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私の敬愛する、犬養先生のお部屋へようこそ。
- 石走る 垂水の上の さわらびの
萌え出づる春に なりにけるかも 志貴皇子(巻8-1418)
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♪春は名のみの
風の寒さや〜♪ 早春の息吹きを感じさせるこの歌は、犬養先生が退官されたあとも大阪大学の新入生の歓迎講演で必ず紹介・朗唱された歌です。 入学の喜びへのお祝いとして、また、初々しいわらび?…学生たちの成長に思いを込めてこの歌を贈られたのでしょう。 この有名な万葉歌の万葉歌碑は、全国に12府県に17基あります。 その中で犬養先生の揮毫歌碑は、枚方市、横浜市、阿南市の3基。 写真は、「石走る」の最初にできた(昭和58年)阿南市那賀川町刈谷町民センター前庭の歌碑写真です。 四国は、万葉故地が少ないが、犬養先生のファンである那賀川町万葉の会 を率いておられる米沢さんのご尽力で、この周辺地に犬養先生の歌碑が 3基建てられ、立派な万葉旅行コースとなった。
犬養先生の朗唱とともにお楽しみください。(MP3ファイル )
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