奇跡のバス旅行

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4月3日は、「なんでこの日だけ!」と予告された春の嵐到来の日。
私たちは「晴れ女」であることの威力にすがり、予定通り実施です。
梅田を出る頃は、ぱらぱらと小雨が降ってきて、これからの天候の不安を予感させる
ものでしたが、その時すでに「警報」が出ていたのも知らず、全員集合した後、予定時刻に
出発!といつも以上にスムーズなバスのスタートでした。
途中、少し雨足は強くなりましたが、豪雨というほどでもなく、第1目的地の閑谷学校へ。
到着時には雨も小降りになり、閑谷学校の説明を聞くときは、傘をさして聞きましたが、
自由行動で、広い敷地を見学する時には、青空が…。
1枚目の写真は、資料館ですが、空の青さがわかると思います!!!(ウフフ)
天候を気遣って、備前焼体験をさせて頂く末石さんのご配慮で昼食も室内でと、貴重な
ギャラリーを我々に解放してくださり、閑谷学校の敷地では広げられなかったお弁当の
「まつりずし」を落ち着いて食べることができました。そして贅沢なことに、備前焼の
お湯呑でお茶までサービスして頂き、ありがたいことでした。
ギャラリーの見学も楽しくて、時間が尽きませんが、いよいよ「手ひねり体験」に!
工房へ移動し、ご主人の作家、末石泰節さんのご説明を聞き、いよいよ制作開始。
「何を作りたいか」迷う人が多いといわれる中、私たちのお仲間はなかなかスムーズに
目的の「作品」に向かって作業を始められました。
みなさんの笑い声も絶えず、時には真剣に「ものづくり」に向かわれる姿は、表情豊かな
ひとときで、和気藹々と助言し合ったり、手助けしたり、楽しく過ごしました。
この集中した「作品」作りに、自信と愛着が加わり、自分の作品以外の焼き上がり、完成を
見たい、確認したい…ということで、焼きあがったのちにサロンでTSUBAICHI作品展を
行うことになりました。ひょんなことからまたイベントが出来上がりました(笑)。
その様子もまた報告しないといけません!
作品を作り終えて、広いお庭に出てみると、ポカポカ陽気で!?
開放感で楽しく記念撮影。
・・・と途中から娘から心配メールが入りましたが、なんのその。怖いもの知らずの私たち。
1か所だけ、最後にドライブした山中の福生寺の山道に、多くの枝が落ちていたり、お寺の
目前で根こそぎ倒れ、道をふさいだ樹木を1本見ただけ。1時間前に倒れたとのこと???
帰宅して、ニュースではじめて、全国的なとんでもない暴風の被害を確認したが、それで
初めて道をふさいだ倒木の意味がわかったくらい。
暴風で車も少なく、高速道路も順調に走れて、予定通りの帰着。
みなさんお疲れ様でした。
帰りのバスの中で、甲子園球場の決勝戦が中止になったこと、山陽新幹線が運転していないこと、
東海道新幹線の徐行運転などようやくいろいろ情報が入ってきました。
「知らぬが仏」の私たち(笑)。
楽しい散策と備前焼体験の感想や、歓談しながら大阪駅に帰着しましたが、それこそ
自宅までがみなさん大変だったことでしょう。でも不思議なくらい、見守られていた私たち。
心配してくれた娘は「異次元の世界を旅していた???」と表現するくらい、確かに
爆弾低気圧の一日が他人事のような気がします。
TSUBAICHIの旅行は何かが起こる!それも奇跡的に愉快な出来事が…ねっ。


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