和歌山県の万葉故地「白崎」にて

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地元の漁師さんの軽トラックからおろされた「魚」は、今朝とれたばかりの鮮魚。
名は「めじろ」。鳥見たい??? いわく「はまち」だそうだ。
はまち、ぶりは日本海だけではないのね!と50センチ以上ある大きな魚に感動。
白崎の岬の高台にできていた展望台で記念写真。犬養先生との旅行では、こんな整備された
公園ができるなんて、夢にも思わなかった。もちろん最近できたスポットのようであるが、
セメント原料の採取で、岬の形は昔の半分くらいになっていると聞いた。
景観保護のために採取が行われなくなってから40年余りで、岬が無くなるのは食い止める
ことができたようだが、公園整備されてしまい、またそれなりに風情が無くなってしまった。
たとえば「世界遺産登録」などは「自然地」のままであることが、第一条件であるらしい。
景観を残すことと、維持管理の方法は、一体でなされなければ、無意味な整備になる。
私たち万葉ファンには、原風景の残るたまらない稀少な故地であり、しかし地元周辺の
人にとっては、海水浴・釣り・遊びにだけ最適の「観光地」になっていないか、気になる
ところ…かな。
やはり紀の国は、大らかさがある。温暖と、海や空の青が、気持ちをゆったりとさせて
くれるのだろう。船には乗れなかったけど、湯浅の町を散策した。
かつて賑わった熊野街道や醤油商家、古い街並みが残っている。
旧家の格子ごとに蒸籠がケースになったまちかど美術館があり、いろんな種類の生活民具が
展示されていて面白いと思った。
もちろんミカンの里、無人の店から、多種類のミカンが積まれた果物屋さんまで、ミカンを
買わずにはいられない。
リュックが重くなるので、おみやげに私は小粒の「ハルミちゃん」を購入。
解散がお昼だったので、やはり名物を…と食べたのが、はい、このしらす丼です!
紀州路はまた4月5日に訪れる!
次は「桜」が楽しめそうだ。


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