日めくり万葉集
NHKのBS番組で、早朝の6時55分から1年間放映されましたが、いよいよ1月5日から、
もう一度NHKの教育テレビで放送されることになりました。
それに伴い、NHKからシリーズでテキスト「日めくり万葉集VOL1」も先日
発売されました。
女優の檀ふみさんが、番組の案内人です。そこで朗読される万葉集の読み方
などの指導・監修を、坂本信幸先生が担当されておられます。
お正月の1月1日に特番があり、BSですが、午後5時から8時までの長丁場
放送されますので、私も楽しみにしています。
私の日めくり万葉生活?も、あとわずかで、新たな年を迎えます。
クリスマスのミサに与った時のヨハネの福音書は、「初めに言葉があった」
でした。「言葉は神と共にあり、言葉は神であった…。」
「言霊」を意識した毎日の中で、今年を象徴する文字のことを思い出したり、
また、自分の発する言葉を思い起こし、実際にどれだけ実行・行動できたかと
思うと本当に反省することの方が多い毎日でした。
でも「・・・ますように」「がんばります」「・・・たい」という私の屈託の
なさは、まさに万葉人の志向に近いのではないか…と苦笑しています。
でもそれだけ「言葉」の重みにも実感させられることも多く…、言葉に対する
自分の責任も強く感じました。
毎日出かけたり、人に会ったり、手紙を書いたり、もう年末も年始もあった
ものではないのですが、「1年の計は元旦にあり」ですので、新年には、言葉と
共に、心も行動も誠意を尽くして過ごせるように仕切り直しです。
私も毎日の「日めくり万葉集」生活で、カトリックの聖書と心の聖書「万葉集」は、
私にはしっかりつながっています。(笑)
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