ラジオウオークひとりごと。
菊水丸さんから、ちゃっかりオタメを頂いてしまいました。恐縮(照)!
21000人の参加。予報と正反対で、夕方から好天に。
私たちも藤原宮のスタート地点で、オープンリハーサル。
そして、明日香村の万葉文化館で、イベントコンサート。
私たちは、万葉文化館では、ここのこけら落しコンサート以来です。
昨年、犬養先生の100年祭展示でお世話になった、部課長の方々、
守衛さんにご挨拶をし、あでやかな?姿を見て頂きました。
昨年からのイメージアップになったかしら。
いよいよ来年の平城京遷都1300年に向けた、序章のような今回のウオークは、
それなりに1年の変化も感じました。
講師の青山茂さん、猪熊兼勝さんもお年を重ねて来られたせいでしょうか。
主催者のご配慮でしょうか、歩くコースが短くなられました。
その分、猪熊さんは、文献上の遷都前夜のお話をもっとしたかったのに…と
残念がっておられました。
中村鋭一さんの「唱歌」を伴奏させて頂きましたが、黛まどかさんの合唱が
お上手で、感心。お若くて美人で、感性豊かな俳人…で歌もお上手!!!
神様は不公平ですよね。(笑)
黛さんは華奢なお見かけにかかわらず、よく歩かれますし、昨年から朝の
ジョギングを始めたとおっしゃっていました。
「五感で感じる」ままを「俳句」に…。素晴らしいと思います。
浜村淳さんの「浜村劇場」は圧巻でした。大津皇子と石川郎女の相聞歌、
そう私の「つれなく作りの歌」物語です。浜村さんは現代の稗田阿礼と言われて
おられるとか・・・なるほど、納得でした。
そして、菊水丸さんのこと。ラジオオウークは今回が最後だそうです。残念!
新聞紙上でも発表されたように、「新聞詠み」を卒業され今後「伝統河内音頭
継承者」としての道を歩まれることになられました。ラジオ放送も決着するとか。
室町時代発祥とされる河内音頭の歴史を大学で講義されながら、徐々に伝統河内
音頭の保存と次代に伝える活動への使命を強く感じられたようでした。
これからは、芸能から伝統芸術への大きな挑戦になられることと思います。
でも、絶頂の売れっ子の時にあってこそ、「原点」「初心」「自己」「使命」
などを考えられる菊水丸さんや、ちゃらんぽらんの大西さんや、健全な精神を
もって人生を歩まれる方に私は大変強く共感するのです。
そして、犬養先生がそうであったように、「実るほど頭を垂れる稲穂」のように
謙虚であり続けることは、人間として、もっともむづかしいことかもしれませんが、
それぞれにかわらない今のままのお人柄でいて頂きたいと思います。
話はもどって、スタートとゴール地点の私のご挨拶が短い…とあとで言われました。
やっぱり…と思いますが、私の前の方々がしっかり話される度にデイレクターの
「まき」の指図がでるので、それだけで素人の私はプレッシャーになります。
「早く終わらなければ…」という焦りが、大変簡潔なご挨拶になってしまったのですねえ。
皆様、失礼いたしました。
当日、その足でCDの録音スタジオへ。10時までがんばったあと帰宅したので、
お疲れの極み…。夕食をしたあと記憶がなく眠っていました。
でもひと山越えて、また越えて…。
返信を残す
Want to join the discussion?Feel free to contribute!