河内家菊水丸さんは素敵!

フォトギャラリーでご紹介しています。
大変政治家の出席が多くて、政界を6年前に引退された野中さんのほか、現職の衆議院議員
が2人。あとは住居地の京都の南山城村村長、八尾市長、大阪、姫路、伊賀の府議会、
市議会議員など、次々登壇された。私が感心したのは、地元京都では高額納税者である
こともさながら、菊水丸さんはいろんな地域に「ふるさと納税」をしておられるのだ。
その返礼もあって、自治体の首長さんや、町おこしで菊水丸さんの河内音頭の櫓を企画
された議員さんなどが、来ておられた。もちろんお金に余裕がないとできないことだが、
菊水丸さんが「お世話になった」と思われる地域に率先して行動をしておられることに
尊敬、喝采。そして逆に全国には「河内」を広めておられるのだ。
来賓のお話の中で、画家の成瀬国晴さんが、伝統芸能「河内音頭」演者から、「伝承者」と
しての道へ歩まれ始められたことを「伝統から伝承へ、ちょうどいい年頃を迎えられた」
と言われたが、菊水丸さん自身の目指される道に対して、適切な表現に大いに納得した。
パーソナリテiの鈴木美智子さんが、菊水丸さんイコール河内音頭で、人は「人生に自分
の武器を持つことが大事」と言われたことも、耳に留まった。「武器」という「自分が誰か
と戦える手段」の何か!と言うのもすごい表現である。
ふむ、私には「万葉を作曲すること」が武器かも…なんて。
多くの来賓の祝辞の後、菊水丸さんのステージがあったが、パーテイに参加しておられる
中に、阪神タイガースの法被を着たり、粋な着物姿のご婦人や、半端じゃない河内音頭の
踊りの輪が会場の中にできた。やはり中にはお客さんでつい誘われて踊る人もあり…。
本当に楽しそうで、平和な明るい時間を過ごした。
お開きには、参加したお客様一人一人と対面。ミーハーオカモは、握手と写真を…。
「芸人」さんではあるが、ラジオウオークでご一緒した時もシャイで、生真面目な
口数の少ない方だ。10年前、私のCD発売を新聞で見て、FAXで申し込んでくださった
時からのご縁である。イケメンで、紳士で、思いやりがあって…。
ますますファンのボルテージがあがるやん!
上海万博で大阪代表で出演、成功を祈ります!!!

めずらしいパイプオルガン

奈良カトリック教会の聖堂で、日本ではじめてお目見えしただろうと思われる
16世紀のルネサンスパイプオルガンの演奏会がありました。
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主催は大伴家持の歌碑を自宅に建立された佐保山茶論です。オーナー岡本さんの伯父さんの
中西光彦氏(前東大寺学園国語教諭)が、趣味(と言うと失礼ですね。)の延長で
奈良県の山添村の自宅工房で復元されました。そのオルガンのお披露目に、盲目の著名な
演奏家武久源造氏が、演奏されました。
終日の雨や、響きのよい聖堂とは言え、観客のための音色の最良のオルガン位置など、
悪?条件をクリアーして、聖堂の中央に設置されたオルガンは、大変立体的で、かわいい
パイプオルガンでした。立体的というのは、このオルガンは、手動のふいご式で、空気を
送り、10キロもある(持って見て、重かったです。)2つのふいごを「ふいご手」と
言われる役割の人がいないと、演奏ができない楽器です。
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鍵盤は、ミニ鍵盤なので、チェンバロのように小ぶりで私などは弾きなれないサイズです。
数えると25鍵ありました。ストップは9つ。
時代的に、ヨーロッパでも村のコミュニテイが「教会」であったことで、人が集まり、
歌ったり踊ったり…に合わせて庶民的な小曲が多く演奏されたそうで、今回も舞曲や軽快な
曲が、当時のように他楽器(打楽器やバイオリン)も伴い、演奏されました。
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私はいくつかの思いを持ちながら聞いていました。
聖堂で、貴重なルネサンスのオルガン音楽が響いたことは、まさに神様への賛美にほか
なりません。この場所で開かれたことを感謝しました。
盲目の演奏家、武久さんの演奏力はもちろんのこと、明るさとお話の巧みなこと…。
オルガンのこと、音曲、音楽の背景、いろんな学びがありましたが、盲目のピアニスト辻井
伸行君も話題の人ですが、あの細かな鍵盤を見ることなく演奏できる技術のマジック?
ミラクル?に尊敬でした。健常者で2つの瞳であたりまえに生活しながら、見落とすこと、
見抜くこと、しっかり見ることが私たちにはどれだけできているのだろうか…。
問われたような気もしました。
もうひとつ、演奏会の視野でもっとも目立たれた、武久氏のお弟子さんの山口さんと言う
お嬢さま(演奏家)が、演奏のお手伝い、ふいご手、ストッパー、そして先生の誘導など、
何役もこなしながら協力されていました。その師弟関係を、私と犬養先生に照らし合わせ
ながらなつかしく拝見していました。
教会の聖歌隊のお仲間とご一緒に出かけましたが、雨もまた楽し…。久しぶりに心温かな
時間が過ごせました。中西さんは、解体図データがあるから…と簡単におっしゃいましたが、
「復元」することのすごさ!!! 主催の岡本さんが、遷都記念事業のテーマとして、
大極殿と同じ「復元」という表現をされましたが、まさに歴史・文化を回顧するもうひとつ
のよい機会だったと思います。
このタイプのオルガンが、織田信長の屋敷に所蔵されていたかも…なんて、驚き!
またこれはかわいい、竪琴ではなく、膝で弾くパイプオルガンです。
天使が弾きそうなきがしました。私の守護聖人セシリアなどは、弾いていたのかなあ。
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ワールドカップ!決勝進出!

朝、目覚めてみると後半戦の最中で2対0で日本のリード。おー!勝ってるやん。
引き続き起きて、画期的勝利の瞬間をテレビ観戦できた。
よかったねえ。私はサッカーは他のスポーツより興味が薄いが、でも「日本」が
世界で活躍することのうれしさ。やはり元気の素だ。
私もきょうもがんばろう!!!。
実は、昨日ちょっとふさぎながら帰宅した。
生活の時間配分を思い、帰宅の電車で「優先順位」ってなんだろうと考え続けた。
「自分にとって今一番大事なこと? 責任のあること? 急ぐこと?」
それは「体調」でもあり、「仕事」でもあり「学業」でもある。
私の長所でもあり短所でもあるのは、「がんばっていますね。」とほめられると
もっとがんばらなくては!と自分が奮い立たせられることだ。
そして、何事にも全力投球型で、全力疾走してしまう。
これって、「ほめておだてながらその気にさせる」と言う、実に単純な「子育て」の
やり方で育てられ、がんばる「子供」と未だに変わらない。私はまさにそのタイプなのだ。
でも若さや気力で何とか乗り切ってきたことも、何もかもがうまくいくはずがない。
どこかで「優先順位」をつけてわりきっていかなければならない。
もちろん実は無意識で優先順位の順に毎日を過ごしているにもかかわらず、それが
どこか自分で自分を責めたり、呵責になっているようで、すっきりしない毎日だ。
余裕のない筒いっぱいの生活をしていることが、自分を許せない。
ただ、昨夜帰宅しながらの結論は「これでいいのだ!」
開き直ることも大事! 自分を許すことも必要。現実も凝視。
犬養先生の「今しかできないことをやりなさい。」と言う訓も、こんなことも
含まれていたのかも。
心の重さが取れたわけではないが、バカボンパパの「これでいいのだ!」精神。
気を取り直して、サッカー日本の元気の素も活力に、レレレのレ!
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長~い一日?

そっか、昨日は「夏至」だったのだ!
期待のヨガ体験教室の日で、朝から大きな姿見を運びこんだり、椅子・机の撤去をし
できるだけ広々とした会場作りに勤しみました。
早めに猿渡美穂先生に来て頂き、打ち合わせと準備開始。
アロマオイルを焚いて頂き、すぐにサロンにいい香りが立ち込めました。
HPのトピックスの写真の通り、会場は満員の受講生で感謝!!!
猿渡先生の笑顔と心地よい声に誘われるまま、私には初めての体験を過ごしました。
股関節がやはり硬いゆえ、あぐら?を組むと、「だるまさんころんだ」状態に
なり、メチャ不安定(汗)、昔は全開脚ができたくらい体がやわらかかったのに…と
残酷な変化?結果にショックです。7月からもあらためてヨガレッスン教室を開講して
頂くことになったので、少しずつでも健康・運動不足解消・スレンダーな姿を目指して
続けて行きたいと思います。がんばるぞ!
長い一日を終え、ちょっとふっくらした夜空の半月を見ながら帰宅しました。
そうそう、今年の「ささゆり」情報です。
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三重県の青山の山中。10輪の自生のささゆりを数えました。
6月17日には、奈良の率川神社で恒例の「ゆり祭り」が行われましたが、やはり
自然の光景の中で可憐に咲く「ささゆり」は健気で楚々としていて魅力的でした。
傍には「石つつじ」も…。万葉集のまさに磯の上に生ふる白つつじです。
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猪名川の木田さんの植物園で「ささゆり」はもう咲いているかな…。
ご連絡を待っているのですが…。(笑)
6月・初夏・夏至・ささゆり・ほたる!!! どこまでもいけるぞ!

ケーキ2題

こんなかわいいお誕生日ケーキ。いたずら心もたっぷりに…!
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こんなゴージャスなオーダーのウエデイングケーキもご紹介…。おめでとう!
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どちらも美味しく頂きました! ごちそうさまでした!

この子供たちの未来。

サロンの近所の紫陽花です。ガクあじさいと普通の紫陽花が共存しています。
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今年はつつじやさつきの満開の風景があまり見られませんでした。
車で走っていて道路沿いや、マンションや建物の植え込みなど、目を引く
鮮やかさですが、今年は葉が出るのとまぎれて終わってしまったのでしょうか。
今年は梅雨入りとともに紫陽花が咲き始め、「雨に似合う花」として楽しめそうです。
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今朝のJR環状線で、私のそばに加賀屋東小学校の3年1組の子供たちが乗車しており、
「JRかんじょうせんめぐり」の地図プリントをもって社会勉強をしていました。
車窓から町の様子はビルや、駅周辺の特徴をマメにメモしていました。
どの子も本当にあどけない素直な表情、つぶらな瞳のの子供たち…。この子たちを
まっすぐにそのまま成長させるために…大人の責任を強く感じました。
余談ですが、名札の子供たちの凝った?洒落た名前の多いこと。
親の「願い」「祈り」を込めたというより、ファッショナブルなネーミングと
言うべきかもしれません。
私の「三千代」は実は今でもあまり好きではないのですが、それなりに「意味ある」
ようで、今年は光明皇后の母、橘諸兄の母と同じ名前だ!と売りだしています。
きょうから、いよいよ本格的な雨降りです。

いきなり梅雨入り!

久しぶりの朝からの雨で、すぐに「梅雨入り宣言」とは! はやっ。
遅ればせの紫陽花も開花しはじめ、サロンの近くのビルの入り口でもいろんな
種類が見られます。本当に季節感のあふれる個性的な花です。
日本では、鳩山さんから菅さんに総理大臣が交代し、新たな内閣が
誕生しました。大臣、副大臣、政務官それぞれに40代、50代の若い議員の
顔ぶれとなり、世代交代を促したことだけでも政権交代の意義は大きかったと
思います。私が再三心を残していたように、鳩山さんの退任挨拶は、やはり
現実には実現のむづかしいことが多すぎましたが、彼の理想と信念に満ちた立派な
ものだったと思いました。普天間では今でも国外移設を望み、政治資金疑惑では
小沢さんと二人が退くことで、「民主党の政権運営」をスムーズに進め、政権批判に
集中するメデイアと訣別するためにもやむを得ず…。残念ながら全文も確認し、退任を
私も納得しました。
しかし、国難の時代といいながら、鳩山・小沢の足を引っ張ることしかできない野党の
政治家たちの質の低さにもうんざりです。でも小沢さんと鳩山さんの力で政権交代が
できたのですから、感謝を踏まえて、次の場面の展開に期待しています。
その鳩山さんの意志を受けて、今度は現実路線といわれる菅総理大臣ですから、
また一段と「国の形」をチエンジすること向けて、新たに頑張ってほしいです。
その菅さんの自宅は、東京の三鷹にあり、親友が吉祥寺に住んでいて、犬の散歩を
している時に菅さんに出会う!と聞き、(もう10年以上経つと思いますが)友人宅へ
遊びに行った時に、犬の散歩についてわざわざ「菅さんの自宅」を見に行ったことが
あります。(ミーハーな私ですので…笑)。東京は住宅も密集していて、同じような
建売住宅が並ぶ中の1角にあり、政治家は立派な住居に住む人が多い中、普通の
私たちと変わらない家、生活環境を感じて妙に感心したことを思い出しました。
菅さんが、2世の政治家ではないことや、非自民党からの出身者であることなど、
こんなことも新しい時代の到来の兆しのように思えます。
ミーハーついでに…。
3月の東京大学の甥の卒業式にちゃっかり私も参加したことはブログでも報告済みですが、
その時に移した記念写真が、やっとできてきました。母のごとく、親子のごとく、
違和感なく写っていて、私はニンマリ…。せっかくですので自慢かたがたご披露させて
いただきます!
葵くんも無事リクルートに就職し、銀座の本社ビルからのスタートとかで、順風満帆の
ようで何よりでした。昨年の今頃、病床にあったので私は予定していた東大の大学祭に
行けなくて、卒業式にもぐりこみましたが、今年の本郷祭では安田講堂前で、矢沢永吉の
ライブコンサートがあったそうです。お-、なかなか象徴的!
報道番組を見たり、「1年」の時を回顧しながら、過ごした日曜日でした。

ただいま~。

お出迎えの2匹です。
やはり、癒されるひととき。私もネコになりたい…とよく思います。
今朝は4時過ぎに目覚めました。
何だか貴重な「日曜日」の時間が惜しくて、行動開始。
泥棒が入った後のような、部屋のおかたづけからです。(汗)
本当に、仕事から帰宅すると「疲れ」が先に来るのは、年のせい???
なんでも「年のせい」にするには、老人に失礼でした。
すっきりとした生活を志しているのですが、「かたづけられない症候群」です(泣)。
6月5日
先週の土曜日には、TSUBAICHIサロンで、中西久幸氏の「紫式部の大和魂」という
講座がありました。源氏物語に「大和魂」という言葉が表現されて以来、表現された
紫式部の意図から以降、「大和魂」がどのように享受されていったかということを
中心にお話しして頂きました。
私も「大和魂」概念には、言葉の独り歩き的理解をしていましたので、シンプルに
外国文化や教養に「対する」日本人の感覚というか、価値観と言うか、紫式部の
画期的に創出された「用語」の一つである…と言うことのようでした。
しかし、参加者の多くは、戦争を経験された世代の方が多く、「日本人教育・時代・
言霊的解釈」の呪縛があり、中西さんの「紫式部」というテーマから少し発展した
議論となり、「大和」「たましひ」など日本語の持つ力や意義、また、不幸な歴史体験
からどうしてもぬき出せきれない世代の哀しさなども再認識した機会となりました。
中西さんは「必ず重たい話になります…」とおっしゃっていたが、今回は、紫式部が
「大和魂」なる言葉を源氏物語において表現していたことに納得! 昔の斜め読みで
そんな言葉出てきたっけ…状態の私でした。おそまつ、トド松、じゅうし松なんちゃって…!?
6月7日、サロンから、午後12月に30周年記念万葉うたがたりコンサートを行う会場の
下見に出かけました。大阪市役所の隣の中之島の大阪市中央公会堂です。
音響の富岡さんに会場の使い勝手、備品、照明器具の確認、その他必要情報を運営プロ
の目で確認してもらいました。私は「雰囲気」「場所」「内容」と、ソフト面しか
わからないので、こうして縁の下の力持ちの方々にたくさんお世話になります。
でも本当に古いですが、贅沢な建築美にうっとりします。是非多くの方に来て頂きたい
です。夜は山寺さんと、「ふくろのけむり」という公演を見に行きました。
今度サロンで「ヨガ1日体験教室」をして下さる猿渡美穂さん出演のお芝居でした。
私の娘と同じ年?かな。平成の歌垣で出会ったかわいい女優さんです。
芝居の内容もかきたいけど、ちょっとカットして…(汗)。会場名が「ニャン」という
のはよかったです!!!(笑)
6月8日は備前うたがたり。
行きの珍道中は、ブログに書いた通り。次回は9月です。
新たな参加者も増え、ありがたいことでした。
6月10日は大学院の授業。
先日サロンで「研究はすすんでいますか。」と尋ねられて、胸が痛んだ私(汗)。
ともかく「大学に行く」という時間を捻出するだけで精一杯の現状で、こんな状態で
いいのだろうかと自問自答しながら過ごす毎日。ただ、社会人入学者であるのは、
こういうことなのだ!と開き直ったり、また学生さんを見ていて、かつての女子学生
時代の私は、なぜか生真面目に大学と自宅とを往復する4年間だったことを思い出し、
理想的にはそれくらいの時間を費やし、ましてや大学院なのでした。一段すすんだ勉学
研究にならないといけないはずなのです。
でも「万葉集」に関しての仕事をしているので、そのための学習機会だと割り切って、
授業を受けたり、新たな知識や内容を理解したいと思うので、当分マイペースで
やっていくしかないようです。
でも大学の構内の四季折々の風景や、時々やってくる鹿との対面や、近鉄電車からの
平城京の景色などに触れながら「万葉のミヤコで私は学んでいるのだ」という幸せ感は
あります。がんばろうっと。 
6月11日は宝塚のコープカルチャーでした。
とても熱心な受講生の方々で、質問を頂き、私の宿題ができることも多々あります。
ただ今回は、先週のオカモゼミナール・備前・宝塚・そして白鹿コンサートと
内容を決めて、レジメを作ったり、練習したり…と特に忙しさが集中してしまい、
「なんでや~!」と思いながら、ひたすら乗り切ってきました。
でも、相手(機会)のことを考えながらのプログラム・レジメ作りは楽しい作業では
あります。万葉は楽しい。みなで楽しむことはもっとうれしい!です。しかし、
哀しいかな、昨年の病後より、今は自分で疲れが目に見えて表れているように思います。
テレビ出演ではありませんが、人前にも出ますし、み目麗しくいたいのですが、
疲れ果てて…というのはいやですね。ともかく今は「寝る」ことを最優先にしています。
それでブログもいっぱい書きたいことがあるのに滞ってしまいました。
6月12日、白鹿コンサート!終了しました。
写真も整理しながら、また次の報告にしますね。では、今から主婦業に!
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大移動!

昨年の秋以来の備前うたがたり会の講座。
年に2回のペースで続いている。もう何年になるかなあ。
昨年の1回目の7月は、手術・入院直後だったので、体調を気遣う家族に心配されたが、
私自身が楽しみにしているので、山寺さんが往復、車で私をフォローしてくれながら
無事に終えられたことを思い出す。長い期間にはいろんなことがあるものだ。
昨日は、自宅を出発してから「JRの人身事故で、運転に影響があるらしい!」という
連絡を受け、半信半疑でともかく三宮へ出たが、早朝の事故にも関わらず、3時間以上
たってもかなりの混乱状態だった。
備前の会場へは、姫路から相生経由で赤穂線へ乗り換え、西片上へ向かう。
まず三宮で「新快速」が来ない。100分遅れで動き始めた新快速で姫路へ。
しかし時間調整のためか、徐行個所が多い。姫路からの赤穂線ホームには、遅れた
特急「はまかぜ」が停まっている。おー、デイーゼル車だ。煙がすごい。
携帯電話の「乗り換えナビ」であれこれ検索しながら、悩んだ末、新幹線で岡山へ出て、
西から移動することに…。
ただし、移動と手続きに時間をとられて予定の電車に乗れず、ナビもやり直し。
山陽線に乗って和気で降りるか、遅くなっても赤穂線の西片上へ行くべきか。
最寄りの駅には迎えに来て下さる連絡をもらっていたので、私の連絡を待っておられる。
どうしよう!!!
岡山駅で今にも出発しようとしている赤穂線の電車があり、途中の「長船」までだが、
長船から西片上まで駅は3つくらいなので、ええいと飛び乗った。
「長船」駅へお迎えお願いします…と連絡をして、一安心。
あとは、いつもと違う電車の旅はまた楽し!
「西大寺」があった。奈良で今賑わう大和西大寺と名前は同じでも大違い。
ひなびた静かな駅だった。「邑久」駅。大伯皇女の生まれた海上の地名だ。
「長船」駅。刀剣の産地で有名なところだ。目的地の備前は「備前焼」の里であり。
都会からすれば、ひなびた過疎地に近いかもしれないが、歴史を刻み込んだ土地柄は
その素朴な風景になつかしさや郷愁を感じることが不思議だ。
おかげで、所要時間はかかったが、みなさんのご協力のおかげで、無事に講座の時間には
間に合った。お迎えの車にはお弁当も用意してくださっていて恐縮だった!
講座も新たな方が8名も増えたそうで、38名も集まって頂き、感謝。
1300年遷都祭でにぎわう「平城京」をテーマにお話ししました。
もちろん平成の歌垣の思い出話も含めて…(笑)
次回は9月ですが、はや来年の予定も決めた。万葉パワーは不滅です!
振り返ってみると予期せぬ激動の1日だったが、私はいろんな新たな経験ができることは
大歓迎なので、ハプニングも楽しい思い出となった。
しかし、明日は宝塚でカルチャー、明後日は西宮でコンサート…と目白押しの
スケジュールで、準備も伴うことから、かなりくたびれ果てている…。
がんばるぞ!

偏見ですが、私はこう思います。

奈良女子大学にやってきた鹿に新しい角が生えている!
バンビちゃんの成長だ! 若々しさがなんか、いい感じ!
しかし、話は変わって
きょう、鳩山総理が辞任をされた。なんかむなしさだけが残る。
人間って、本当に「他人事」として見ていることが多いのだなあと思う。
ご本人は辞めたくなかったのだ。誰かみたいに「総理の座」にしがみつくのではなく、
やはり「最後まで総理として、責任を取る覚悟」だったのだと思う。
私は非難を浴びながらでも「責任者」としての泥を全部かぶってトコトンやられたら
いいと思っていた。中にはちゃっかり総理に責任を押し付けていることもあったはずだ。
鳩山さんは辞めさせられて…選挙の為? 党のイメージのため?
確かにリーダーであるに違いない。でもすべて鳩山総理の独断の行動・決定なんて
あり得ない。支える立場の閣僚なり、議員や党員の責任こそ問われるべきだ。
そして、確かに政権交代で変化しつつある兆しも垣間見えた。
志半ばで総理辞任の鳩山さんに、自民党政権で手のつけられなかったことや、命取り
にはなってしまったが、あえてたな晒しになっていた普天間基地除去のための行動などに、
私は労いとエールを送りたい。次の総理がどれだけのことができるのか、そのほうが
不安だ。まあ、鳩山さんを辞めさせたことの意味合いがあるのかないのか、静観したい。
辞めて無責任だと言われ、辞めざるを得ないような状況を作り出す政治家たちの
姿を見ていると、与党も野党もともにうすら笑いを浮かべながら平気で批判を
している。それこそ、画面を通して見せられる私には、政治って本当に「他人事」で
行われているのだなあと思った。彼らが本当の「日本」を取り戻すことはできないだろう。
瑣末な足の引っ張り合いに、世界の各国からは、日本の体たらくをあざ笑われていること
だろう。情けない。
私自身が吠えたところで、何も変わらないし、影響もないと思う。
ただ、神に誓って政治家なら「その道」を正しく全うしているのかと言う疑問だ。
選挙に勝ち、多額の給与をもらい、特権で生き抜く、そんな輩が多すぎないか。
そんな人たちに「日本」をあずけられない!と思う強い怒りが、私を揺さぶる。
ニュースもうんざり…。早く寝よ~っと。