お誕生日

西宮の桜はまだ、ちらほら咲きだが、犬養先生の神棚には
きれいに咲いたご自宅の桃の花が飾られていた。
犬養先生、お誕生日おめでとうございます!
4月1日は、甲南女子大生が久寿川邸に集い、先生のお誕生日をお祝いする日
として定着した、私たち甲南生のための貴重な日だ。
この日だけは、サロンも「お休み」を頂き、勇んで犬養邸に出かけた。
残念ながら今年は、私と岡本真弓さんの二人だけだったが、愛子さんと
ゆっくり、食べて、しゃべって、笑って…楽しい時を過ごした。
犬養先生もともに聞いておられたことだろう。相変わらずだね…って(笑)。
3.jpg 
愛子さんのおかげで、ご自宅は今にも先生が「ただいま~」って帰って来られ
そうな、あの時のままだ。
神棚には、毎度の陰膳と本やお手紙やいろいろなお供え物がいつも所狭しと
供えられている。
猫のタローくんは、炬燵で丸くなっている。
やはり、先生がなつかしくてたまらない。
4月からの私のサロン(TSUBAICHI)で、私なりに「犬養先生」のことを取り上げて
いきたいと強く思っている。
まずは、山内英正さんにシリーズで講座をお願いした。
もちろんタイトルは、「犬養先生を語る」。
単なる懐古趣味、追憶ではなく、身近で接しておられた山内さんから、
犬養先生のお話をして頂き、先生の生き方や、人生から発せられたメッセージを
もう一度確認していきたいのが目的だ。
万葉学者として、教育者として、人生の師として「犬養孝先生」を
振り返りたい。
できるだけ多くの方に集って頂きたいものだ。
山内先生!よろしくお願い致します。
(第1回は、4月29日(水・祝)午後4時~6時)
アーカイブス、「犬養先生に会いたい!」…です。