もうすぐ4才

久しぶりに対面。
母のベッドの抱き枕の上が、お気に入りのはな。
なんとなく、優雅にいや、怠惰に過ごしている風情。
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はなにいつも、なんでも譲りっぱなしのひなは、籐椅子の上でお昼寝。
椅子の色目が濃いので、写真的にはよくないですが、パチリ。
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秋冬ファッションの先駆けで、毛皮の私たちですが、残暑お見舞い申し上げます。
いや、もう暦ではすっかり「秋」でした!

8月25日(日)サロン講座のご案内。

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4年目となった、中西久幸さんの「和歌世界の散策シリーズ」と銘打った、この文学講座も
毎年世相や、歴史の注目度に呼応して、タイムリーな話題を提供して下っているが、今年は
NHKの大河ドラマが、「八重の桜」という新島八重を取り上げていることもあり、人物について
の学びもあったが、特に「和歌世界のさくら」についてお話をして頂いている。
今回は「桜シリーズ」の3回目で、今回は特に季節も合わないことに中西さんはひたすら
恐縮されたが、私たちは、最終回を楽しみにしている。
資料では1、「春雨と菜種梅雨」2、万葉集の「春雨」3、勅撰和歌集の「春雨」
そして、4、「さくらこ」伝説等、お話をして頂くことになっている。
また、おまけに、先日話題に上った「君が代」についても和歌の見地から解釈をしてくださる
そうで、私は講座後の議論が今から楽しみでもある。
TSUBAICHIの誇る文学カルチャーに、ぜひお越しくださいませ。

桜井市等彌神社の大學百合まつり

9月16日(月・祝)に、神社の境内で、神社主催の観月の夕べの宴がありますが、
万葉うたがたりコンサートをさせて頂くことになりました。
実は私、「とみやま」という山は、万葉で宇陀郡榛原町の鳥見山しか頭になかったので、
ご紹介頂いた時に、「???」という状況だったのだが、諸説ある1つに桜井市の
「とみやま」説があり、下見に伺った時に、西麓に立派な規模の大きい等彌神社があり、
あらためて、神社や、背景や、いろいろ興味がわいた。
その時に、8月17日に「百合まつり」があると聞いていたので、気になっていたので、
前日から出かけていたが、その足で神社に向かった。
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この百合は「高砂ゆり」という種類で、この時期に咲く。
奈良の率川神社の「百合まつり」は有名だが、こちらはササユリで、6月17日に行われる。
なんでも堀口大學という明治生まれの詩人が、ゆりの種を寄贈されたことから、神社で
大事に育て、毎年花を咲かせる時期に記念して、「大學百合まつり」を行っておられるそうだ。
自生している百合も多い中、拝殿の前に、奉納された百合の鉢が並べられていた。
参道の入り口には、文学碑が並んでいる。
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佐藤春夫の句碑
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佐藤春夫、堀口大學の友情文学碑
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堀口大學の歌碑
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そして、大學の句碑
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…と、駐車場横に並んで建っているが、もちろん神社の中に万葉歌碑が3基建立されている。
私の大好きな百合の花のお祭りというのが、うれしかったし、猛暑のさ中であっても
杜を吹き抜ける風は、爽やかで心地よい。
ホームページのトップにあげた写真は、ゲスト出演の桜井混声合唱団の方々…。
演奏には間に合わなかったが、素敵な舞台の姿をとらえることはできた。良かった!
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お月見の演奏に向けて、ただいま「跡見山雪の歌」新曲を製作中。
間に合いますように…。
夜半のコンサートですが、奈良方面の方々には是非、お越し頂きたいと思っている。

敗戦記念日は聖母の被昇天。

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仁川カトリック教会の入り口にある、マリア像。仁川教会のルルドのマリア様である。
8月15日は、カトリックの教義でイエス・キリストの母であるマリア様が、聖母マリアと
して死後、天の栄光に上げられた祝日として、信徒は畏敬をもってミサが捧げられる。
私も珍しくオルガンの奉仕の機会を頂き、時間が取れたので緊張しながらミサに与った。
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この日の聖堂は、マリア様の大好きな清楚な百合の花が飾られ、暑さよりも爽やかさが
感じられた。
いつもオルガン奏楽も緊張をするが、今日は被昇天の祝日なので、間奏曲に「アベマリア」
を弾かせて頂いた。
水浦神父様のお説教の中で、「あえて言えば、日本の終戦記念日が被昇天の祝日である
というのは、我々日本人の悲惨な戦争を終結に向けて、マリア様の計らいや取り次ぎが
あって、終戦を迎えられ、結果的に聖母の被昇天の祝日に重なった…ことは単なる偶然では
ないのかも…と話された。
今まで、被昇天の祝日は終戦記念日という単なる意識にすぎなかったが、戦後68年も経て、
なお、特に長崎の原爆慰霊の日には、破壊されたマリア像や、浦上天主堂のミサや、
愛唱される「長崎の鐘」などを通して、私たちカトリック信者とはいまだ身近な過去の歴史
として忘れることのできない事柄だ。
きょう、被昇天の祝日の閉祭に「平和の祈り」を歌い、あらためて世界の平和、人の平和を
願ったことは、まさに神様に取り次いで頂きたいと強く思ったことだ。
大きな祝日に与れて、気持ちも晴れやかになった。神に感謝!!!

この夏の経験、その1

5月31日のことです。
一度行きたかった京都の鴨川の床料理。
老舗の料亭や、ずぼらやなど有名な「床」はあるけれど、京都も観光客向けに
南北に広く鴨川沿いのお店で「床」体験ができるようになりました。
テレビのグルメ番組などでもイタリアン・和食・中華。創作料理・・・となんでも選択肢は
あります。
京都にいる娘に「ランチ」にならつきあってくれるかな・・・と急遽出かけたのが
5月31日です。
もう日差しは「夏日」で、しかも京都とくれば他地域よりも「暑い!
しかし平日にもかかわらず有名店は、予約でいっぱい。
私たちは鴨川をだいぶ南下した、イタリアンレストランへ。
町屋の作りを改造した外観は日本家屋。中身は洋風なお洒落な建物でした。
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空いているはずでした。床に屋根がない!!!。
となりはこんな風に囲いがあります。
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しかし暑ければ、室内に移動もありということで、決行!
私たちはとてもラッキーでした。めずらしく風の吹きぬける日で、日差しは強いけれど
まだ我慢できる暑さです。
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優雅にコースランチを頼みました。
私は魚、娘はお肉です。
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開放感のある景色を見ながら食事をするのも気分が違っていい感じ。
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貴船のように「川の上」の床でヒンヤリとしたのではなく、大きな鴨川の川べりに張り出した
「床」なので、風情は全然違いますが、ちょっとお洒落で、優雅な気分を味わいました。
娘との食事は束の間だったけど、8月後半に久しぶりに旅行の計画を立てています。
あまりないことなので、「大型台風など来ませんように…」よ祈るばかりです。

祖父母を思う。

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今日は、8月の初金曜日。
祖父の命日が6日なので、ミサの中でご意向をみなさんに祈っていただきました。
最近、祖父の菩提寺、真光寺さんとのご縁や、サロンの実質オーナーでもあるので、私と
しては、祖父の最期をつきあった孫でもあり、特別な感慨や思いが残っています。
今日は 先日お墓詣りに固執した母とともにミサに預かりました。
読み上げられた祖父母の名前をしみじみ聞きながら、「天国でどうしてるのかなあ」
「天国でも夫婦げんかしてるかも???」「天国から私に叱咤激励してるかな」とか、
いろいろ…思い浮かべました。
祖父には特にいろいろうらみつらみがあっても今は恩讐の彼方?
犬養先生も今年で15年目の命日を迎えられますが、天国がにぎわうのは、ちょっと複雑です。
でも「また会う日まで…」ね。