今年も「西宮のまちあるき」に参加します。
観光都市「西宮市」としての発信を、遅まきながら、ようやく行政の主事業として
取り上げた西宮市。
昨年はプレイベントとして行われた「西宮まちたび博」は、発信の前にまず西宮市民に
知識や、理解を求めて、市民への内なるイベントでしたが、今年は本番行事ということで、
昨年の経験を踏まえて、ただ今は今年のまちたび博のコース設定や、プログラムの決定に
余念のない時期です。
昨年以上に、今年こそは西宮市の内外に、より多くの西宮の魅力を発信してほしいと、
西宮市民である私も願っております。
そして、私も昨年同様「万葉のふるさと、西宮」をアピールしたいということで、ご協力を
させて頂くことになりました。
10首の万葉歌に歌われた「万葉故地」や、西田町の万葉植物園と銘打った名所を除くと、
明日香村のようにそんなに多くのポイント地点があるわけではないので、みなさんを
どのようにご案内すべきか、私としては悩ましいところです。
西宮市観光振興課…と部署も改まった担当者の菅梅さんから「今年のコース」についての
お尋ねもあり、3連休中の15日に、わが家から近い場所ですが、貴重な西宮の万葉歌碑の
ある鳴尾浜へ行ってきました。
久しぶりに歩いたこの地は、平成7年の阪神淡路大震災の後、犬養先生が一時的に避難して
おられた武庫川団地の周辺で、私も何度も行き来した場所でしたが、一時はあふれんばかり
だったこの新興団地のにぎわいも、今は時が過ぎ、人も減り、3つあった小学校も統合
されてとうとう1つになっていました。
歌碑は、高須東小学校前にあったのですが、その目印となる「小学校がない!」
なんと平成20年に統合、閉鎖され、建物だけが敷地にあり、私は標示を頼りに探していたので、
この碑に久しぶり…の対面を果たしました。(汗)
近くにもう一つ
西宮の「武庫」を詠んだ遣新羅使人の歌2首の歌碑です。
歌が刻んであるだけの石柱で、誰が作ったとも、いつできたとも何も表示がありません。
久しぶりに暑い日中を歩き、変化のある土地の様子を思い遣りながら、
うーん、この中途半端なこの存在を何とかしてやりたい…。そんな気持ちで帰宅しました。
2つの歌碑は遠くからだとこんな感じです。住人にどれだけ意識があるでしょうか。
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