新年度スタート!

きょう、4月1日は、犬養先生のお誕生日である。
恒例のごとく、甲南女子大生が犬養邸に自由に集える日でもあり、今は吉本邸と
なったが、犬養先生と共に過ごされたその吉本さんご夫妻にお目にかかり、楽しく
思い出話をしたり、元女子大生は、あれこれ多彩な話題に花を咲かせながら、よく食べ、
よく食べ、よく食べ…!!!
犬養先生の神棚に近いお部屋で、先生の御魂様にもしっかり聞こえていたことと思う。
こうして今でも伺わせて頂けることに心から感謝。
愛子さん、ごちそうさまでした。
きょう、4月1日は金曜日だったが、たまたま仁川教会の教会オルガニストのシフトも変更し、
これからは私が「初金」という、月一度、第1金曜日の朝にたてられるミサのオルガン当番を
担当することになった。また最初の担当が「4月1日」だったことは、私にとってとても
記念になるよいスタートだったように思う。
ちょうど今、教会暦では四旬節と言う、復活祭を迎えるを準備する期間で、復活祭の前日
までの日曜日を除く40日間のことを四旬節と言う。私たち信者は、キリストの受難を
記念して断食・精進(潔斎)を行う期間で、「心・体の我慢、節制」をしながら、回心を
したり、祈る大事な時期である。水浦神父はお説教の中で、3月9日からその時期に入って
すぐ起きた大地震が、何か神様がメッセージしておられるのではないか…と言われた。
私たちは、この回心の時期に、祈り、自らを律し、断食をして神様が私たちに何を望んで
おられるかをしっかり考えることを説かれた。
被災救援に対して私はどうしたらいいのだろうかと自問自答していたが、少し解決した
ような気がした。信者としてともかくは祈ることからだ…。
新年度を迎え、教会奉仕を通じて、気持ちもあらたまった。そして犬養先生の行事も
滞りなく終えることができ、節目よく、私の新たなスタートがはじまった。
犬養先生のお宅の床の間に飾られていた、大伴坂上郎女の歌碑の拓本の軸です。
奈良ホテルの道路を隔てた、東側の住宅街にある、瑜伽(ゆうが)神社の歌碑でした。
犬養先生が撰ばれた古写本の類聚古集に依って、本文を録したそうだ。


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