交野の七夕まつり散策

昨年の七夕前夜に、オカモの書かせて頂いた万葉歌碑ができましたので、サロンの
オカモゼミや、カルチャーの方に声をかけ、総勢9名で、交野市の七夕の1日を楽しみました。
ご参加くださった日生中央のカルチャーのみなさん。
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まずは、織姫がご祭神である、機物(はたもの)神社へ。
前日の断続的な大雨で、境内もたなばたの飾り付けも、お祭りの露店も、すべて朝から
仕切り直し!という感じで、何だか落ち着かない感じ。
でも五色の短冊が、風になびいて、素朴な賑わいを感じさせます。
では、わたくしも記念写真。
              12.07.07交野七夕ツアーー2.jpg
そしてメイン地の逢合橋へ。ホームページのトップでご紹介したように、前日に準備した
TSUBAICHIの笹飾りは、みなさんが見てくださる時には、私たちが飾り付けたものと
まったく違ったものになってしまい…あまりのこと。(泣)
無情の雨でした。
幻の場面となったこの写真は、貴重です。
昼食をすませて、星田妙見宮へ。午後2時からの「湯立て神楽」を初めて拝見しました。
奉納神楽は、最後に巫女さんが、酒・米・塩の入った聖なる湯を枝葉で振りかざし、周辺に
湯を撒くクライマックスがありました。私も湯しぶきを浴びて、きっとご利益があるのだ!
と嬉しくなりました。
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次は、昨秋、できたばかりの天の川緑地の歌碑を見学して、水辺プラザへ。
静かで美しい川の合流地点に作られた公園は、背景の緑も鮮やかで、絶好の場所。
そして、帰路には、交野から枚方の香里団地へ。枚方・交野の万葉歌碑のきっかけとなった
牽牛石のある場所に立ち寄りました。牽牛の像と、ハート型の万葉歌碑。
私が「七夕の歌」でも歌っている、山上憶良の短歌が1首揮毫されています。
そこも地元の方が、七夕飾りをされて、華やかに…。そういえば、交野市の織姫ちゃんと
いうキャラクターに合わせて、枚方では、本日彦星ちゃんがデビューしました。
両市とも「天野川」の流れる地域ですので、競うように「七夕」での街づくりを積極的に
すすめておられます。協力というより、もはや、ライバルかも。
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私は、逢合橋でイベント出演があったので、ここでみなさんと解散しましたが、盛りだくさんに
七夕の風景や、私の歌碑も含めて見て頂けましたし、それに付随して作られた看板の設置なども
しっかり確認でき、本当に短期間によくここまでがんばられたなあ…と心から感心しました。
逢合橋も天の川を渡りますが、実はなんの変哲もない橋です。でもこうして橋桁に皆さんが
それぞれに七夕の飾りをつけられて装い、またともに竹で細工された、やわらかい灯の灯篭が宵闇を照らし、幻想的でした。
きょうは、長い一日でしたが、この夜景を見てほっとしました。
               P1070859.jpg
1日、案内と終始お気遣いくださった毛利さんに深謝です。
次は旧暦の七夕の日、市民のおまつりでもある賑わいに来たいと思っています。
「七夕」は、ロマンチックな天上ファンタジー。でも私はすっかり童心に戻れて、幸せ。


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