東京大学に行ってきました。(本郷編)

東京大学のシンボル安田講堂です。
3月25日に甥が卒業するということで、一度探索したかった東京大学へ
最後のチャンスとばかり半年がかりの予定をたてて、行ってきました。
実は、昨年の5月の大学祭の時にに案内をしてもらうはずだったのですが、
私が入院という緊急事態がおこり、断念していました。
でも11月には、東大の駒場キャンパスでピアノレッスンというトピックスも
ありました…。(笑)
入学式は大学ではなく、日本武道館で行われますが、卒業式は大学構内で
行われるということを聞き、密かに予定をたてていたのでした。(笑)
おりしもの寒波と終日の雨天で、「晴れの日」も雨とは、これいかに!!!
濱田学長のお話は、この不安定な社会において、リスクを負うことの覚悟と、多様性を
もつことが、個々にとっても必要であると共に、社会の中でも「多様性」が試されると
して、「東大生」の能力や存在感がこれからの日本を支えていくのだと「東大」の誇り、
自信、期待に満ちたメッセージを贈られた。
OH、この中から、高級官僚、政治家、学者、企業マンなど日本のトップに立つ人たちが
出てくるかも…と思うと、臨席していることが楽しくなりました。
優秀なみなさん、どうぞ日本の為にどうぞがんばってね!!!
     
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東大の俗称とも言える赤門で…。
旧加賀藩の前田家の上屋敷の御守殿門なのですね。なんだか興奮!!!
(変なオバサンでした!)
私はいまだに「青春」への憧れ指向が強いことと、人生における「大学」での
時間は先々の人生のための試行錯誤ができる、また挑戦や失敗を重ねても許される
若気の至りも認められる、未成年から成人へと成長を遂げるための貴重な時であると
思っているので、子供達には進学をすすめますし、「大学」や「大学生」には大変
関心が深いです。
私自身が大学院へ進学した意欲もその延長上で、学問研究を若い人たちと共に
学んでみたいという気持ちも大きかったですし、学会や研究会でいろんな大学を
訪問できることは、とても楽しく興味深いです。
大学4年間を箱根駅伝に費やす若者、娘のように大学に籍だけおいたような状況
でも、「芝居」に情熱を費やす姿、東大を卒業する甥もバイトが本業のように、
ぎりぎりまで企業の開発部隊で活躍していたり、それぞれが、大学生活を何に
ウエイトをおいて過ごそうと、まったく自由だと思うし、それが許される貴重な
時期なのだと私は常々思っていました。
そして、京大は、かつて弟が在学中に「上田正昭教授」の授業に潜り込ませて頂いた
経験がありますが、キャンパスとしてやはり日本の最高学府である東大をぜひ見学
したかったのは、敬愛する犬養先生が、佐佐木信綱氏や久松潜一氏に学ばれた!
母校でもあることも興味の一つでした。また熊本の五高の残存する煉瓦造りの建物に
感動したことも記憶に新しいですが、旧帝国大学の風格はやはり歴史的景観の価値に
あると思うし、このたびは卒業式に参加することが目的でしたが、それ以上に大いに
満足できる有意義な経験ができたことをチャンスをくれたみんなに心から感謝しています。
(またフォトギャラリーで報告します!)   
まーくん、いつの間にかもう春から社会人なのね。おめでとう!
おだやかで、やさしくて、自然体のまークン、いや葵君。
彼にとっては「東大」も特別意識をせずに通過した大学生活の場所だったかもしれない
ですが、おばちゃんの「湿った松明のごとく」のハートを満たしてくれてありがとうね。
とっても思い出に残る1日でした!
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