生活保護論争。

ツイッターにもつぶやいたことですが…。
明治25年に制定された基準のままであるとか、核家族化したことの変化だとか、
今更…という正論が声高に言われています。
日本って、憲法改正論、少年法などに象徴されるように、時代の鋳型には合わないと
指摘され、懸案のまま、本当に現実感がないと言うのか、よっぽどおめでたいというのか、
何か事件や問題があって初めて「問題」が再燃し、加えてコメンテーターと呼ばれる
タレントたちが、さも訳知り顔で時代に迎合した意見を言う…この状況にうんざりです。
嫌悪感さえ覚えます。
政治家って何のためにいるのでしょうね。原発稼働や、消費税増税や、解散総選挙の
ことばかりで、国民や日本のことを本当に考えているのでしょうか。保身だけね。
司馬遼太郎さんがお元気なら何とおっしゃるでしょうか。
芸人ゆえ、生活保護受給が取りざたされた感がありますが、昔は、「芸人」になって、
家族を養い、お金のためになりふり構わずやむを得ず芸人の道を目指した人も多かったはず。
今は、「美味しい」お笑い芸人です。
個人の事情はいろいろあるのでしょうが、私が悲しく、残念に思うのは、「親子の情」が
感じられないこと。
困窮した親に対して子供としてできること…の努力はないのでしょうか。
自分の生活は守り、確保しながら、他人や行政にゆだねることの神経が理解できません。
世間で明るみになって、弁解して、その内容も見苦しいこと。
自分の尊厳において生活保護を申請しない人もいれば、生活苦の中でも、親に仕送りを
続けている人、経済的な生活環境で進学をあきらめる若者…。
現実はもっともっと大変なことだと思います。
ともかく、指摘されて、謝って、受給をストップして、過去の分を返済する???
最低ですね。
日本人も成り下がった世代になったことが、悲しいです。


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