3月31日

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サロンに頂いた「桃の花」がちょうど見ごろとなりました。
つぼみのいっぱいついた枝を頂いたときに、果たしてみんな「咲くかな」と不安でも
ありますが、梅も、またこのたびの「桃」もしっかり存在を示してくれました。
やはり『万葉集』にこだわる人たちが集まるせいか???「枝を手折って」野趣あふれた
楽しみ方をする!気概があるような気がします。
明日からは4月。桜の話題も増え、まさに百花繚乱の「春」の到来です。

10日前のこと…。

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弟は税理士ですので、会計事務所は、年初から1年中でもっとも忙しい時期を過ごし、一般的な
確定申告の時期を終えて、ひとまず一段落…となりました。
昨夏、弟の事務所が私たちのサロン近くに移転しましたので、何かと行き来もでき、
弟も山寺さんと私の社員がわずか2人のつらつら椿株式会社(汗)ですので、機会がある
たびに配慮をしてくれます。ありがたいことです。
実は、この3月19日の「京都・順正」のお食事会も事務所の「お疲れ様会」だったのですが、
何ら関係ない私たちもちゃっかり便乗させてもらいました。
食事は、アフターエイト???(チョコレートやん!)も考慮され、南禅寺の「順正」で、
湯豆腐の会席を頂きました。順正は、桂三枝が司会をして、湯豆腐大食い選手権で特に
注目された老舗です。私も来たことのあるお店でしたが、久しぶりで、また京都らしい
雅な庭園に面した個室でゆっくり食事ができましたので、大変豊かな気分でした。
庭園から見えるお座敷には、風格のある古い雛人形が飾ってあったり、お茶席があったり…。
冬ならば、障子の外に雪景色を見ながら湯豆腐も乙なもの…と想像したりして…。
そして食事の前、まだ日のあるうちにと南禅寺周辺を散歩しましたが、写真は疎水の
煉瓦作りの建物の前で、山寺さんをオカモカメラマンがトリックアートのように写しました。
そして、食後にもう一つの企画は、ちょうど京都の東山界隈で、3月10日から20日までの
10日間、「京都東山花灯路」という「灯り」と「花」のイベントが開催されており、
食後に散歩できたらいいな…とわずか小1時間ほどでしたが、楽しむことができました。
私たちは時間的な制限もあり、青蓮院をゆっくり散策しましたが、庭園にLED電球のライト
アップの仕掛けが各所にあり、お寺の厳粛さに加えて、幻想的で神秘的な雰囲気を感じる
素晴らしい光景を満喫しました。
知恩院(国宝)の建物をスクリーンとして、カラフル映像を投影するイベントはもう
時間切れでしたが、お寺の入口には大きな生け花のオブジェなども粋で、やはり「京都」
らしい贅沢感と洗練された細やかさが感じられました。(奈良はなんか垢抜けない…!)
最後の写真は、円山公園のシンボルのしだれ桜です。花はなくてもこうして夜の姿も
絵になります。あと半月もすれば、桜の満開とともに一気に賑わいが増すことでしょう!
弟のおかげで、思わず「京都の夜♪」を過ごすことができました。山寺さんと感謝!
「灯り」のページェントは、季節を問わず、また全国各地で盛んに行われています。
「暗闇」を導く「光」は、いつも私たちの人生をも導く道しるべ。
「神は光!」今年の復活祭は4月8日です。

紀州の春

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めずらしい「ノシラン」。輝くようなきれいな紫に惹かれました。
日当たりがよく、海岸に面した土手に、小ぶりの水仙が群生して開花していました。
一面に漂う香りは沈丁花。里を香りで包み込んでいました。
湯浅の里の八重の大きな椿。まるでバラのよう…。

おめでとう!

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3月25日、私の唯一の姪であるしのぶが、早稲田大学を卒業した。
ステージおばちゃんとしては、甥の時も、東京大学の卒業式にも出かけたし、昨年暮れの
ダンス発表会と同様に東京へ行き、是非同席して私も祝福を贈りたかったが、春の行事と
いろいろ重なってしまい、残念。
前日の雨とは打って変わった春うららの卒業式に(私も春うららの紀州)、彼女の佳き日を
うれしく思った。
4月からはいよいよ社会人として出発する。
学生時代と同じ、東京での生活に、女の子であること、地震や天災の不安もあること。
そして新しい環境へうまく馴染んでいけるかどうか…とオバちゃんは親以上に心配しているが、
本人は見かけと違ったなかなかタフなマインドを持っているので、おそらく難なく過ごして
いくことだろう。
素敵な晴れ姿を公開します!

和歌山県の万葉故地「白崎」にて

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地元の漁師さんの軽トラックからおろされた「魚」は、今朝とれたばかりの鮮魚。
名は「めじろ」。鳥見たい??? いわく「はまち」だそうだ。
はまち、ぶりは日本海だけではないのね!と50センチ以上ある大きな魚に感動。
白崎の岬の高台にできていた展望台で記念写真。犬養先生との旅行では、こんな整備された
公園ができるなんて、夢にも思わなかった。もちろん最近できたスポットのようであるが、
セメント原料の採取で、岬の形は昔の半分くらいになっていると聞いた。
景観保護のために採取が行われなくなってから40年余りで、岬が無くなるのは食い止める
ことができたようだが、公園整備されてしまい、またそれなりに風情が無くなってしまった。
たとえば「世界遺産登録」などは「自然地」のままであることが、第一条件であるらしい。
景観を残すことと、維持管理の方法は、一体でなされなければ、無意味な整備になる。
私たち万葉ファンには、原風景の残るたまらない稀少な故地であり、しかし地元周辺の
人にとっては、海水浴・釣り・遊びにだけ最適の「観光地」になっていないか、気になる
ところ…かな。
やはり紀の国は、大らかさがある。温暖と、海や空の青が、気持ちをゆったりとさせて
くれるのだろう。船には乗れなかったけど、湯浅の町を散策した。
かつて賑わった熊野街道や醤油商家、古い街並みが残っている。
旧家の格子ごとに蒸籠がケースになったまちかど美術館があり、いろんな種類の生活民具が
展示されていて面白いと思った。
もちろんミカンの里、無人の店から、多種類のミカンが積まれた果物屋さんまで、ミカンを
買わずにはいられない。
リュックが重くなるので、おみやげに私は小粒の「ハルミちゃん」を購入。
解散がお昼だったので、やはり名物を…と食べたのが、はい、このしらす丼です!
紀州路はまた4月5日に訪れる!
次は「桜」が楽しめそうだ。

春日野ラジオ・ウオーク! 続編

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久しぶりに若草山に登りました。好天の昼下がり、子供たちが斜面を滑り降りていました。
鹿たちものんびりと過ごしています。私と記念写真!
若草山周辺もきれいになったお店をはじめ、道路・手洗い・駐車場…と整備が整い、
ずいぶん雰囲気も変化していました。
昼食をかねて入った茶店にあったのが、奈良包(ナラパウ)→ナラポワ→シャラポワ???
意味がわかりませんが(汗)、奈良漬けが入った肉まんが売られており、新しいもの、
めずらしいもの好きな私はすぐにゲット。
なかなか美味しい肉まんでありました!(新名物に名乗りを上げているのでしょうか。)
それから、東大寺の二月堂方面へ。お水取り行事が終わりましたが、まだ片付けの続きを
しておられ、竹囲いの撤去や、張り巡らしてあったロープ類?のかたづけなど、余韻が
まだ残っている感がありました。
二月堂の象徴である良弁杉を見て、花粉症が余計に意識されましたが、庭では白梅や椿も
咲き始め、春日野一帯の馬酔木とともに、春の装いが施されていました。
私は、ラジオウオークのコースからは離れて行動したのですが、同じようにラジオを
聞きながら、違うコースを行く人、ラジオを聞かずひたすらコースを散策する人、ラジオウオーク
に来ておられる方々ではありますが(一様に同じごみ袋をもっている!)、それぞれの楽しみ方を
会得しておられ、マイペースで過ごしておられることに感心しました。
毎日放送の制作担当者の今道さんにも会えましたし、上野先生ともご挨拶できました。
柏木アナウンサーともお話ができたので、オカモも参加していたのだ…と喜んでくださった
ことと思います。
さて、来年は???

ブログレター!

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大木さんへ、
3月20日、31回目のMBSラジオウオークが行われましたが、コースが春日野周辺でした。
春日大社・東大寺・二月堂・興福寺など、有名なスポットがたくさんあり、午前・午後と
コースを2通り準備されて、登大路の仮設ステージを拠点にのべ3万人の人が集いました。
久しぶりにうららかな春の一日となり、私も久しぶりに参加しました。
ラジオウオークで示されたコースもありましたが、私は12月に建立された犬養先生の
古事記歌謡の歌碑をまた見たくて、一通りラジオウオークの様子を見た後は、さっさと
歌碑にご挨拶に…。
場所もわかりやすく、大きく立派な歌碑なので、よく目立っています。
「先生、こんにちは。」
ラジオウオークの出演者の方々にも「すぐ近くに犬養先生の初めての古事記歌碑が建立
されましたよ」と、ご紹介しました。見てくださったかな…と思います。
茨城県の石で、大木さんが建立されたなんてみなさん想像外のことですね!
奈良・春日野の森に素晴らしいシンボルができて、とてもうれしいです。
春日野の森は、あちらことらで「馬酔木」が満開で、梅や桃・桜の話題が多い中、春を
告げるあせびの花々がたわわに咲いていました。
日当たりの良いところが早く、葉も艶々と緑がきれいでした。
昨日から全国高校野球が始まりました。石巻工の主将の選手宣誓は立派でしたね。
表現も上手だったし、私たちの心に響く「言葉」でした。
春は茨城県代表が出場しないので、甲子園球場にはいらっしゃいませんが、また大阪へ
来られるときは、TSUBAICHIにお立ち寄りくださいね。

家族で記念写真!

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北野天満宮

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3月16日で、1932年まれの母が、傘寿を迎えました。
80歳の母…と言うのは、世間的には普通の年齢層ですが、自分自身の「年齢」感覚がマヒ
していますので、同じように、また母もそれだけ年齢を重ねているという実感がありません。
長寿だった祖父母を見送った後、気が付けば、両親もすでに老境に入っていたことが、私には
ショックだったことが思い出されます。
今年、私は年女だと自覚してみて、初めて両親の年齢も納得できるようになりました。
家族というのも、両親の新家庭のスタートから始まって、61年の間に、家族が増えたり、
その成長に伴って、社会環境が広がったり、変化しながら、「家族」の絆が不動のものになり、
そこから子供の自立・独立を経て、家族の相対数は増えても、「核」としての家族は、
役目を果たして、形が衰退して行くのですね。「老夫婦」は、まさに原点に戻った形だと思います。
大伴旅人ではありませんが、それもあって「老い」は「寂しさ」の意識が強まるのかも
しれません。
私も弟家族もこの3月16日その日に集うことができなかったのですが、18日に娘が京都で
ダンスパフォーマンスの舞台があり、それを一緒に見に行くことで、「せっかくの外出」に
合わせて、食事も一緒に…と予定を決めてから、とても楽しみにしていたようでした。
両親は、孫の舞台を楽しみにしていますが、この頃は体調のせいで、なかなか観に行くことが
できなくなり、私の車で…というのは、とても安心だったようでした。
舞台もですが、ついでに10年ぶりに引っ越した娘の新居も気になり、見たくて、マンション
見学もあり。そして娘がお運びさんのアルバイトをしている京料理「ほんざわ」で会食。
私も久しぶりに親孝行ができた?…と自己満足でした。
京都は終日、小雨のしぐれる中、通りがかりに北野八幡宮へ。
両親を車に残して、足早に境内を半周。梅の花は、まだ7分咲きでした。遅い!
1枚だけ記念に写してもらった携帯写真です。
「東風吹かば、匂い起こせよ 梅の花…」う~む。香りはあるのですが、まだほのか。
満開の時期には、まだ間に合いそうです。

会うは別れの初め…。

2か月に1度の音楽療法(もどき)ボランテイアも2004年の8月から開始して、はや7年半に
なる。毎回みんなで歌う季節の歌の歌詞を準備するが、わずか、年6枚のペースでも
40枚以上になっているのを見ると、時間の経過の実感がなく、あっという間のことだった
ように思われる。
ミスブール記念ホームは、高槻市にある民間の施設で、規模は大変大きく、正式には
社会福祉法人聖ヨハネ学園という母体に、児童養護施設や、保育所、障害者支援施設、
知的障害児通園施設など、高齢者と障害者に対する支援事業の団体で、私はその中の
高齢者ケアセンターのデイサービスの方々に対するボランテイアとして、参加させて
頂いている。
先月末、ボランテイアに対しての懇親会を開いてくださったことは、ブログにも書いたが、
今春4月には、小規模特養の新たな施設も完成し、開設される。
今の時代の需要の多さと、必要性に、何か複雑な思いもする。
私も訪れるたびに、デイサービスに与っておられる方々の顔ぶれが少しずつ違うので、
その時に仲良しになっても、また次に必ず会えるとは限らないので、得意のお名前を覚える
こともうまくいかず、たまにしか来れないことを申し訳なくも思うことがある。
ただ、伺った時に、施設で働いておられる介護の方々を見ていても励まされることも多く、
私はその「ふれあい」を感じることが好きで来ているのだ…とも思っていた。
明るくて、親切で、根気良くて…とわずかな時間でもご苦労は感じていたが、それ以外にも
いろんなことがあるのだろう。
今回、私が帰る時になって「先生、お世話様になりました…。今月末で退職することになりました。」
と生活指導員の北村さんからご挨拶があり、びっくりしていると、いつもおだやかで優しい
長岡介護士が、「僕も来月退職することになり、ありがとうございました。」なんて…。
するともう一人の介護士の女性も「私もなんです。」ええっ!!!
みなさんがいらっしゃったから助けられて私も楽しく伺っていたのに…。
もちろん残りの方々も立派な素敵な方々なのだが、私のボランテイアタイムに関わって
頂いていた3人だっただけに、ショックもショック。すごくさびしい。
帰りの車で、「介護」という大事なお仕事の転職ということで、次はどんな風な仕事に
変化していかれるのだろう…とか、2か月に1度のアトランダムなボランテイアも、みなさんに
会える楽しみがあったことや、いろいろ思いが込み上げてきて、本当に「さびしい」と
思った。会うは別れの初めといいますが…というフレーズを言い聞かせながら…。
また新たな職場で、活躍されることを心からお祈りしています。
そして、ミスブールも「大きな穴」を早く埋められるように、新たな戦力、チームワークで
頑張って頂きたいものだ。