ゴールデンウイーク雑感。

4月にはサロン行事をはじめ、万葉うたがたり会のコンサートも2つあり、いささか疲れた
ので、5月の3日間の連休は私たちが英気を取り戻せるように…と完全休業した。
ちょうど4月にオープンされたお隣の会社の、建物外壁をこの期間に塗装されるという
ことを伺い、私たちのサロンにも影響がなくよかった。
世間では29日の昭和の日から、来る5月8日まで、10連休のところもあると言うが、また、
節電対策のため、夏休みと振り替えで、お休みを返上して仕事をされている人、また大学
など、東日本大震災の影響で、いつもと違った社会現象が見られる。
休日の過ごし方は、マスコミ報道であるように、東日本方面の旅行客の激減があるかと
思いきや、駆け込み需要で、通常連休などには泊まれない高級温泉宿には、マイカー客で
渋滞のもとにもなったようだ。私は…。通常の休暇ですらなかなかプライベートな時間が
とれない上に、貴重な時間は「衣替え」「掃除」「洗濯」…ひたすら主婦業が待ち構えて
いる。まさしく「男性化」した生活に加えて、年齢とともに「夜」はひたすら眠く、「私は
夜型」と豪語して頑張れた頃が嘘のようだ。
このたびは、娘のところで1泊したせいもあり、娘の生活ぶりを見ながら、「一人暮らし」
のスタイルをあらためて考えさせられた。特に大学の下宿の続きで、本人の個性のない
あてがいぶちの家具環境は、そろそろ決別して娘らしさの感じられるものに変えても
よさそうだし、多すぎる「パンダ」グッズには考慮の余地あり。また、私と同じ紙類の
需要に囲まれた雑然は、何とかせねば…。
「一人暮らし」から「独り立ち」の時期を迎えているような気がした。
そうそう、夕食には、「お肉を食べたい!」という娘とともに、京都の祇園天壇という
高級焼き肉店!!!に。噂の「ユッケ」もちろん注文した!
しかし1200円くらいしたと思う。良質な品は値段も相当する。
直後に富山県礪波市の食中毒事件を耳にし、記憶も生々しいうえに、280円には驚いた。
安かろう、危なかろうかも。しかし、私たちはよく身近でタイムリーな事例に遭遇する。
しかし、天壇はおすすめ!!!。(篠原さん、またご夫妻でどうぞ!)笑
連休明けの出勤は、教会の初金曜日のミサのあと。しかし私は昨夜の1本のメールに
すっかり落ち込んでいる。知人のお嬢様が白血病と診断されたその日に急逝されたのだ。
まだ20代半ば…。子供のころから聡明で明るかった彼女は、大学を卒業された後に
志してカトリック教会のシスターの道を歩みかけられていた。
素敵なご両親と、妹さんと仲良し家族で、うらやましいほどのご家庭だった。
シスターとして、親兄弟から離れて神様との生活を選ぶことにも、ご両親は葛藤があったと
思ったが、娘の生き方として笑顔で快く送り出された。
その道半ばにして、天国へ旅立たれたなんて…。残酷すぎる。
神も仏もない!とまたしても思う。どうして…。
私が熊凝の歌を作曲したきっかけとして、「先立つ不孝」のやるせなさをまたしても
思い知ることとなった。
ご両親の悲しみを思うと、私はどう声をかけたらいいのかと思う。
少し時間が経ってから、お花を持って、祭壇にお参りさせていただこうと思う…。
きょうから立夏。


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