TSUBAICHIスペシャルライブコンサート!

万葉うたがたり会でおなじみの歌姫、山口ひとみさん。
彼女は、毎年個人でクリスマスデイナーショーを開かれているが、今年は
インフルエンザ騒ぎで世間が自粛ムードになってしまい、はやばや
中止と聞いていたので、よし!それならば、オカモサロンで今年最後の
華やかなステージを飾って頂こうとお願いして、実現したこの日。
プログラムは山口さんにまかせ、得意のジャンルのタンゴやラテンを
中心に、選んでもらい、伴奏者は、万葉うたがたりのバイオリニスト
村田道代さんと、同じタンゴバンドのピアニスト上田裕司さん、そして
パーカッションは西野欣哉さんと言う贅沢なアーチストが勢揃いした。
音楽は山口さんにまかせて、主催の私たちは、山寺さんと会場作りに
ステージの位置、飾りつけ、飲食の準備は思案しながらも張り切って
行った。27日当日、開場の30分以上前から、来場が始まり・・・。
2部構成のあっという間の2時間だったが、涙が出るほど素晴らしい
ステージだった。丁寧で、しかし迫力ある歌に会場が惹きこまれた。
まさに本物の音楽に触れているという実感。
山口さんの「歌」に対する姿勢・執着を感じた。
そして私はまた違った世界にもいた。客観的に「サロン」で行われて
いる「コンサート」を目の前にして、足を運んでくださった方々の顔、
サロンに響く音楽、1年前に準備を始めた頃の淡い夢が、そこに現実と
して広がっていることの喜びと感慨に包まれていた。そして出演の
山口さん、村田さんをはじめ、スタッフの山寺さん、お手伝いに徹して
くれた園田さん、砂原さん・・・うたがたりの仲間たちがそれぞれに
支えてくれていることが、本当にうれしかった瞬間でもあった。
お客様のお洋服取り違えハプニングもあったが、無事終了した。
新年のTSUBAICHIは、やはり万葉うたがたり会で幕開けをしたいと
1月11日(月・祝)に園田知子DAYとして、万葉うたがたりコンサート
を予定している。
来年も音楽サロンとして、レベルアップしていきます。乞うご期待!

メリークリスマス!

24日のイブミサに行ってきました。
帰宅して遅い夕食。そしてクリスマスケーキです!
娘も甥も姪もいない、大人(家族5人)だけでのクリスマス!?
「きよしこの夜」の全員合唱に、はな・ひなが大興奮!
そんなに私たちって歌が上手だったのかしらん???…という反応?
それぞれの年末年始の予定を確認しあいながらのTea Time。

松下昌子さん、さようなら…。

甲南女子中・高・大と10年間の同級生だった、岡橋(旧姓)昌子さんが、
亡くなり、先ほどご葬儀から帰宅した。
彼女は甲南幼稚園からなので、まさに筋金入りの「甲南漬」だった。
昨日の友人の電話の「まさか…」が、新聞記事は残酷な現実を伝えていた。
きょうの1時からのご葬儀に出かけたが、松下電器の副会長夫人ということで、
多くの方々の参列があり、私たち同級生はとりつくしまもなく遠巻きに様子を
見ていた。
喪主の松下正幸さんのご挨拶は、淡々と私たちに経過を伝えて下さったが、
松下家の「よき嫁」、4人の子供たちの「良き母」、私にとって「最愛の妻」と
言われたが、最高の賛辞を聞いて昌子ちゃんもうれしかったことだろう。
結婚が噂になった時、「おかはし」「おかもと」と出席順で隣り合わせだった
こともあり、新聞社や週刊誌の記者から私に問い合わせがあった思い出がある。
やはりビッグカップルとしての話題性があったのだろう。
松下家というと、松下幸之助の偉大さから、ナショナル(今はパナソニック?)
という大会社であり、御曹司との結婚!ということで、お嫁さんも「玉の輿?」
なんて思いがちだが、いえいえ私たち甲南生の間では、筋金入りの華麗なる一族の
お嬢様だったので、大阪商人の家系にはちょっと…なんて話が出たくらいだった。
その世間知らずの昌子ちゃんが、立派にお子さんを育て、内助の功を果たし、
松下家を支えてきたのだ。でも早すぎる…。
驚いたのが、先週19日がご長女の結婚式だったそうで、準備に忙しい…というのは
友人も聞いていたようだが、2年前からの発病をひた隠しにしながら、頑張ってきた
ことをご主人が語られたのを伺い、友人はみな闘病生活を知らなかったことを悔んだ。
結婚式をも届けるかのように、力尽きたようだ。まだまだ子供たちの将来が残って
いるのに…。
つらかったのは、昌子ちゃんのお母様をお見かけしたことだ。先に逝くなんて。
4人のお子様は、本当に品の良い素敵な方々で、昌子ちゃんの子育てが偲ばれた。
ご葬儀は、やはり松下家としての葬送だったが、私たちは屈託なく青春時代を
過ごした仲間たちとして、あの頃に戻ったように、棺に向かって「よしこちゃ~ん、
さようなら~」と叫んだ! 「また会おうね!」と心で呼びかけながら。
きょうのご葬儀で久しぶりに顔を合わせた同級生たち。
旧交を温めるには、あまりに悲しい場だったが、昌子ちゃんのおかげで顔を
合わせることができたのも感謝している。
きょうのお別れが夢であったらいいのに…。私がまた、名次神社方面へ行ったときに、
ピンポンダッシュしたら、昌子ちゃんを呼び出せそうな気がするな。
私も今春こけたように、久しぶりの友人たちもまた元気で再会できますように…。
心を残しながら散会した。
きょうはクリスマス。
夜空には、昌子ちゃんの「星」も出てるかも。ミサに与って、私も「今生きている
こと」に感謝の祈りを捧げ、主のご生誕を心から祝いたいと思う。
メリークリスマス!

気分転換

当初の予定が「寒波」と「大雪」で、中止を余儀なくされたため、
自分の時間ができたので、気になっていた、明日香村の犬養万葉記念館で
開催されている、烏頭尾精画伯の「キトラ古墳壁画」の「四神展」に行ってきた。
烏頭尾先生は、壁画の情報公開の協力として、現物を見ながら、復元のスケッチ
を託された方で、初めて「朱雀」を拝見した時の感動は今も覚えている。
今回は四神すべてが、絵画として展示されており、先生のお人柄によるものも
あるだろうが、品格のある、しかしやさしい色合いに満ちた素晴らしい作品だった。
古代、葬られた「人物」への畏敬と、鎮魂と、追悼と、蘇生?を祈って描かれた
この四神の壁画に、時代を思い起こし、深い感慨を覚える…。
雪曇りが、雨になった。
今回の企画展示は、「飛鳥の万葉ー恋ものがたり」で、今回は少しコミカルに
万葉歌を取り上げて、若い人などへのアプローチがあり、いいと思った。
大津皇子と恋愛中の石川郎女がちょっと「悪女」風なのには、抵抗もあるが…。(笑)
図書館では、久しぶりに犬養先生の書物を探索して、いっぱいコピーを取ってきた。
貸出のシステムさえあれば、奈良女子大生などは、勉強しやすいと思うのに…。
近鉄電車も奈良交通のバスもなつかしい光景「日の丸」を掲げている。
天皇誕生日のきょう、久しぶりに明日香村で、半日過ごし、癒されました。
次回は自転車で走りたいな。
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TSUBAICHI忘年会

19日は、奈良女子大学の貴重な集中講義の日だったが欠席し、前から予定していた
TSUBAICHIカルチャーがあり、中西久幸講師の今年最後の貴重なお話を拝聴した。
新年も近いことでテーマもかるたとりで身近な「百人一首」。その中の万葉歌人
大伴家持歌の
「かささぎの 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける」
について、前半よりも後半の部分について、その後の作歌においても影響が
見られていることに驚いた。霜・白き・夜・夜更けに加えて「かささぎ」の
色合いまでモノトーンの世界に美を見出すことの考察と、この歌を選歌した藤原定家の
すごさをあらためて納得した。
大伴家持歌と言いながら、万葉集ではないこの歌をないがしろにしていた私に
とってまさに目からウロコだった。
引き続き午後6時~、今年TSUBAICHIのサロンで輝きを放って下さった方々をお招きして
無事年末を迎えられた喜びと、感謝の気持ちを添えて、ささやかな忘年会を催した。
私と山寺さんとの手料理で、まさに我が家のお食事会にようこそ…とわがサロンの
趣旨でもあり…。みなさま本当にありがとうございました。乾杯!!!
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TSUBAICHI「IT]事業部の???乾さんが作ってくださったパワーポイントで、講師、
出演者の皆さんをご紹介しながら、バラエテイに富んだ、とびっきりの行事の数々に
感慨も一入だった! 皆さんにそれぞれご挨拶を頂き、ますます万葉の輪は大きく…。
それぞれにおみやげや、差し入れやご配慮を頂き、ありがたかったです。
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私たちのお料理もちょっとご紹介…。おでんのお鍋もあり…。シュークリームの
クリスマスケーキも…!
ここでちょっと主張!
この準備はぜ~んぶオールマイテイの山寺さんがして、オカモは結構なこと!と
言われてしまいましたが、一応私と献立は半分づつ準備したのですぞ!
私は所帯感!?がないのか、家では何もしない(できない)ように思われていることに
異議あり!です。
まあ、優秀な部下を持ったと思い、私はいつまでもアイドル然と見られているのだ!と
良きように理解すべきでしょうか。(汗)はい。
興に乗ったところで、私の伴奏で万葉ジャズの芝山さんが「明日香春秋」を歌い、
伊奈さんが、志貴皇子の万葉歌で太極拳アレンジの万葉体操をご披露くださり、
また、全員で「みんなで歌おう懐かしの歌!」体験をして頂いたり…と楽しい
ひとときを過ごすことができました。
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またそれぞれに来年に心を馳せながら、散会しました。
「今夜は最高!」

猪突猛進!

「名草山 言にしありけり わが恋の 千重も一重も 慰めなくに」
                 巻7-1213 作者未詳
和歌山市和歌の浦から臨める「名草山」は、中腹に紀三井寺のある
有名な山で、もちろんこの万葉集にもあるように、南紀へ往還の旅人が、
名草山を通りかかった時に、恋人のことを思って詠んだ歌だろう。
その山中が猪やイノブタラッシュになっているとは、しらなんだ!?
昨日NHKをはじめとして全国ニュースで、大暴れした猪の話題がトップニュース
だった。神戸の私の母校の近くや芦屋川の周辺も出没するので、よくある
話題・・・と気にも留めなかったのが、留めました!!!
だって、万葉故地が全国ニュースの話題になったのですから…。
さんざん人を襲い、暴れまわったあげく、電車で轢死とか…。
やはり結末にはなんともあわれを誘う。
里山がなくなり降りてきたというより、今回の原因は猪・イノブタが増えすぎて
ブヒブヒ!密度が高くなり、あふれだしてきたというような状況のようだ。
名草山も有名になりました! ハイ!

疲れてます!

帰宅して、我が家のネコが私を出迎えてくれる…。これはひな。
「ただいま~。」
ほっとするひととき。
寒くなるにつれて?、床暖房の上で、長々と寝そべる君たち!
あー、私もネコになりたい!!!

サロンに聖歌が響く…。

クリスマスを前に、またまた神様に感謝です。
私のサロンは「我が応接間」の気持ちでスタートさせ、「万葉うたがたり」発信基地
であり、うたがたりの仲間たちの音楽活動の場であり…。
また、私のお親しい方々に集っていただく場所として、楽しい試みを重ねながら
過ごして参りました。本当にあっという間の12月を迎えております。
そしてきょう、サロンでは、大阪教区のカトリック教会の聖歌隊でそれぞれに
奉仕されている方々の月1回のお勉強会というか、練習会がありました。
いつもは、池田教会でなさっておられるのですが、会場のご都合が悪かったようで、
わがTSUBAICHIを会場に、12月の例会が開かれたのです。
私も仁川教会のオルガニストの一員ですので、聖歌隊のメンバーでもあり、
この典礼聖歌奉仕会には、もう20年以上参加しておりました。
でも教会のミサもそうなのですが、土日がふさがることが多く、月1回の自分の
お役目を果たすのが精一杯で、この練習会にもずーーっとご無沙汰しておりました。
そうそう、毎月、練習会のはじめに行うボイストレーニング講師は、わが歌姫の
大岡美佐さんで、信者の私は不参加ですが、美佐ちゃんは毎月きちんと指導にあたって
下さり…?! と奇妙な立ち位置におります。
きょう、サロンで練習会の機会があったことは、普段不真面目な私も参加できた
わけで、もちろん美佐ちゃんのボイストレーニングも受けました。
今日の聖歌はクリスマスが近いので、讃美歌と待降節の歌を歌いました。
やはり、教会で「歌うことは3倍祈ること…」と神頼み派の私としては、
神父様にも祝別して頂いたこのサロンでこのような機会もあればいいな…と
漠然と思っていましたが、クリスマスを前に実現したのです!!!!!
サロンに「聖歌」が響く…。
感動でした。私には万葉の歌がありますが、聖歌は単なる「歌」ではなく「祈り」
ですので、サロンで神様に「祈り」を「歌う」ことは、万葉歌を「歌う」ことと
共通の思いを感じています。
サロンに「聖歌」が響く…。神様のご計画に感謝でいっぱいです。
写真展(企画展)もできた! 聖歌を歌うチャンスもあった!
あと私が切に望んでいるのは「ピアノ」のコンサートです。
私と二人三脚で過ごしてきた大事な「ピアノ」を思い切り生かしてやりたい。
ただ、今の私の演奏力ではコンサートは無理です(汗)ので、どなたか
ピアノコンサートを開催してくださる方はないでしょうかね。
ただいま、山口ひとみさんの「みんなで歌おう、なつかしの歌」で
下手ながらピアノ伴奏させて頂くのは、とっても楽しい私です。
♪「遠く地の果てまで すべてのもが 神の救いを見た!♪

現実

久しぶりに学内で見た鹿クン。
奈良女子大学の校庭を潤す四季折々の自然美にはいつも感嘆する。
まさに春は花(さくら)、秋は紅葉の風情は何とも言えない。
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1年ももうあとわずかになってきた。
公私ともに本当にいろんなことがあった年だった。
きょう、阪神の赤星選手引退の報を聞き、絶句。阪神のシンボルだったのに…。
娘が特にひいきしていた選手。生き方や、優しさや、努力家で、人間性をずいぶん
尊敬していた。私も娘に準じて黄色のジャージは53番。
…ショックだろう!
今年は思いがけない事が次々と起こった年でもあった。
でも何が起こっても動じることなく、対処しなければならない年齢になっている。
心で泣いても、笑って受け止められるようになってきたかな。
立派な大人ですから…!?

もうすぐクリスマス!

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待降節がやってきました。昨年には万葉うたがたり会のクリスマス&忘年会で
ここを訪れたのでしたが、なんとサロンTSUBAICHIから数分の距離!
空中庭園展望台が有名な梅田スカイビルのクリスマスイベントです。
ドイツクリスマスの賑わいと、華やかな電飾は冬空のロマンをかきたて、
平日も多くの人が訪れていました。
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童心に帰るひととき。うっとりとツリーを眺めました。
キリストの生誕を待ち望む信徒の思いと、何もわからなくても無垢な気持ちで
明るい「光」を受けた人が、力を得たような気持ちになることは、何の違いもない
神様のお示しだと思います。
世界中の人が、明るくおだやかな気持ちで、年末年始を迎えてほしいと心から願います。
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メリーゴーランドに乗りたかったのですが、年齢制限あり???
周囲の屋台では、クリスマスグッズの数々に楽しい気分。オーナメント・リース
木のおもちゃ・お菓子・ビール・フランクフルト・シチューなどなど
五感で楽しめる品物の多彩さに、しばし立ち去り難く…。
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そっか~、当分毎日通勤で通れる「場所」でした。また明日来ようっと!(微笑)