頑張ってます。

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いよいよ桔梗の花芽ができました。
ほったらかしの植木鉢から、1年を経てよくここまで・・・と感慨無量。
お花が咲くのが楽しみです。
「紫」か、「白」か!
去年のどちらが生き残ったのかも興味深いところです。

サロンに第九が響く!

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サロンのレンタルも本来の音楽サロンとしての機能が発揮されることは、大変うれしいことです。
6月ももう終わりですが、6月9日には、個人の歌の発表会。これはご本人が喜寿の記念に
習っておられる「声楽・歌」をご披露されたものです。友人・知人を招いて気のおけない
方々の同窓会の様でもありました。
サロンでこのようなお手伝いができることは、私の本望でもあり、サロン運営の冥利に尽きます。
また、16日には、「合唱団」活動を通じて結婚されたお二人の「新婚」記念に、合唱団での
お祝い会をサロンで企画してくださいました。
写真の紫陽花の花は、私たちサロンからのお祝いの気持ちです。
季節を象徴する花は、サロンの賑わいにもなりました。
もちろん、コーデイネーターの西堀さんのセンスが光っています。いい感じ!
合唱団の方々の集まりとあって、当日のプログラムに「合唱」のシーンがたくさん組まれて
いましたが、お酒の勢いも加えて、皆さんの歌唱にますます熱がこもってきて、最高潮に
合唱団の絆の曲でもある、ベートーベンの第9をいよいよ歌うことになりました。
もちろん予定の曲で、サビのところを私と山寺さんで…とピアノ伴奏を依頼されていました。
お二人の結婚式にも演奏しましたので、覚悟はあったものの大曲だけにドキドキ。
ところが、「全曲」歌いたい!、歌おう!ということになり、急遽、佐渡裕さんの指揮の
カラオケをスマホに録音されている方があったので、それをバックに大合唱が始まりました。
私と山寺さんは、みなさんが楽しそうに、原語を暗譜で歌われる姿に圧倒、感激!
気合が入って、表情豊かに迫力満点です。
集まられた方々の「第9」に対する情熱も感心しましたが、改めて日本人がこんなに好んで
歌うベートーベンの「第9」の魅力はなんだろうと考えさせられました。
ベートーベンも天国で感慨深いことと思います(笑)。
そして、我がサロンに響く「歓喜の歌」にあらためてしみじみ聞き入りました。
平成の海石榴市を目指す私には、力強い「歓喜の歌」でもありました。
音楽をこよなく愛する人たちが集い、輪がまた広がっていくことの楽しさ!
翌日、年に1度行っている「つばいち音楽会」の3回目。
予定人数には届かず、趣向を変えてアットホームなコンサートに…。
それぞれのエントリーの方々の出演以外に、みんなで歌ったり、演奏をしたり…と
楽しいひとときを「音楽」で共有できました。
TSUBAICHIは、多目的空間ですが、「音楽サロン」として、ますます頑張っています。

ミントアイス

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通勤途上のローソンでゲット。元気が出ました。
きょうも一日、いい日かも♪

備前焼バス旅行…その後。

4月3日の備前焼の旅で、はじめての土ひねり体験が思いのほか楽しく、また
それぞれ参加者の方々の作品が素晴らしかったので、焼きあがったら作品展を
しよう!という言葉通り、1か月半後に作品が焼きあがってきましたので、急遽企画、
6月17日は、加藤正彦さんの講演会の日でしたが、その前に1時間半ほど、作品展を
致しました。
すでにホームページ・トップでもご紹介しましたように、初めての素人の作とは
思えないほどの出来栄えで、自他ともに認める器・お皿・小物がそろいました。
また、TSUBAICHIでは、オープンした時から、お客様のお湯呑に末石さんから購入した
「備前焼」のお湯呑を使用していますが、それ以外にも頂きものや、購入したものも
あり、末石泰節コーナーも設けて、ピアノの展示場に飾らせて頂きました。
伝統的な「火襷」だけではなく、練りこみという新たな工法や、形も多目的な器など
本当に楽しめる「新時代の備前焼」が実感できます。
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また、サロンのオープンの時から片隅にあった「花器」も西堀さんの手によって、生かされ
さわやかで新緑の季節感あふれる草花に彩られ、器が生き返りました。よかった!
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急な、また朝からの作品展でしたが、鳥取から小椋さんが来てくださったり、また明石の
矢部さんは、朝から50個以上のいなりずしを作って差し入れてくださり、みんなでお相伴。
作品を前にしながら旅行の時の思い出話に花が咲き、旅で親しくなられたお仲間の歓談で
楽しいひとときを過ごせました。
これだから、「出会い」は素敵!!!
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お忙しい中、すれ違い、入れ違いで、ほとんどの方が来てくださいました。
「備前焼」にはまった私たち…。また是非行って、違った作品を作ろう!と意見が一致しました。
今回もTSUBAICHIバス旅行の醍醐味がありました。

怪我の功名的???

台風5号も消滅しましたが、大雨の低気圧となって、不安な日常です。
台風4号が、一昨日日本列島を直撃しましたが、6月の台風上陸は8年ぶりとか。
やはり天変地異の状況が続いているかのようです。
19日は、ちょうど2012年度の備前うたがたりの会の第1回目の講座予定日にあたり、
現地へ行ったものの、結局休講となり、19日は、1日がかりの大移動の時間を過ごしました。
列車のダイヤの乱れや、台風の対策に、企業の早期退去、5時で店舗の閉店など、普段と
ガラリと変わった、人混みのない大阪駅周辺の状況に、感心しながら帰宅しました。
そこで、「アメニモマケズ、タイフウニモマケズ」と頑張っている店舗がいくつかある中で、
普段は長蛇の列で、めったに買えない「クリスピードーナツ」の店が空いてるやん!!!
ずっと気になっていたのですが、行列に並ぶ余裕もなく、見送っていた「商品」ゲットに
張り切って入店。「やってますよね?」と尋ねながら…(汗)「はい、いらっしゃいませ!」
ようやく買ってきました!
まあ、私一人が食べるので、この程度かな???
台風の日の記念となりました。

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きょう、ケンミンショー「富山2」だそうですよ。

ちょっと期待外れ!

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昨日の、ケンミンショーを録画もして見ましたが、連絡があった「高岡」というよりは
「富山」でしたね。ちょっと期待が外れましたが…。
でも、部長夫婦の「方言」などは、ふむふむ。高岡と同じ。これは富山弁なのかな。
言葉で、仏壇の「洗濯」は知りませんでした。お掃除をしてもらうことは、かつて地元でも
聞いたことはありますが…。万葉線はフランスの車両と聞いていましたが、富山はドイツの
車両なのね。
ホタルイカや白えびも名物で、ならではのものですが、白エビを200尾も使った「ふくだんご」
ははじめて見ました。食べてみた~い!
もと加賀藩の「高岡」についての言及は、富山との対立もあるでしょうが、確かに文化が
少し違うことは、よく耳にすることです。
お嫁さんの転勤先が「北日本放送」は、とても身近に感じました。
「立山連峰」の見える確率が毎日新聞紙上で確認できるなんて、うらやましい!!!
それがあれば、家持も都からのお客様がある時、案内・接待に便利だったでしょうに…???
ということで、お騒がせいたしました。

ツイッター情報

富山県高岡市から…
テレビ番組で「秘密のケンミンSHOW」をご存知でしょうか。
私も時々しか見たことがないのですが、日本の都道府県の様々な、また地元では
あたりまえの、それぞれ個性的な儀式や、しきたりや、風習や、流行や、食べ物や
「呼び方」など、各「県」出身のタレントに託して、その内容を面白おかしく公開する
番組なのですが、たとえば「兵庫県」などでは、私自身「ふむふむ、そうそう」と思う
ことも他府県の人からすると「ありえへん!」こともあり…。
小さな島国日本も、たかが…されどと言える、なかなか風土色豊かな日本の側面を
知ることのできる面白い番組だと思います。
前置きが長かったのですが、番組内のシリーズで転勤しながら各地を経験するという設定の
夫婦、東京一郎と妻はるみが今夜、今夜の午後九時から…ですがいよいよ、高岡に
やってくるそうです。
さて、私たちの知っている高岡のはずですが、「楽しみ~。」
どうぞ、皆さんもごらんくださいませ。
ええっと、大阪では、読売テレビです!

遊劇体公演のご案内!(親バカ情報)

久しぶりに娘の所属劇団「遊劇体」の公演情報です。一度見て頂きたいな。
演題「あやかし」 深津篤史氏(桃園会)渾身の書き下ろし作品。
 現代版「夢幻能」三題。
 一話、ある漁師の話 二話、リッケルト通りへ 三話、ぶらんこ
「死を抱えて生きるのが私たちで、悲しみや怒りや絶望がそこにあるのなら、
私たちは死者と語らなければならない。
死者と生者が出会うことのできる舞台で、私たちは「祈り」の芝居を奉納しよう
…とメッセージ。
演出 キタモトマサヤ
出演 大熊ねこ 菊谷高広、坂本正巳 こやまあい 村尾オサム 戸川綾子
   松本S一 条あけみ
この公演は、6月14日(木)19時30分
        15日(金)同
        16日(土)14時30分・19時30分
        17日(日)14時30分
        18日(月)14時30分・19時30分
        19日(火)19時30分
        20日(水)14時30分
会場:ウイングフィールド(東心斎橋周防町ウイングス6階)
   (地下鉄堺筋線「長堀橋」7番出口南へ3分)
チケット 前売り 2800円 (当日3000円)
この公演は、大阪で上演された後、仙台の演劇工房、能ーBOXで6月30日から3日間公演される。
3.11以後、誰もが生きている偶然を感じ、平凡な日常を願いつつ、心の奥に不安を抱く中で
今回の「あやかしー3題」は私たちと亡き人々の魂をつなぎ鎮める祀りとなろう…と。
最近のキタモトさんと深津さんはそれぞれの作品で人の被膜の間の光と闇にゆらめく言霊を
舞台に召還してきた。だからこの二人のコラボはきっと死者への追悼と生ける者の在り様を
問う深くて簡潔な鎮魂劇として私たちを祈りの時に誘ってくれるだろう。
 世を憂しと 思い鳥辺の 夕煙 よそのあはれと いつまでか見ん(伝・一休宗純)
                              福本年雄氏の紹介文より
被災地との演劇交流の舞台であるとは…。
娘たちも表現者、演劇人としてこんな支援の形もあることを初めて知った。
長丁場、体調に気を付けてがんばってほしい!
もちろん「ママ」も見に行きますからね。(笑)

万葉うたがたりコンサートatサロン

5か月ぶりのTSUBAICHI看板行事の「万葉うたがたりコンサート」。
1月には、古事記撰録1300年を記念して、「因幡のしろうさぎ」を絵物語と歌で紹介
しながら、コンサートを致しました。
今回、引き続き「古事記から…」とご期待もあって、仁徳・磐姫物語など、どうかな…と
考えたり、また、島根県の万葉フォーラムに合わせて「人麻呂と依羅娘子」の物語もいいかも
とあれこれ思いながら、時を過ごしていました。
だんだん時期が迫ってきて、メルマガなど、皆さんへの告知の時にやっとテーマを決定した
ようなことでした。
というのは、迷いながらいるところに、7月1日に香川県坂出市から、また9月2日に瀬戸内の
文化を考える会からコンサート依頼を頂き、きっと遠方ゆえ来れない方の方が多いのだから、
プレコンサートのように、関連の瀬戸内海の万葉歌をご紹介するコンサートにしよう!と
思い立ちました。そして、今回の万葉うたがたりコンサートの内容になったわけです。
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プログラムは、瀬戸内海の様子を知って頂くために資料の地図を付けて、その示した故地に
今回歌った万葉歌のタイトルを入れ、さながら船旅のように楽しんで頂きました。
思いがけず、万葉うたがたりのメンバーに好評で、自ら歌っている場所がより自覚できたと
喜んでくれました。
また、ずっと懸案だった大伴旅人の「鞆の浦」で詠った「むろの木」の歌を形にしたくて
新曲発表させて頂きました。ともちゃんが歌う!?鞆の浦ワルツです。
そして、坂出市でご披露するメイン曲、沙弥島で柿本人麻呂が遭遇した行路死人への挽歌、
「狭岑島挽歌」をしっかり聞いて頂きました。
四国には万葉歌は少ないですが、この歌は人麻呂が詠ったことで、故地としてもたいへん
注目されてきました。私たちも瀬戸大橋がつく前から何度も訪れています。
万葉うたがたり会では、ちょうど瀬戸大橋が架橋されたころ、コンサートをさせて頂き、
それ以来のコンサートです。
坂出市市制70周年の記念事業の中の1つとして「万葉故地」発信も入れてくださいました。
そして出演させて頂ける私たちは本当に幸せです。
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大曲であること、またドラマチックな歌であることから、フルメンバーで出演予定です。
サロンでの万葉うたがたりコンサートも、あれこれやりたいこと、また、挑戦したい企画が
まだまだあり、時間とも闘いながら、『万葉集』をいかに味わって頂くか…と楽しく精進
していきたいと思いを強くしています!
このたび、サロンに来て頂くお客様で、とってもセンスがよくて、趣味で生花やアート・
シルクを始め、アレンジフラワーを楽しんでおられるヤングミセスの西堀さんに出会い、
サロンの雰囲気作りのご協力を頂きました。
コンサートのイメージで、「海」です。サロン所有の船は洋風でしたが…(汗)
とってもいい感じ…。また素敵な人の輪が広がりました。
まさに平成の海石榴市!をめざして、これからも出会いが楽しみです!
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西堀さん、ありがとうございました。今後ともよろしくね!

サロンで、夫婦展

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犬養先生のご縁で、長いお付き合いとなった竹内正幸さん。
東大阪に在住されていますが、出身は島根県の邑智郡邑南町(旧・瑞穂町)で、
故郷に志都石屋神社があることから、犬養先生に揮毫を依頼されて、昭和63年に
巻3-355の生石村主真人の歌
 大汝 少彦名の いましけむ 志都の岩屋は 幾代経ぬらむ
の万葉歌碑を建立され、地元に寄贈されました。
私は、その頃から犬養万葉顕彰会でお親しくなりましたが、その竹内さんの奥様が
5年前に亡くなられ、生前から個展を楽しみにしながら、書き溜められた書道の作品が
ご自宅にそのまま残っていました。
竹内さんにお子さんもおられないことから、おひとりになられて、多くの遺された作品を
前にしながら、傷心の日々を重ねておられたことが、私たちも気になっていました。
直後から竹内さんを励ます意味でも、私は奥様の遺作展をされることを提案していました。
5年の法事を澄まされてから、昨年末にいよいよ決心され、TSUBAICHIで作品展を開催する
ということになりました。そして、半年がかりで準備を進めてまいりました。
先日の5月25日から29日まで5日間、故竹内美代子作品展を開催させて頂きました。
遺愛の品々です。篆刻の印は竹内さんが彫られたものとか。すごい!
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自宅にある膨大な作品の群から、竹内さんが選び出されたものと、また私たちが素人目に
いろんな形式・字体・作品の個性などから、独自にも選ばせて頂きました。
書道作品は44点、そして、せっかくの機会ですので、夫君の竹内さんも水彩画をたしなまれ、
竹内雅雪という号まで持っておられる画家でもありますので、お願いして絵画を10点出品して頂き、
「夫婦展」と言う設定で、開催させて頂きました。
そして特別出品物として、ふるさとに建てられた万葉歌碑の犬養先生の揮毫の墨筆(原書)も
ともに、狭いサロンいっぱいに飾らせて頂きました。
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私たちも竹内さんの奥様の遺志を遂行するお手伝いができたことに、大変満足しておりますが、
連日サロンに多くの方が足を運んで下さいました。
旧知の友人や職場の同僚や、教え子の方々から、奥様のお人柄を伺い、面倒見の良い優しい
方だったことを知りました。また、「書道」に対するなみなみならぬ情熱を聴かせて頂き、
私たちも何気なく独自に選ばさせて頂いた作品も、実は、奥様の座右の銘であったり、書も
篆書・かな書・条幅書、漢詩など、多岐に渡ったもので、皆さんがバラエテイに富んだ作品を
感心したり、楽しんでくださいました。
きっとこれは奥様が作品展のために、私たちに選ばせてくださったのだとしみじみ思いました。
また、竹内さんも趣味人で、絵画のほか、二胡を演奏されたり、舞踊をされたり、茶道など
器用にこなされますが、このたびも竹内さんの希望でお茶席を開いてほしいと要望があり、
ちょうど茶道をたしなむ私の義妹に協力を仰ぎ、茶席を設けてもらいました。
家族や友人や「人脈ネット」をフルに使える私の強味です(笑)。
季節柄もありお茶箱の手前を披露してくれました。
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準備も期間中も緊張しましたが、サロンを駆使して、「竹内さん」が、「奥様」が喜んで
くださるためにと、展示やお接待に頑張れたことは、私たちも達成感がありましたし、
サロンのにぎわいも嬉しいことでした。
加えて、道行く方々が興味を持って入場してこられたことも思いがけない収穫でした。
作品展の終わったあと、竹内さんが、目的達成でどっとお疲れがでないかと心配です。
この機会をきっかけに、より元気を出して頂きたいのが目的でしたから…(汗)。
天国の奥様、書道に人生と情熱を注がれたご様子を私もしっかりと拝見させて頂きました。
そして、多くの方々が作品を通して奥様を偲ばれましたよ。いい機会でした!!!