政治に物申す!

またまた、血が騒ぎました!(笑)
東京都の都議会選挙が終わり、都政の第1党の自民党が大敗しました。
地方選挙であって、国政選挙でない?…なんちゃって?
どちらも政権交代の是非を問うて、大物政治家が次々と応援演説をして
いることの矛盾にもうんざりです。
今回の結果は、想像ができたこと。最近の地方の首長選挙にも見られるように
今の日本の現状から「国政」に対する不信や不安から、国民は何とか世の中を
変えてほしい、変わってほしいと望んでいる気持が、目先の投票行動に表れて
いると思うのです。自民党や民主党を受け入れ、評価する以前の問題です。
今の政権党「自民党へのNO!」、反体制への選択が「民主党」でしょう。
でも都政だって、民主党に変わったことによって、新東京銀行をつぶす方向に
行くでしょうし、オリンピック誘致や「オール与党」で石原知事と一心同体
だった行政が変わるというのも都民の願いが反映された結果とも言えますよね!
そう思うと、先週の兵庫県知事選を終え、近々の神戸市長選を控え、議会は
共産党を除いて、オール与党体制で現職を支える対抗馬もない首長選挙に
県民(かつての市民)として、情けなく思いました。私たち有権者の無関心も
「神戸空港の反対」をはじめとして、民意が通じない自治体へのあきらめが
悪循環を生んでいるようにも思います。私も地方分権への期待は大いにありますが、
残念ながら、地方ほど「政権交代」など考えられない、オール与党の体制が
無くならない限り、橋下大阪府知事の提唱する「首長連合」は無理ですね。
霞が関に物を申すどころか、行政側にベッタリ依存して「首長」の保身に精一杯の
人もたくさんいるようですから…。(余談でした。)
総選挙に向けて、国会議員の動きも活発なようですが、「国のために」「これから
日本はどうするのか」などと、肝心なことに触れることなく、議席を確保する
ためのドタバタ騒ぎ。
明治維新の頃の「日本国」のために命をかけた政治家たちと「志」のギャップに
職業政治家の今日、(世襲問題まで発生してくる)、地に堕ちたものです。
次期総理と目される鳩山さんの献金疑惑で、民主党を
追及していこうという自民党もKYですね。もちろん潔白な証明も必要ですが、
そもそも鳩山さんがお金持ちの政治家であることから、国民は目くじらをたてる
ような印象ではないように思うのですが、私だけでしょうか。
それより、仕事のない人や、年金が受け取れない人や、母子家庭など、格差
のある生活をなんとかしてほしいこの時期に、補正予算で税金のばらまきを
している「今の政府」を否定している国民の期待が、政権交代だと思います。
民主党に任せる!任せられない?…より、自民党から民主党に変わり世の中が
「チェンジ」することへの期待です。民主党が政権をとっても、軌道に乗る
までは時間もかかるでしょうし、未熟で当たり前です。
それでも世の中が今よりはましになるかもしれないという国民の「切実な思い」を
次の選挙に託したいことを、いまだに議員の人たちは、気づかないことに
日本の不幸があるのだと思います。
悲しいですね!


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