秋深し…。

西宮北口のギャラリーで、書道と篆刻の展覧会があり、ご案内を頂いていたので、最終日
でしたが、滑り込みで拝見することができました。
その帰り、阪急西宮北口駅の駅通路から見かけた紅葉の光景です。
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ロータリーを高角度で撮りたかったのですが、携帯電話の写真ですので、小分けです。
もうこんなに紅葉してたなんて…。驚きとともにしばし見とれていました。
普段の生活圏では、時間に追われる一方で、意識せずに過ごしていますので、
迂闊でしたし、でも少しほっとできたひとときでした。
展覧会は、西宮の甲東園にお住まいの岩田渓香さんの在席される粒粒会の作品展でした。
毎回、万葉にはこだわってくださっており、万葉歌と漢詩と篆刻のコラボです。
今回は、琵琶湖を賞でる詩という題で、巻13の3237と3238の長・反歌の2首を
選択されていました。そして、江戸時代に書かれた琵琶湖に関わる漢詩の書と、その一部分
をとらえた「文字」を篆刻で押印された、格調高い作品でした。
いつもながら本当に感心させられます。
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会場で、この会の師である故小山鳥雲氏の「上善水如」という書と篆刻があり、「おー、
お酒の名だ!」と思って説明文を読むと、水と言うものはすごいものなのでした。
水は、四角で丸でもいかような器にでもおさまり、また下方に沈み控えて、常に低い方へ
流れていく…要するにそのような謙虚さを持った生き方が、「上善」と言う理想的な生き方
なのだ!…。そのように心がけよとの教えがこの老子の言葉でした。そうなんや!
ちょっと賢くなったな…なんて、単純です。
ついでに、31アイスクリームで、先日の秋葉原のように「チョコミント」を食べたかった
のですが、今回はちょっと気分を変えて、「ホッピングソーダ」を注文。
オバサンはいつでも一人で平気です。(笑)
「上善ソーダ如」と、理想的な生き方は、ソーダのようにすっきりさわやかに!
なあんちゃって! ごちそうさまでした。


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