OSKと打打打団天鼓コラボ「ブラインド」

2月8日に久しぶりの「観劇」。
娘の芝居など、時々見に行きますが、「芝居」という表現で納得しています。このたびは
「観劇」という言葉にふさわしい、商業演劇というか、大衆劇というか、楽しみに出かけました。
今月は、少し時間に余裕がある分、お誘いやご案内の行事に外出することが多くなり、
このたびの「太鼓歌劇」という新しい舞台を見に行くことができました。
OSKの舞台も久しぶりですが、実は15年くらい前に「明日香村で月を観る会」の
アトラクションで、私たち万葉うたがたり会とOSKが共演をしたことがあります。
私の万葉曲「恋歌」に合わせてOSKのスター4人が古代衣装を着て踊られたのですが、
その時の振付師が、打打打団天鼓で太鼓の指導をしておられる伊瑳谷門取先生でした。
またその時ご一緒におられたのが、「ブラインド」の脚本・演出をされた北林佐和子さんで、
その時のご縁から、「昼下がり通信」を送ったり、打打打団の舞台のたびにご案内を頂いて
いました。
この公演の「チラシ」ももちろん頂いていましたが、偶然関係者から、チケットを頂いた
こともあって、急遽見ることができた・・・というわけです。
芝居については、翌日観劇した大岡美佐ちゃんがブログでご紹介してくれていました。

会場はFM大阪のあるなんばハッチで、昔の近鉄小劇場の雰囲気がありました。
今回、OSKと太鼓集団の初めてのコラボレーションという試みだったそうですが、OSKの
歌って踊っての華やかな舞台の背景に太鼓のバックがありましたが、BGMでもあり、リズム
セクションでもあり、まったく違和感のない舞台でした。また作品も「ブラインド」は、
小泉八雲の「耳なし芳一」を題材にして、しかし芳一は現代人の設定で、平家物語の壇ノ浦
合戦の亡霊とのやりとりのように描かれていました。
折しも「平清盛」年間がはじまったこともあり、見ておられた方は、きっと平家物語をより
身近に感じられたのではないでしょうか。
始まる前に、入口でバッタリ伊瑳谷先生と北林さんにお目にかかれ、久々のご挨拶ができました。
お二人とも恐縮してくださいましたが、私もいつも気になっていた方々でもあり、その舞台を
拝見できてとてもうれしかったですし、やはりっとても楽しかったです。
OSKは、宝塚歌劇と双璧の老舗ですし、やはりそれなりの追っかけのおば様方が来られて
いました。艶やかで華やかな舞台は目を惹きます!!!
打打打団天鼓の迫力は、やはり素晴らしいです! 太鼓の響きは日本人の「魂」を揺さぶると
言いますが、メンバーの二人の女性がいい。太鼓も叩ければ、横笛の音色も切なく、オール
マイテイの活躍に感心しました。やはりこの時代の活躍は「なでしこ???」
久しぶりに「楽しかった~!」と思える舞台でした。
やはり、エンターテーメントの真髄はお客様を楽しませること、元気を与えることだと
実感しました。次回のコラボ公演が楽しみです。


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