タイムリー!
昨夜帰宅して、習慣的にテレビをつけたその時に耳を疑う「???」
テレビ朝日の報道ステーションで、番組の中で特集をしていたのが、「高知県梼原町」
だったのだ。え~っ、先週宿泊して、ブログにもご紹介したばかりやん!!!
テレビをつけた時に、特集自体がすでに始まっていたので、始めから見たわけではなく、
帰宅後の片づけをしながら聞いた「町名」や画面の「風景」にまず???だったわけだが、
はっきりと気付いてからは、印象深さのあまりのタイミングのよさに、我ながら感心。
ブログでも「地産地消」の頑張っている町とご紹介したが、特集は「自然エネルギーの
地産地消」とも言うべきレポートで、私たちが県境で上ったカルスト台地の山に設置された
町営の風力発電や、町の家屋に多く設置された太陽光パネル(坂本先生が、この町は電信柱
がないと教えてくださっていた)や、四万十川源流の小さなダムの水力発電や、あらゆる
発電方法を取り入れて、町の電気の自給率100パーセントを目指しておられるのだ。
脱原発から見直される再生エネルギーや、またあらたな自然エネルギーへの関心が高まる中
梼原町は、10年以上も前から研究し、取り組んで来られた。それは過疎な町であるがゆえに
1つの「町作り」の方法として、地域の特性を生かすことによる財源確保と言う、賢明な
先見性を持ってのことだ。
前町長さんの、リーダーシップと強い信念が、高齢化して保守的な町民の心を説得された。
先日の旅行で通った町並の映像が写り、住民のインタビューがあったが、梼原町としての
独自の「自然エネルギーによる町づくり」の誇りと意気込みを語られ、すごいと思った。
四国電力に年間3400万円もの電気を売っているという。その収益を環境基金として、
新たな投資をしていく。その資金で、森林の間伐をし、木材利用や、利用価値のないものは
固形燃料に加工する試みもなされているそうだ。どこまでいくねん!
あと40年の間に40基の風力発電を設置したいと語られていた。
テレビを通しても、1つの成果を通して、ますます町の活性化が高まり、町民のアイデアや、
協力によっていい方向に循環していることが伺えた。
すごいな、梼原町。
あらためて旅行の時の写真を眺めている。テレビの画面の町役場もそうだったが、建物の
デザインに共通したものを感じる。これは宿泊のマルシェ・ユスハラ。
1階が、道の駅風のお店・・・マルシェです。
そして、これは、雲の上ホテル本館にある、内外装に町内産木材をふんだんに使用した
雲の上ギャラリーです。特徴的なデザインでした。
やっぱり神様ってすごい! タイミングよく、知らせて下さいました。感謝!
つぶやき…確か、梼原町のホテルで、テレビ朝日の報道ステーションは映らなかったことを
鮮明に記憶しています・・・(笑)。現地の人は特集を見ていない???かも。
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