もうひとつの土佐日記

「よさこい祭りを見に行く!旅」ではありましたが、引率が坂本信幸先生でしたので、
高知県ご出身でもあり、目的地以外にもとても楽しく有意義な経験をさせて頂きました。
8日(月)に出発した私たちは、淡路島を渡り、四国の徳島から高知を目指しました。
途中、鰹の国!中土佐町久礼の中心部にある商店街「久礼大正町市場」へ。
夜の食事の一部にと、もちろん「カツオのタタキ」をはじめ、うつぼやアジや新鮮魚を
ゲットしました。
この大正町市場の始まりは、明治時代の中ごろだそうで、大正四年、市場周辺一帯の
家屋がほとんど焼失するという大火に見舞われたそうです。
そこで、復興費として大正天皇から350円が届けられ、これに深く感激した町民が、以後
地蔵町通りを改めて、大正町と命名したそうです。
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キャラクターを見っけ! 見たことのある釣り目のクレ坊!と2ショット。
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レトロないい感じの市場でした。朝獲れ、昼獲れの鮮度のよい魚は、今回は坂本先生
曰く、とても少ないので漁に出てあまり取れなかったようだ・・・とか。
でも安くて美味しそうなカツオのタタキお夜食?に買い求めました。
その夜の宿は、四万十川上流に近い梼原町の「雲の上のホテル」に宿泊しました。
私たちは新しくできた別館の、マルシェ・ユスハラと言う、素朴なのですが、とっても
おしゃれなホテルでした。
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人口4000人くらいの過疎なこの地は、私たちの宿泊したホテルに象徴されたように、
新たな街づくりに取り組んでおられます。
地産地消を奨励した食物や、街ぐるみレストランとしての共存などの雰囲気が、
ほのぼのとやさしい感じがしました。
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しかし、面白い名所に連れて行っていただきました。維新の門です。
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梼原町にゆかりのある六志士に、坂本龍馬、沢村惣之蒸を併せた八人の銅像が建立されて
いる訳は、坂本龍馬脱藩ルートとして、山中に残る脱藩の道を行くとき、明治維新の
新しい時代の到来を信じ、大きな夢を抱いて峻険を掛け抜けた男たちの決意が偲ばれ、
志士の足跡が残る地に、八志士の群像を建て「維新の門」と名づけ、その功績と英姿を
永遠に称えたものでした。
なかなか立派で、迫力ある群像に、感動!
そして、よさこい会場へ行くまでに、四国のカルスト台地へ足を伸ばしました。
なんとそこは高知県と愛媛県の県境でした。
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標高も高く(1700mくらい)、午前4時頃には、雲海がたちこめるとか。
ロマンチックで、素晴らしい光景でした。
涼しいし、見下ろす尾根の空間に「国見」の気分を味わいました。
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それから、「土佐」の旅は、「カツオの国」への旅でもあり、毎回タタキを味わいました。
肉厚で、にんにくと共に、ガッツり戴きました。本当に美味しい!
娘のつかさが、土佐料理店「司」と関係はありませんが、タタキが大好物で、今回も
うらやましがっておりました。(本人は、芝居の巡業の最後の地、広島で牡蠣づくしを
食べたとか・・・。それもいいやん!)
2日目の昼食は黒潮本陣という海に突き出たお城のようなレストランでした。
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実際に目の前で「わら焼き」して頂いたカツオのタタキを食べることが出来ました。
わらで燃やした強火で一気に焼き上げるのです。すぐに食べられるので、ほんのり温かく。
シ・ア・ワ・セ!
実は、私はお刺身はあんまり得意ではないのですが、タタキだけはなぜか好きなのでした。
よかった!
景色もよし、グルメもよし、そしてよさこい祭りに感動の3日間でした。
坂本先生ありがとうございました。山寺さんとも何十年ぶりのプライベート旅行!
本当に楽しかったなあ!!!


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