大移動!

昨年の秋以来の備前うたがたり会の講座。
年に2回のペースで続いている。もう何年になるかなあ。
昨年の1回目の7月は、手術・入院直後だったので、体調を気遣う家族に心配されたが、
私自身が楽しみにしているので、山寺さんが往復、車で私をフォローしてくれながら
無事に終えられたことを思い出す。長い期間にはいろんなことがあるものだ。
昨日は、自宅を出発してから「JRの人身事故で、運転に影響があるらしい!」という
連絡を受け、半信半疑でともかく三宮へ出たが、早朝の事故にも関わらず、3時間以上
たってもかなりの混乱状態だった。
備前の会場へは、姫路から相生経由で赤穂線へ乗り換え、西片上へ向かう。
まず三宮で「新快速」が来ない。100分遅れで動き始めた新快速で姫路へ。
しかし時間調整のためか、徐行個所が多い。姫路からの赤穂線ホームには、遅れた
特急「はまかぜ」が停まっている。おー、デイーゼル車だ。煙がすごい。
携帯電話の「乗り換えナビ」であれこれ検索しながら、悩んだ末、新幹線で岡山へ出て、
西から移動することに…。
ただし、移動と手続きに時間をとられて予定の電車に乗れず、ナビもやり直し。
山陽線に乗って和気で降りるか、遅くなっても赤穂線の西片上へ行くべきか。
最寄りの駅には迎えに来て下さる連絡をもらっていたので、私の連絡を待っておられる。
どうしよう!!!
岡山駅で今にも出発しようとしている赤穂線の電車があり、途中の「長船」までだが、
長船から西片上まで駅は3つくらいなので、ええいと飛び乗った。
「長船」駅へお迎えお願いします…と連絡をして、一安心。
あとは、いつもと違う電車の旅はまた楽し!
「西大寺」があった。奈良で今賑わう大和西大寺と名前は同じでも大違い。
ひなびた静かな駅だった。「邑久」駅。大伯皇女の生まれた海上の地名だ。
「長船」駅。刀剣の産地で有名なところだ。目的地の備前は「備前焼」の里であり。
都会からすれば、ひなびた過疎地に近いかもしれないが、歴史を刻み込んだ土地柄は
その素朴な風景になつかしさや郷愁を感じることが不思議だ。
おかげで、所要時間はかかったが、みなさんのご協力のおかげで、無事に講座の時間には
間に合った。お迎えの車にはお弁当も用意してくださっていて恐縮だった!
講座も新たな方が8名も増えたそうで、38名も集まって頂き、感謝。
1300年遷都祭でにぎわう「平城京」をテーマにお話ししました。
もちろん平成の歌垣の思い出話も含めて…(笑)
次回は9月ですが、はや来年の予定も決めた。万葉パワーは不滅です!
振り返ってみると予期せぬ激動の1日だったが、私はいろんな新たな経験ができることは
大歓迎なので、ハプニングも楽しい思い出となった。
しかし、明日は宝塚でカルチャー、明後日は西宮でコンサート…と目白押しの
スケジュールで、準備も伴うことから、かなりくたびれ果てている…。
がんばるぞ!


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