「なんちゃって万葉2」コンサート

岡本三千代の万葉歌を女声合唱や、弦楽四重奏曲などに編曲してくださる砂原由季子さん。
甲南女子校の後輩です。だから…というわけではなく、母校の音楽の先生が作曲をする私に
優秀な作曲家がいるから…と由季子さんを紹介してくださり、出会わせてくださいました。
縁は異なもの。由季子さんの従妹のあっこちゃんが、以前から私とヤマハ音楽教室の
先輩後輩の関係で、仲よくしていましたので、「砂原従妹」の偶然にびっくりしました。
それも甲南女子の後輩だったことも…。
今回のなんちゃって万葉は2回目です。私の「万葉歌」をよく知っておられる砂原さん
ですので、私の曲をまた違った風に演奏してみたいということで、2年前に第1回を
開催しました。ご主人のサックスと由季子さんのピアノで、「ジャズテイスト」の万葉です。
そして、歌には、われらが歌姫ともちゃんが参戦。
独特の大人の万葉世界が出来上がりました。とてもよかったので、「またやってほしい!」と
期待しての第2回目です。
今回も1部は、ご夫妻によるジャズ演奏。(残念ながら、ジャズは有名曲しか知らないので
曲が、難解、むずかしい!という印象でした。ごめんなさい。汗)
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そして2部はいよいよ「なんちゃって万葉」です。
なんと今回は、「越中三賦」に挑戦。映像もある中、がらりとイメージが変わりました。
同じともちゃん歌姫でも、曲想が変わると歌唱も変わります。
「祝婚歌」はジャズバラードが、また聞いていて涙が出るほど感動しました。
いや、感動して涙が出ました。
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本当に質の高いよい演奏会でした。
砂原さんの編曲もさながら、ピアノのテクニックがありますし、またプロのサックス奏者
柴垣安宏さんのこだわりもすごい。三人の練習にも立ち会いましたが、音楽バトルがあり、
一つの曲を仕上げていくのに相当の努力がありましたが、「私の曲」であることが、また
私の曲をベースにしてジャズ音楽になっていく万葉歌の楽しさは、とても痛快です。
私のスタンダードな万葉うたがたりと一緒に、このようなお洒落な演奏もご紹介できたら
いいな…と思ったことでした。
今日はウタヒメともちゃん、お疲れ様でした。


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