おいおい!

2000年からはじまった、備前うたがたりの会の講座は、年に2回の講座を中心に
継続は力なり…を実行してきた。
おかげさまで、10年以上の間には、受講者の方々の交代もあるが、同世代の役員さんに
支えられながら今日まで続けてこれたことに、感謝の気持ちでいっぱいである。
10月30日の備前の講座は、実は8月の予定日が台風の襲来で休講になったため、年2回という
機会があまりに残念で、私が補講をさせてほしいと申し出たものだ。
もちろん今回は台風こそ来ない小春日和だったが、世間を騒がせている尼崎の角田美代子
の殺人事件で、急展開から、岡山県備前市の海中からドラ缶を引き上げる日と重なり、
私はまさにその引き上げ時間にJR赤穂線の日生駅を通過したのだ。
「野次馬」心理で、車窓から乗り出すように海岸側を眺めたが、いつもと同じひなびた
のんびりした空気が漂っている。
このようなおだやかで平和な里になんと「印象の悪くなる」状況を残してくれたものだと
憤りが込み上げてくる。
全国の人からの、日生→備前→岡山→殺人事件…とまさに風評被害の地となってしまった。
事件が一刻も早く解明され、迷惑を蒙った汚名を挽回してほしいものだ。
その日生の地から、新たな受講者の参加があった…。
聞けば私のホームページの検索で、「日生公民館」の講座を受けるべく来られたそうな。
ところが、日生公民館でそのような講座の形跡がなく、探して備前市民会館へ来られた由。
直接私にお尋ねがあって、ようやく理解できた。
ホームページに掲載しているのは、4月から始まった日生(ニッセイ)公民館。
私を訪ねてこられたのは日生(ヒナセ公民館?)
な~るほど、「日生」違いだったのかと大笑い。うそのようなホントの話でした。
きょうは、世間を揺るがす事件の解明の最前線に通り合わせた偶然と、「日生」違いの
楽しい勘違いの2つのまさに、「おいおい」でした。


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