祝! オンエアー!

大阪有線放送の片山さんとご縁ができ、私たちのCDの宣伝媒体として
有線で「曲」を流すことをお薦め頂きました。
一応は審査があり、それをクリアーして…というプロセスを踏んだのち
いよいよ9月14日から、リクエスト開始となりました。
しかし、なかなか、どうしてリクエストしていいものや、逡巡していましたが、
ようやく、昨日初めて、有線放送で記念すべき第1曲目として、私が歌う
「父母草」をリクエストし、サロンでしっかりと聴くことができました。
感慨無量です。
審査の時に音楽ジャンルについての議論があったと聞きましたが、結局
「演歌・歌謡曲」の中に入りました。私としてはちょっと異論もありますが…(笑)。
また、有線放送の聴ける施設からしかリクエストできないので、自宅やどここらでも
リクエストできるのではないことも知りました(汗)。
今日は、私たち1押しのともちゃん歌う、「酒壺の抄」。
これから毎日サロンからリクエストする楽しみができました。
しかし、一般曲に交じって流れる自分の歌も不思議な気分です。
でもうれしい!
みなさんもスナックや喫茶店で有線放送があればリクエストしてみてください。
ただし、リクエスト後、20曲から30曲待ちですので、2時間後くらいかな。
根気も必要のようで・・・。
すみません。

久しぶりの語らひ

福岡から、一路羽田空港へ。
長らく気にかかっていたが、無性に行きたくなって、台東区の谷中の
犬養先生の墓参に行ってきました。
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ぶつぶつ話しながら、お掃除をしてきれいになりました。 榊をお備えし、
お祈りとも、お願いとも、愚痴とも、よもやま話とも・・・つかない話を
しながら、先生とひととき過ごせて満足でした。
そのかわり、蚊に輸血し過ぎました(汗)。かゆ~い!
その足で、谷中銀座へ。鳩山総理の買い食いされた、ミンチカツ屋さん。
行列ができていました。尊敬するユーミンお薦めの「焼きかりんとう」あった!
ミーハーな私はもちろんゲット!
「谷中」は、下町の風情がちょっとした人気です。ずいぶん賑わっていました。
谷中墓地に野良ネコがたくさんいますが、ネコグッズのお店もあちこちあって…。
「迷っちゃうなあ。」ウインドショッピングだけでも大満足でした!
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楽しく過ごせた私のバースデイ。先生、お付き合いくださってありがとう
ございました。そうそう、まだいました。鳩山邦夫氏、白浜の双子のパンダ?
みんな、みんなお誕生おめでとう…でした。(笑)
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オブジェのねこでした! 面白い!

万葉うたがたりの冥利

9月12日(土)福岡県嘉麻市鴨生で第38回目の「憶良まつり短歌会」が
開催され、入賞された短歌の授賞式後、講話をさせて頂いた。
小学生から短歌会で活動される同人までの入賞作は、それぞれに素晴らしく、
修学旅行で訪れた楽しさと、その長崎を通して感じる平和をテーマに、印象を
表した歌も多かった。
また、市長賞の白根タミ子さんは、嘉麻万葉を学ぶ会のお仲間でもあるが、
明るい、その笑い声に場がなごむ優しい方だが、実は地元自民党の婦人部を
率いるしっかりした方だ。昨年人づてに手術をされたことを聞いていたが、
「乳房なき 胸に手を当つ つゆの夜を 確かな鼓動 やさしく触るる」
の作品で、お元気になられたことと、また切なさを思い、胸が一杯になった。
おめでとうございました。お元気でますますのご活躍をなさってくださいね。
私の講話は「歌は心の音楽」と題したのだが、この会では、数年前に初めて
参加した時に、信時潔さんの「子等を思ふ歌」を全員で大合唱されていたことに
度肝を抜かれたことを思い出したが(笑)、嘉穂吟詠会が毎回、万葉歌を
朗唱され、バレエなどの披露などもあり、まさに「万葉を音楽で楽しむ」
ことを以前から実践されていた。
そして今回本当にうれしかったのは、授賞式プログラムの中でも「舞踊」披露
があったのだが、1つは、私の「生駒山を恋ふる歌」に振付されたもので
サンフレッシュダンスというジャンルの舞踊だった。
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伺えば、2月にこの嘉麻市文化協会稲築支部事業として「憶良を語ろう、
万葉を踊ろう」という大変斬新な企画が、なつかしいなつきホールで
催されたそうだ。そして第1部の「憶良を語ろう」では、万葉を詠み、
嘉麻吟詠会が吟詠され、コーラスがあり・・・。
また、第2部では「万葉を踊ろう」と日舞・社交ダンス・サンフレッシュダンス
など、多彩な舞踊が繰り広げられ、9曲のうち、私の万葉曲が7曲に
振付されていた。写真を拝見してびっくり。すごい!!!
まさに「万葉集を楽しむ」に尽きている!
私の「歌は心の音楽」という講話以前に、みなさんは上手に「万葉集」を
楽しむすべに取り入れておられたこと、また私の曲がその役に立っている
ことを本当にうれしく思った。
目前で「生駒山を恋ふる歌」の舞台を見ながら胸が熱くなった。
思いがけない私へのお誕生日の最高のプレゼントとなった。
ありがとうございました。作曲冥利に尽きる瞬間だった。
久しぶりに訪れた嘉麻の里。篠原ご夫妻に終始お世話になった。
また、短歌会のご婦人方は、私を娘のように受け入れてくださり本当に
ありがたいことだ。手作りのお味噌やお漬物を頂戴し、里帰りの実家から
引き揚げるような心地になった。
また来させてくださいね。

悲しい現実・・・。

ブログに書きたいことが、たくさんあるのに、ややオーバーワークで
時間が足りません。
でも昨日のショックから…。
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朝、備前の講座に出かける道筋の、阪神電車の線路沿いの「桜の木」が
切り倒されていました。「しまった!」
後悔先に立たずでした。
半年くらい前から、駅の周辺の拡張工事なのか???歩道が作られたり、
自転車置き場が、ある日変更したり、いやな予感はあったのです…。
再開発というのは、周辺整備など、必要なことでもありますが、長年私たちを
楽しませ、季節ごとに心を潤わせてくれていた線路の土手の桜の木を
隠すかのように、フェンスができて、道路工事が始まりました。
ひょっとして木を切り倒すかも?と胸騒ぎもあったので、今年の桜を写真に
収めとかなきゃ!と思っていたのに…。(泣)
サロンの立ち上げの準備で、「桜の光景」をすっかり素通りしてしまいました。
9月5日の満月の日、帰り道の美しい「月」は、道に張り出したその桜の木の
上にくっきり見えていました。この木の下を通る時には、「桜の葉」の香りが
ほのかに漂い、紅葉した時は、木漏れ日で葉がステンドグラスのような色合いで
私を楽しませてくれました。
ひょっとして、もうすぐ???と思っていたのに…とうとう。
帰宅時でない、日中に「撮影しよう」と思いつつ、昨日の朝の残酷でした。
今朝、ここに私たちを和ませてくれた樹齢を感じる桜があったという証拠を残す
ために写真を撮ってきました。まだ樹液がにじんでいました。ごめんね。
阪神電車に「乗っている人」も楽しめた土手の桜。
切らないといけなかったのでしょうか。怒りより悲しさのほうが大きい。
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そして、もうひとつ。泣いてしまったこと。
母から「カメが広田小学校でだめだったの」と聞かされ、「死んじゃったの?」
小学校では、今「生き物」について、飼育をすべて行っていないそうです。
(世話も大変ですが、虐待もあるそうで、子供から奪われてしまったみたい。)
我が家から引き取ってくださった方が、その後引受先を何か所も探してくださった
そうですが、大きいことや、やはり育てる環境が少なくて、結局、野生に帰っても
生きていける環境でと、砂地、餌(虫)、水を考慮して、「武庫川」に3匹を
放されたという、ご報告を頂いたのでした。
ご夫妻で武庫川のカメのための「ポイント」を探してくださり、3匹を水中に
放されたとたん、あっという間に「スイスイ」と泳いで見えなくなってしまった
らしい。
ご主人が「3匹、迷子にならんように離れたらあかんぞ…。」と大声で呼びかけて
くださったそうだ…。奥さまは、帰ってくるかも…とその放した場所に一時間も
座って様子を見ていてくださったと聞き…。最後には飼育していた時の「カメの
餌」を川原にまいてきてくださったそうでした。最後までありがとうございました。
母は涙ながらに、「ずっと家で今日まで泳いだことのないカメが、あっという間に
スイスイ大川を泳ぐなんて、信じられないわ。でも自然に帰してやりたかったから
結局はよかったのかしら…ね。」と言い、私も信じられない思いで聞きながら
今後ひたすら元気で過ごしてほしいと願うばかりでした。
自宅から手離したことが、本当によかったのか悪かったのか、揺れる思いが残りました。
でものびのび自由に「生きる」ことも必要だったのでしょうね。
そしてお優しいご夫妻がきちんとカメを生かしてくださったことの感謝。
「土曜日、そんなことがあったんだ…。今頃竜宮城に到着したかな。」
やはり私たちの家族だったカメたち、武庫川でまた出会いましょう!
長生きするのよ!

夕陽を見ながら思う!

ベランダから見える海と六甲山脈の繋がる背景の夕陽は、大好きな光景だ。
ぼーっと見ながら、考えた…。
12日は、嘉麻市で「憶良まつり短歌会」に出席する。
13日をいかに過ごそうかと12日の夕方、福岡空港から小松空港へ行き
高岡へ向かおう!と画策していたが、もうすぐ行われる「下向の旅」の予定・準備に
ついて、いろいろ理由はあるにせよ、お手伝いの私自身がむなしい気持ちが勝ってきて、
開町400年という私にもゆかりある記念日を「自分の目で見たい!」と思っていたが、
気持ちが萎えてしまった。やんぴ。
嘉麻市で、桂川町で、久しぶりに犬養先生の歌碑に会って気分転換をしてこようと
思う。
昨日は、老人ホームのデイサービスのボランテイアに行き、みなさんの様子を
見るにつけ、祖父母のことなどを思い出しながら、元気をもらってきた!
李香蘭(山口淑子)さんとお友達の90歳のおばあちゃまがおられて、お二人の
娘時代の記念写真を見せて頂いた。思いがけない経歴や、環境の方々が集まって
おられるホームは、一見はなかなかわからないけれでもそれぞれの人生の尊厳がつまって
おられるのだなあと思った。
次は11月。インフルエンザに気をつけてね…。また来ま~す。
四国の銘菓が贈られてきた。由良さんありがとう!
「坂の上の雲」なんて、今の時代もそう、私の心情もそう、何よりの
お誕生日プレゼントでした。
独り占めで「いただきます。」
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