ボランテイア感謝会

  • 1ブール.jpg
  • ブール2.jpg

新春の昼下がり通信にも書かせて頂いたが、私の「音楽療法」もどきのボランテイアが、
はや8年目となった。
日頃クリスチャンであるという高邁な!?意識はなくても、神様の恩恵に与っているという
感謝の意識は大きいので、月1度か、2度のオルガン当番くらいは、信者として当然の
義務、奉仕だと思っているが、しかし、あくまで自分のことだけに関わることばかりで、
他者に対する…というか、社会に対しての信者としての「奉仕精神」の欠如の呵責が、
いつもある。
単に自己満足の世界ではあるが、自分の能力を生かすボランテイアができることは、何より
なので、講習を受けたことのある、くくれば「音楽療法」というジャンルで、高槻市にある
ミス・ブール記念ホームという施設のデイサービスに、2か月に1回の訪問を続けている。
このホームで多くのボランテイア活動をされている方々(年間のべ1200名とか!!!)
を労い、またボランテイア同士の懇親を深めることも目的として、1年に1度、施設主催の
感謝会が行われるが、私は今回3年ぶりに参加することができた。
入所者の方が季節ごとにみんなで作られるタベストリーがあるが、昨日の飾り付けは
うれしい「椿」で、思わず記念写真。
このホームも開設されて30年とか。私が伺うようになってからも、施設の拡充や、増築など
恵まれた敷地が、時代の要請と並行するように、次々変化をしつつある。
昨日も今春開設予定の「個人住居」施設棟の見学をさせて頂いた。
バリアフリーはもちろん、木目調のなつかしい優しさのある建物で、個室や共同生活室や、
見るからに快適で、居心地のよい居住空間が作られていた。このホームは人気があって、
入所希望者が順番待ちとか。
設備もそうだが、私はお世話をしてくださる「人」の魅力が大きいのだと確信する。
今回の感謝会では、参加の職員さんは、私が普段お目にかからない特養の介護の方々が
多かったが、デイサービスでお目にかかる、介護、看護、生活相談、その他担当者の方々が
みなさん明るくて、感じが良いこと。
老人や、病人は、不思議なことに自分に対する人に敏感に反応する。入所の方々の安定は
心の安定からくるのだと思う。ホームが人気があるのはわかるような気がした。
実は私も、お世話役の方々にお目にかかるのも楽しみの一つになっている。
たくさんのご馳走や、おもてなしを頂き、大変恐縮した。
残念だったのは、職員の方々がお接待に忙しく、一緒に食事をしたり、ゆっくり話ができなかった
ことかな。みなさんこそ、時々はゆっくりと体を休めたり、楽しむひとときを作ってほしいと
心から願う。
夕方、外へ出れば、雪が舞っていた。
「音楽療法」は、次回3月14日に伺います! いよいよ春になってるかな…。


0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA