西宮まちたび博、プレオープン!

兵庫県でも有数の観光地である西宮市は、毎年1200万人の観光客が訪れるそうだが、
甲子園球場への観客が多くを占めていて、あとはえべっさん、酒蔵関連…とスポット的に
訪れるという観光状況から、西宮市はこのプレイベントから観光元年と位置づけ、
来年度に「西宮・まちを旅する博覧会」の実施を予定し、昨日プレイベントの開幕式が
行われた。
オープニングセレモニーには、今朝の朝刊に150名が参加と書いてあったが、私も
関係者として参加していた。
観光客を呼び込む前に、まず西宮市民が「西宮市」を理解し、歴史・文化・産業・特性を
知った上で、町ぐるみのおもてなしをするために…と企画されたもので、プレイベントでは、
まずは市民対象にまち歩きコース20、まちなか体験21の、41のプログラムで西宮のまちを
旅する。
私はまちあるき20番目の(すべりこみかも?)西宮に万葉の足跡を訪ねる「西宮まちたび
まんにょう」(オカモ独白…なぜ、まんようではないのか、確信犯的キャッチだ!)
で、案内人として参加させて頂く。(ホームページの予定表に記しています)
さて、昨日のオープニングセレモニーについて、
よくあるゆるきゃらの登場、デザイナーの紹介、ネーミングの発表。
               みやたん.jpg
「みやたん」だそうだ。私はブログを書くときも名前を思い出せなかった(汗)。
西宮は入り口に立っていた「えべっさん」の方が、よっぽどキャラとしてはインパクトがあると思う。
               えびす.jpg
私が幸運だったのは、昨日午後からサロンで、「思い出のアルバム」という子供の歌
をみんなで歌い、側面から時代を検証するイベントを企画していたのだが、担当の
大岡美佐さんが、ゲスト歌唱曲として山田耕筰の「からたちの花・この道・赤とんぼ」
を準備していた。そして山田耕筰の資料の中に、「西宮市歌」を作曲していたことを
発見したのだが、なんとプロローグで西宮少年合唱団によって、しょっぱなに「西宮市歌」が
歌われたのだ。聞きたかっただけに、このタイミング!神様に感謝でした。
♪松の緑の西宮…♪ 美しい歌だった。西宮市民として私も歌っておこうと思った次第。
また、西宮消防音楽隊が、プロローグと、セレモニーの間のBGM担当で、りりしい制服姿で、
協力されていた。消防署だけに赤と白のユニフォーム。
演奏を聞きながら、このごろ火事だけではなく、災害の多いことが思い出され、命をかけて
仕事に邁進する方々の側面で「音楽」があることは、なんて素敵なんだろうと思えた。
このセレモニーのように、西宮市の行事や式典などに協力される機会が多いのだろう、
演奏曲も、元気あふれるAKBやみんながよく知っているアイドル曲などで、指揮者が
「勇気100パーセント」を楽しそうに歌いながら指揮されていたのは、印象的だった。
消防隊の方々のご活躍を祈りつつ、また「音楽」での気分転換や、練習・演奏できる平和な
時間の捻出を心から願った。
西宮市の河野市長をはじめてまじかで拝見した。私は自治体の公式行事の参加は、犬養先生
の傍で、また高岡市や明日香村で…など経験は多いのだが、西宮市のセレモニーは
そう言えば、ほとんど縁がない。そんなこともしみじみ思いながら「西宮市」の様子を
客観的にみることもできた。やはり「形」にこだわって、台本通りに粛々とすすめられた
感がある。
観光大使に、現西宮市民の西田ひかるさんが選ばれたが、宝塚?永田町?ばりの階段の
赤じゅうたんが、彼女のためにはしっかり演出された…と言う感じだった。
「登場者」は、あのドアから出演してもよかったのに…と思う。芸能人を守る対策かな?
私は終わるなり、最初のプログラムが出発するまでに会場を出た。
「思い出のアルバム」の初日に向けて…。
そうそう、阪神西宮駅では、10月1日と2日は酒蔵ルネッサンスというイベントがあり、
西宮の名酒が象徴的に置かれていた。灘5郷、宮水ですもんね。


0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA