
このコンサートは、1965年から開始されたそうで、甲南女子高校1年生の時
から熱心に参加していたので、1969年頃から行っていたことになるのか…、
いわゆる団塊の世代を中心とするフォークソング全盛時代の産物です。
谷村新司のロックキャンデイーズや、関学のダボーズや、女子高生から
すると、甲南大学や関学大の「お兄さんたち」がカッコよくギターを
弾いたり歌ったりする姿もかっこよく、音楽を通じて「青春」のときめきが
芽生え始めた時期だったように思います。
懐かしい三宮の神戸国際会館も震災ですっかり姿を変えてしまい、
私は震災後のこの会館にきょう初めて行きました。
外観も内装も素晴らしいです。でも「なつかしい!会場」ではありませんので、
ちょっぴり残念。
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同窓会でもあるこのコンサートで、おじさん?たちが学生時代の思い出をそのままに
タイムスリップして演奏された音楽の数々は、キングストントリオ、ブラザース・フォー
サイモンとガーファンクル、ママスアンドパパス、PPM、ボブ・デュラン…などなど。
なつかし~い!!!
思い返せば、私たちも甲南女子高で「フォークソング同好会」を立ち上げようと
数人でグループを結成して楽器も練習し始めました。私は当時¥6000の「春日」の
ギターを購入し、その時に練習した成果で、今も「C」「G」「Em」「A7」「Dm」
くらいのコードは覚えていますよ!
同好会は、認められずまぼろしで終わりましたが、楽しかった思い出の一つです。
今日のコンサートのお誘いを下さったのは、当時のスター「ソウル・エイジェンツ」の
お一人が、私の住むマンションで出会った唯一の友人で、今日も10年ぶりの
ステージと聞いていましたが、女性3人の素敵な歌声に、うっとり聞き惚れました。
お疲れ様でした。テンチャン、よかったよ!!!
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さて、さて、きょうはダブルヘッダーで、コンサートのあと、夕方、難波の
精華小劇場へ「芝居」を見るのにあわてての移動のはずでしたが、1昨日から開通
した「阪神なんば線」に気づき、「三宮から難波」へ乗り換えなしの時間短縮。
ゆうゆう間に合いました。
阪神三宮駅の電光掲示板に「奈良行き」の表示が出ているのが、不思議な感動でした。
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電車は連休中の土曜日のせいか、開始早々のせいか、人出は多くて込み合って
いました。そして帰りも乗り慣れた「近鉄なんば駅」に「尼崎・三宮方面」
という表示のホームがまた、ま新しくてこれまた感動!
奈良女子大学への通学も、大阪ドームの野球観戦!?も本当に便利になりますね。
まさにキャッチフレーズ通りの「新線力!!!」
今日は、その昔屈託のない女子校生の頃を思い出しながら、また神戸っ子だった
私が、震災を境に買い物エリアだった「神戸の町」をすっかり避けるようになって
しまい、本当に久しぶりに「神戸・国際会館」周辺を訪れた記念すべき「日」と
なりました。
そして、かたや最新の交通手段を経験し…と1日で対照的な体験をしました。
しかし、阪神なんば線は、すぐれものだと思います。阪急電車は真っ青ですね。
きっと!

春へ1歩ずつ、進む。

いつの間にか、こぶしの花が満開になっていました。
17日・18日を最後に、CDの歌録音をすべて録り終えました。
今回は12曲を収録しました。
サロンの準備と並行に、時間とメンバーとスタジオを算段するのが
大変でしたが、作業が重なってしまったことは仕方がなく…。(泣)
選曲も苦労しましたが、故地と私のこだわりの歌を優先しました。
昨年、作曲家の土井淳さんをご紹介頂き、編曲をお願いすることができ、
おかげさまで、より豊かな音作りにより、音楽性の高い作品集に
仕上がったと思います。
私たちも歌を録音する時も、「歌う」気分の心地よいこと!!!
自慢の歌は本気で、1曲づつでも「売り出したい」気分です。
ともちゃんには紅白歌合戦に出てほしいなあ…。
これからミックスダウンという作業に入り、CDになるのは4月かな。
乞うご期待ください。先行予約受け付けま~す。

TSUBAICHIサロンのこと(その2)

弥生満月。夜空に皓皓と輝く美しい月にうっとり…。
風は冷たいけれど、大好きなお月さまの「月読の光」に導かれながら、
帰宅した。
1日過ごしたいろんなことも「この光景」は何だか心を和らげてくれる。
サロンに椅子が入り、きょうですべての設備が整った。
京都の坂田さんの制作、村上さんが張り地された、特注の椅子だ。
色目も3色で、狙い通りのいいグラデーションになった。
入口のワインカラーのカーテンといい、私の好みの色で統一。
もっとも神経を使った防音対策も、サウンドチェックはしっかり
クリアーできたし、心おきなく音楽演奏が可能だ。
グランドピアノの調律も終え、音はまだ大丈夫! ただし震災で傷ついて
かわいそうだったので、相棒の椅子は新調した。
おばあちゃんの亡き後のプレゼントのエレクトーンももちろん共に移送した。
このシーンが私にはもっとも感慨深い。
音響ブースもあり、機材も一通り揃った。見ていてもかっこいい!
照明は娘の意見もあり、バトンを通して、天井照明を設置してあり
ギャラリー使用の時などの照明の向きなども自由に変えることができる。
プロジェクターも設置、私の持っているビデオ・DVDの放映から、
パワーポイントを使用しての講座などもできる。
私たちの舞台?となる壁面も観客の座席の壁面もピクチャーレールの
通ったギャラリーとなり…。
「なんでも企画したい!」「学びも遊び心で・・・」という、私の欲張りな
希望を網羅したミラクルサロンが誕生する。そして、いつも親しい人たちが
サロンにあふれ…。と期待しながら、いそいそと準備を進めている。
                                つづく

TSUBAICHIサロンのこと(その1)

4月にオープンするオカモサロン「TSUBAICHI」。
万葉うたがたり活動の「巡業型」から「拠点型」への移行です。
私の相棒、グランドピアノ(C5A)もエレクトーン(EL900M)も
サロンにスタンバイしました。
音楽サロンですので、万葉うたがたり会の素敵な仲間達のそれぞれの
「才能」を開花させる場所でもあります。
フルートの木原は、バロックから近代まで、時代を意識した楽曲の
研究会をしたい…、バイオリンの村田は、タンゴを得意のジャンルとして
いますが、サロンにダンスの仲間も呼びたいとか。
少し体力に自信のない山口は、私たちがバックアップしていきます!
(まずはお披露目コンサートの3人)
山寺さんと私はピアノの連弾でもしたいな!美佐ちゃんはピアノの
弾き歌いもなかなか…。3/7源氏物語のオペラがやっと終わり、ほっと
していることでしょう。ともちゃんには、しびれるような歌を歌って
もらいます。今後の企画に乞うご期待!
娘のつかさにもワークショップや、表現の場所として場を踏むところに
なればよし。大伴旅人物語のように、役者さんと万葉歌がたりのコラボ
にも夢を持ちます。
また、「オカモ」の万葉歌を歌いたい!とおっしゃってくださる奇特な
方々もあり(笑)、本当にありがたいことです。私たちが伴奏をしますので、
是非、ご一緒に歌ってくださいね。
サロンは皆様が行き来してくださりやすように、「大阪」「梅田」に
こだわり、場所を決めるだけで2年以上かかりました。
集まりやすい「八十のちまた」です。どうぞ、歌の仲間たち・演奏者の方々・
母親コーラス・団塊のフォークソング世代の方々などなど…、どうぞご利用
頂きたいと思っております。
歌は心の音楽なのだ!