命の恩人

昨年、TSUBAICHIをオープンした時に、「お花屋さんですか?」と聞かれるほど
たくさんのお花を頂戴致しました。
サロン中、所狭しと置けども置けども余るくらいのたくさんのお花に埋もれて
本当に満たされた豊かな気持の中で毎日を過ごさせて頂きました。
もちろんお花と頂いた方のお名前を添えて、写真で保存させて頂いております。
アレンジフラワーやいくつかの鉢植えは差し上げたり、また薔薇の花束はドライフラワー
にしたり、そして最後まで女王のごとく優雅に咲き続けた胡蝶蘭は初夏まで、楽しむことが
できました。サロンのスタートを皆様が「花の化身」となって私たちを支えてくださった
のだと心から感謝しました。
ところが「花」の寿命が終わった後、無調法な私たちを見かねて、日本画家の舟橋芳秀さんが
「僕がお預かりして、また来年咲かせてあげましょう…」と鉢を6つも7つも引き取って
くださいました。その後お任せしっぱなしでしたが、4月10日のTSUBAICHI1周年記念
コンサートの折に合わせて最初に咲いた1鉢をご持参下さったのです!
昨年もう「花が終わった」であろう胡蝶蘭を見事に再生させてくださったなんて…。
感動で声も出ませんでした。
そして、昨日、第2弾に咲いた胡蝶蘭をご持参下さり…。感謝でいっぱいです。
鉢に寄せ植えしてあります。種類も4種類がわかりますか。
私たちのもとではあり得なかった「命の蘇り」でした。
特に不順だった気候の中で、お手入れも大変だったことと思います。
愛情をかけて胡蝶蘭を世話して育ててくださった舟橋さんに頭が下がります。
命の恩人の舟橋さん、本当にありがとうございました。
そして帰ってきた胡蝶蘭たちは、またサロンの「華」としてまた私たちを満たされた気分に
癒してくれます。
よかったね。私たちにはできなかったことでした。お花も喜んでいることでしょう。
プレゼントしてくださった方々にも、今年もまた花開き、美しい様子を見て頂きたい
です。「命」の実感をしみじみ味わったことでした。


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