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7日から9日までは、富山県高岡市で、9日はまた鳥取市国府町で、
それぞれ万葉集の朗唱の会が催されました。
高岡では、第16回目万葉集全20巻朗唱の会・・・の名の通り、
大伴家持が編纂したと言われる4516首すべてを2000人の参加者で
3日3晩をかけて朗唱されます。駅に近い古城公園の、池の上の
水上舞台で、出演者が万葉衣装に身を包んで、思い思いのスタイルで
朗唱を楽しまれました。
私は開会式のセレモニーで、婦人会の方々と「高岡旅情」を合唱
したあと、テープカットをし、招待者として朗唱をさせて頂きました。
歌は額田王の春秋競憐歌でした!
国府町は昨秋11月1日に鳥取市に吸収合併され、今年からは大きな
自治体の地域行事の一つとして、再出発しました。延べ第8回万葉
朗唱の会は、因幡万葉歴史館の敷地内にある伝承館という野外舞台で、
行われ、ここでは万葉集に所収されている大伴家持の歌の約485首
すべてが朗唱されます。私は、初回から万葉うたがたりコンサートの
ステージの機会を頂き、毎年家持に関する歌を中心に、演奏させて
頂いております。今年は地元のコーラス紫陽花の方々と一緒に
歌わせて頂きました。
こうして万葉の故地の各地で「万葉集を声に出して歌う」=朗唱が
こんなに盛んになり、定着してきていることは、私も同輩として
非常にうれしく、万葉を歌うことの力強いエールとなります。
今年は特にこの行事日程が重なり、参加者も悩まれたことでしょう。
いやはや、高岡と国府に大伴家持クンの御霊も右往左往して、忙しかった
ことでしょう???
家持クンの心残りのせいか、天候は全国的に「男心と秋の空」状態
でしたもの! ふむ。

26日(日)の西宮プレラホールでのコンサートを無事に
終了することができました。
開場1分前のぎりぎりまでのリハーサルを終え、緊張と共に
スタートした、舞台。
まさに「想い出がいっぱい・・・」の場面が続きました。
私の25年は万葉ファン、うたがたりファン、犬養万葉ファン・・・
と共に歩んだ時間でもあり、みなさまにも感慨を共有して頂けたことと
思いました。
「原点」二上エレジーは、今回ドラマチックに生まれ変わり、ますます
象徴的な「名曲」となりましたことに驚きと感謝の気持ちで一杯です。
犬養先生、扇野さん、松田さんが、「これだけ見守ってきたのだからもう
一人でやれるだろう!」と親離れを宣言されたような気分でもありますが、
本当に長い間、苦労することなく?気ままに屈託なく「万葉うたがたり」活動
を続けてこれたことが奇跡だったかもしれません。
まさに再び「船出の時」。
気持ちがあらたまる瞬間を実感できたコンサート・・・後でした。
ご来場くださった方々、コンサートを支えてくださったスタッフに
心から「ありがとうございました」と申し上げます!

上の速報!!でもお知らせしておりますように、うたがたり会が初めて、北海道で演奏させて頂きます。
残念ながら北海道には万葉歌が残っておらず、万葉の故地ではありませんが、釧路には天然記念物の「丹頂鶴」の生息地でもあり、かつて鶴の保護運動に故犬養孝先生が協力されたことがあり、犬養先生揮毫の万葉歌碑はあります。
また、岩見沢万葉を朗唱する会は、結成されて数年のように伺っておりますが、道産子万葉ファンが多く集われ、全国への万葉旅行や、地元でたびたびのフォーラム開催など活発に活動されておられます。
昨秋には事務局のある岩見沢神社に万葉歌碑も建立され、北海道の万葉基地として着実に成果を上げておられます。
このたび、万葉うたがたり会では、岡本と園田が出演させて頂きますが、このチャンスに深川市円山の5万本のかたかご大群落の見学と、美唄市宮島沼の6万羽の帰雁の群れを見るフォーラムのオプションツアーがあり、昨年来かたかごに執着している私にとりましては、願っても無い出演依頼でございました。
皆様方にもご案内申し上げます。

活動20周年を迎えたとき、山寺さんが
私にプレゼントしてくれたものです。
仲間に恵まれたことが、最高の幸運
でした!!!

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